満足度★★
今回が一番つまらない
vol.1から全て拝見していますが、残念ながら、今回が一番面白くありませんでした。
今までの焼き直しが多く、それも、初披露の出来栄えから、相当レベルダウンのお粗末さ。
今までは、しっかりと骨組みされたエンタメショーでしたが、今回は、エンタメというよりは、コントが主体の余興程度の出来栄えで、正直ガッカリしました。
だいたい、パロディというのは、元になる作品が、誰にでも周知されていてこそ面白くなると思うのですが、今回の元ネタをどれだけの人が知っているのかもかなり疑問でした。
きっと、構成・演出家が大御所過ぎて、関係者は仰せの通りという感じなんでしょうね。(私が、何十年も前に、著作権料をお支払いする事務をしていた頃から、既に大家でいらしたので)
最近、よくお見かけするブラボーお兄さんの存在も、かえって、興を殺ぎました。
舞台とは無関係ですが、最後に、会場を後にする時、振り返って、見上げたら、幼少時の記憶の玉手箱のようなプラネタリウムの懐かしい投影機がオブジェのように窓際に見えて、心で、「さよなら」と呟きました。
私の好きだった物がどんどん過去の産物になって行く悲しさで、胸が張り裂けそうでした。