億万長者婦人故郷ニ帰ル。 公演情報 JAM SESSION「億万長者婦人故郷ニ帰ル。」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    台本の威力。
    パンフレットを読む時間がなくて、そのまま観劇に入りました。
    内容が本当に面白くて、書いた人は凄いなあ…と思ってましたが、
    原作はスイス人作家さんだったんですね。
    どこか日本人が求めるものと違うはずです(笑)
    大団円で終わるよりも、ああゆう人間の本質をむき出しにしたものの方が、
    どなたかが書かれてましたが、印象には残りますよね。
    面白かったです。

    ネタバレBOX

    演者さんは2日目だというのに、声が疲れ気味の人が多くて、
    それが気になりました。ところどころ何言ってるのか分からなくて、
    それが重要なシーンじゃないからいいのかもしれないですが、
    クレーレと、執事さんと双子ちゃんの声の良さを考えてしまうと、
    なんか勿体無かった気がします。

    あと気になったのが、BGM。
    日本語の曲をかけてしまうと、どうしても歌詞が気になってしまって、
    最後のシーンは不可思議な感覚に陥っていい意味で気分が悪く終わるという
    感じだったのに、BGMのせいで少し残念なことになってしまった気がしました。

    全体的に、とてもよかったと思うので、逆に少ない気になる箇所が
    気になってしまったという、私の個人的感想であります。

    お疲れ様でした。

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    2008/04/18 20:20

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  • ご来場いただきまして、ありがとうございました。
    そして観てきた!の「クチコミ」もありがとうございます。
    フリードリッヒデュレンマットは、近年の作家ですので、
    古典作品とはまだ違う面白さがあると思っています。
    台本も読んだ時点の印象と、やはり舞台にして演出がついた印象は
    全然違うものになっていきました。そこもまた面白いものであります。
    具体的なご意見ありがとうございます、参考にさせていただきます!
    今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

    2008/04/19 08:52

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