十周年記念コンサート「Thanksgiving!!」 公演情報 ミュージカルグループMono-Musica「十周年記念コンサート「Thanksgiving!!」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    質の高さと美しさが楽しめる
     Mono-misicaの10周年記念コンサートなので、これまでのレパートリーから選んだ曲が披露された。キャストが女性だけの劇団なので、大方は、甘えがあるのではないか、と先入観を持つかも知れないが、杞憂である。歌の上手さ、確かさ、ハーモニー、声音自体の美しさと共に振付やフォーメーションの美しさにも極めて敏感だし、衣裳や着こなし、配色にも神経が行き届いている。ミュージカル劇団としての、質の高さが際立っている原因は、自らの立ち位置、作品との格闘を通して、自己批評がキチンとできている証拠だろう。こういう劇団に甘えはない。

    ネタバレBOX

      公演は2パートに分かれ、間に15分の休憩が入る。各演目の間、メンバーが交代でMCに入って繋いでくれるのも、10周年記念公演らしく自然で良い。更に。伴奏は、グランドピアノを使った生演奏なので、ピアノ大好きな自分としては、大変嬉しかった。作品の多くは、古典や歴史、小説、物語などを独自にアレンジして作られたものだが、今回は、コンサート形式なので、歌と振付がメインである。無論、アウトラインの説明はあるので、オリジナルの舞台をある程度想像しながら楽しむことができるし、歌われている歌詞で本質は掴むことができる。Clown’s Clownで始まったコンサートは、第七回公演の「墓掘り男と六本の煙草」、第五回公演「如月の砦」に移り、過去作品レアコーナーでは旗揚げ公演「月の鳴く音~Dr.Jekyll and Mr.Hyde~」から“月の鳴く音”次に「砂漠の花~Le Petit Prince~」から“砂漠の花”パート1のラストは、第六回公演「夜明けの風」だ。名を上げた各公演から数曲ずつが歌われる。
     第二部は、第四回公演「十六夜の桜」、第八回公演「花廻りの鬼‐魍魎薬師白夜奇譚‐」と進んだ後、2回目のレアコーナーでは「虎落の笛」から“夜の森の虎”、“白い獣”が歌われる。そして前作、第九回公演「アルバローザの花嫁」で本編は終了だが、これでは名残惜しい。大丈夫、最後にExtra Stageが用意されている。このパートは日替わりのようなので、歌われる曲は、実際に出掛けて確かめて欲しい。
     因みに、今回、行けなかったファンは、12月26日~28日迄、新作を六行会ホールで上演するそうだから、実際に出掛ける前には、再度、御自分で確認の上、出掛けて頂きたい。初めてコメディータッチの作品になるとか。
     ところで、この劇団、最初に上演した作品は「ジキル博士とハイド氏」をベースにしたものだが、無論、デュアリズムを問題とした作品だ。デュアリズムとは、善と悪とか、精神と身体とか、何かを論ずる時に、二つの独立した概念によって世界を解釈する考え方だ。近代哲学ではデカルトがその第一人者であるが、人間存在をも二分化してしまい、この論理ではアウフヘーベン出来ないという問題がある。だが、物事を一面的に眺めるという弊害から、この劇団は脱している。例えば、この作品の中でハイドによって救われた娼婦によって歌われる歌の歌詞は、深い悲哀に包まれている。これは、彼女が命の恩人と思い定めたのがジキル氏であったことから生ずる齟齬が、恐らくこの作品を単なる二元論で論じうる作品にはしていないからだ。他の作品も、あやかしと人、あやかしの棟梁の美しい人食い鬼、これらを束ねる者などと人の関係を描いていたり、と単調でない所が良い。それが、悲恋に終わるにせよ、恋の成就が示されるにせよ、まこと、女性の劇団らしく、恋と命を作品化した舞台は、美しく見応えあるものになっている。

    3

    2014/07/27 03:09

    0

    0

  • 杏さま
     返信が遅くなって申し訳ありませn。パレスチナの支援をしている自分には、
    ガザで虐殺が続いていることが、気懸りです。イスラエルが今まで出された国連決議を
    総て守るだけで、問題は簡単に解決するのは明らかなのですが、ホントウのことを大手
    メディアは決して言いません。金にならない、それだけの理由です。現在、欧米、オーストラリア、日本、イスラエルが目指しているのは、新植民地主義であり、その尖兵がイスラエルですから、利害が共通しているのです。中国、ロシアも大国としての覇権を狙って対抗しています。中露の周りに、ブラジル、インド、南アのゆるやかな連携がありますね。日米は、BRICSの新開発銀行設立に反対していますが、お門違い。手前らが散々悪いことをしておいて、その利権が脅かされそうになったり、対抗馬が出現することによって、今まで濡れ手に泡でできた商売が利潤を減らすことを見越して茶々を入れているだけなのは、ミエミエです。殊に、アメリカですね。日本は、宗主国に対していつも通り尻尾を振っているわけです。情けない。世銀にしてもIMFにしても、アメリカ利権のお先棒担ぎが露骨な時期が続いていましたが、フランス出身のラガルドは、流石に、慧眼です。現在専務理事ですからある程度の発言力、影響力が期待できそうですが、こういうとんでもない遠回りをしなければ、現在、政治、経済等々の中核に切り込むことはできないのが実情です。パレスチナ問題は世界中の矛盾の焦点ですから、尚更。ですが、弱者が犠牲になる構造はずっと変りません。ハマスの言っていることをイスラエルに呑ませてなんとか停戦にこぎつけたいものです。なんだか、難しい話になってごめんなさい。然し、原発問題を始め、戦争する為の国づくりが為されちる現在、女性も政治やメディアリテラシーについて敏感であるべきだと考えています。
    今後ともよろしく。
                          ハンダラ 拝

    2014/07/30 17:33

    ハンダラさま

    終演後に少しご挨拶させていただきました、モノムジカキャストのヤヤと申します。
    この度はご来場くださいましてありがとうございます!
    また、大変丁寧なご感想もいただき、嬉しさとともに恐縮しています。
    作品の世界に浸っていただけて嬉しく思います。
    どうぞ今後ともよろしくお願いいたします!

    2014/07/29 13:07

    ハンダラさま♪
    ご来場ありがとうございました!
    細かな部分にいたるまで観ていただけてとてもとても嬉しいです!
    終演後、過去作品を観ていないけれど楽しめたと
    おっしゃっていただけて、本当に安心いたしました。
    これからも、Mono-Musicaをどうぞよろしくお願いいたします!

    2014/07/28 09:17

このページのQRコードです。

拡大