地獄篇 ―賽の河原― 公演情報 鬼の居ぬ間に「地獄篇 ―賽の河原―」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    秀作だとは思うが…
    母親の愛情を悲しいまでに掘り下げた重厚な作品だ…と思っていた。しかし終盤、自分には信じ難い展開になった。自分の行為に対する悔悟と喪失から、一転、希望の”生“が感じられた後の行動が…。
    真に終盤までは、悲しいまでの心情、それを作り出している社会状況が十分伝わってきた。それは脚本・演出だけでなく、雰囲気ある舞台美術や役者の演技が相まって素晴らしいものになっていた。それだけに残念でならない。

    ネタバレBOX

    キミエが我が子を殺し、嘆き悲しみ、悔悟する。しかし、君枝に抱かれいったんは蘇生するが、結局は殺される。それを黙って見ているだろうか?あれだけ我が子を想い、深い愛情を描いておいてである。自分の感覚としては、必死に我が子を守ろうとすると思う。親より先に死なせないためにも…。

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    2014/01/26 23:54

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