幻夜 公演情報 観覧舎「幻夜」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    自由と孤独
    竜頭蛇尾

    ネタバレBOX

    開演30分前から自己陶酔型に歌い踊り続ける中野あきさん、私が入ったときには大滝詠一さんの歌を歌っていました。正式に始まると髪は汗で濡れていて、こりゃ大変なハードなお芝居になるなと心配しましたが、途中から富士のお山に座りっぱなしの単なるお飾りと化してしまい、今度は逆に身体が冷えて風邪でも引かないかと心配になりました。

    文(フミ)ちゃんとブンちゃんって、どっちもブンじゃん。ブンとフンじゃあるまいし、紛らわしい名前です。

    夢から覚めてもまた夢の中のような構図は芥川龍之介の「杜子春」のようでした。生まれてくる子供を押し付けるようないい加減な武(タケル)の生き様は銀ちゃん。富山の薬売りの寅さんもいました。一人の女性を追っかけながら走り続ける姿はまさにアリス、色々の寄せ集めでした。

    生活感のない武、どこに勤めているか自分でも分かっていないブンちゃん、色んな文ちゃん、全ては富士のお山のオリジナル文の妄想ですと。靴がテーマにでもならない限り夢の中では足元は気にしません。全員が同じ黒い靴を履いていたのはそういうことでしたか。

    自由に生きたようで、結局は一人取り残されたような感覚は良く分かります。

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    2014/01/13 02:48

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