Get a Life(ご来場ありがとうございました!) 公演情報 613「Get a Life(ご来場ありがとうございました!)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    他人と寄り添うということ
     シナリオ、演出、演技、効果、どれもバランスの取れた良い舞台である。
    (ネタバレ後ほど追記)

    ネタバレBOX

      臨床心理士(カウンセラー)、沢村の話である。彼は、現在、オペ担当ナースの奈津と同棲しているが、5年ぶりにかつて勤めていた病院に戻る。出戻りというわけだ。この空白期間、彼は航空会社の人事部で社員の精神面のサポートを行ってきたのだが、病院を離れたのには訳があった。彼の後輩の女性が相談にのってくれと電話をしてきたのだが、のってやらないうちに自殺してしまったのである。それで、自分が相談にのってやらなかったことが原因だと自らを責め、終には病院を去ることになったのだった。戻っても半年間は正規採用ではない。医局長の内籐 亮子が、正式採用の関門として指定したのは、末期癌患者の小峯 悟司、年は、30を少し出た頃か。結婚して6年。妻の慈子は、かいがいしく夫の世話をし、明るく振る舞おうとする姿が哀れを誘う。

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    2014/07/17 12:32

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