わが友ヒットラー 公演情報 シアターオルト Theatre Ort「わが友ヒットラー」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    なぜ、今、この様式で、三島由紀夫なのか
    駅前劇場の使い方が新鮮でした。
    ランウェイのような舞台美術で照明も洗練されていて、
    全体的にデコラティブな空間のイメージと違う、かなり作り込んだ
    いかにもお芝居らしい演技をされていて、驚きました。

    チラシのデザインもいいと思ったのですが、実際のお芝居とは一体感がなかったように思います。

    三島戯曲は難しいですよね。特に長いセリフが多いですから、俳優個人の力量が試されます。
    長いセリフの場面は演出の工夫がもっと必要だったのではないでしょうか。
    ただ、私に合わなかっただけなのかもしれませんが…。

    ネタバレBOX

    『わが友ヒットラー』は生田斗真さん(ヒットラー)、東山紀之さん(レーム)が出演する
    蜷川幸雄さん演出作品を観ています。
    東山さん演じるレームの肉体、精神面での軍人のリアリティーを思い出しました。
    この作品ではなぜあの身体表現を選んだのかがわかりませんでした。
    衣装が部分的に和風だったのもなぜかしら。

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    2013/06/21 13:28

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