『熱狂』・『あの記憶の記録』3月に完全再演致します!!詳しくは劇団ページをcheck!! 公演情報 劇団チョコレートケーキ「『熱狂』・『あの記憶の記録』3月に完全再演致します!!詳しくは劇団ページをcheck!!」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    あの記憶の記録
    面白い。チラシデザイン思い出してウッってなる。

    ネタバレBOX

    ポーランド出身のイツハク(岡本篤)と兄アロン(根津茂尚)は、アウシュビッツ収容所にて、ユダヤ人の死体から髪を剃ったり金歯を抜いたり、その処理や、騙してガス室に送ったりした過去を持つ。終戦後イスラエルに移り、体験を打ち明けず家庭をそれぞれ持つも、アロンはそれを忘れようとし、イツハクはSS(ナチス親衛隊)ビルクナー(浅井伸治)の亡霊に悩まされていた。25年間ずっと…。

    子の徴兵と学校の教師・サラ(川田希)の件で、過去を告白するイツハク。ナチスの暴虐だけでなく、自分らの振る舞いも赤裸々にするが、やはり現れる亡霊のビルクナーは、イハツクの「罪」を問う。そしてアロンはイツハクが、ビルクナーを残虐なSSだという記憶へ書き換えていることを指摘。隠れていろと助言するビルクナーを絞め殺した事実を受け止めるイツハク…。

    単なるナチスの虐殺話に終わらない点が良い。家族に会いたかったビルクナー(の亡霊)からのメッセージで、妻・デボラ(竹田りさ)に「助けて」とかすかに言うラスト。憎しみの溢れる世界で、「家族」が美しく輝く瞬間だった。

    上の亡霊がイツハクの妄想であれば、憎しみは世界にあるものと言ったビルクナーの憎しみは、その家族の憎しみは、やはりまだこの世界に存在しているのだろうか。それとも誰かが癒したのだろうか。そうならいいなと。

    無くせないのなら分け合え、そして生きろ、という人間賛歌だった。

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    2012/11/09 01:00

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  • ご来場ありがとうございました。

    『あの記憶の記録』は、人間の一番小さい、身近な関係としての家族を描きたかったので、
    このようなコメントを頂けるのは、光栄です。

    2012/12/16 12:30

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