自然現象周期(19年間)と非行少年を結び付ける数奇…
「少年法」を扱えば、重苦しくならざるをえない観客もいる。
役者が笑わせよう、ミュージカルを熱唱し盛り上げよう、とすればするほど、むしろ「少年法」の忘却を否定し、強調させる。
『劇団ヨロタミ』は、コメディも得意であるように感じるが、毎回、私たちが日常から遠ざけたい「社会事象」を解剖する劇団だ。しかも、決して政治劇の策略とは無関係のため、大衆小説のごとく吸収し易いジャンルである。
夜空に浮かぶ「月」は19年周期で回っているらしい。
3人の高校生がかかわる「事件」と、自然現象が数奇的に一致するストーリーは、こうした題材を描く舞台からすれば「全く新しい見方」であった。
彼らの自由な思考が、「少年法」に囚われない人間ドラマを構成したのだと思う。
私は、「台詞」に言わされている役者を多数、見受けた。
「台詞」という尻尾に振り回された柴犬である。
さすがに主演・金藤 洋司あたりは
迫真の演技だったが、『ヨロタミ』のような実力派に一人、二人でも そうした役者がいると、全体評価に影響しそうだ。
しかしながら、毎回、金藤は「心に闇を抱えた壮年」を理知的に演じる。三作連続であり、パッケージ化した、といっても過言はないだろう。
男子高校生を演じた姿は「老けていた」が、「闇を抱えている」のにもかかわらず、正義心とか、優しさも装備している。
このカオスは結局のところ、こう指摘できそうだ。
つまり、二項論に陥いることなく、「朝産まれた卵」=人間ドラマを手に納める養鶏場従業員のように、その「生温かさ」=センチメンタリズムを大切に扱った『ヨロタミ』の本質である。
2014/03/05 21:09
如月すばる役(社長秘書&ツヨポン妻)の水谷千尋です(*^^*)
遅くなってしまいましたが、先日は『見て見ぬ三日月』にご来場頂きまして、本当にありがとうございました!!
そしてコメントを下さり、ありがとうございます。
いつも本当にありがとうございます(>_<)♪
monzanshiさんのコメント、何度も何度も繰り返し読ませて頂きました。
なんというか、哲学的というか、コメントを読んでいると、ヨロタミが凄くカッコイイ劇団に思えてきました。
もちろん、カッコよくありたい気持ちもありますが、違った意味で、そういう風に見て頂いているんだな……と、私は凄く新鮮で、とっても嬉しかったです(;_;)☆
ありがとうございます…!
さて、次回はヨロタミュージカル(予定)です!!
私は今回もそうでしたが、さらに歌って踊ります(予定)!!
きっとまたヨロタミの違った一面をお見せ出来ると思います(^^)
ご都合が宜しければ、是非いらして下さい。
monzanshiさんのご来場、劇団員一同、心より心よりお待ちしております!
本当に本当にありがとうございましたm(__)m
今後とも、どうぞヨロしくおタのミ申し上げます!!
ちぴよ(´θ`*)