【追加公演決定しました!】『B4 paper books 2』 公演情報 劇団パラノワール(旧Voyantroupe)「【追加公演決定しました!】『B4 paper books 2』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題174
    【黒】18:30受付&開場〜19:00開演〜21:00〜休憩10分〜21:20終演、予定通り。本編3作、休憩後に共通演目。重い話が続いていたので、これは時間は短いが、とどめにさらに「凄い」のが出てくると思っていた…休憩中かかっていたのは、昨晩みた芝居にもあったバッハ(主よ〜)…のでありましたが、思いっきり笑わせてもらいました。

    ネタバレBOX

    前回の「Recover」からですのでまだ2作目です。だいたい海賊さんということなので、しっとり、うっとりとかうっかりとかそんな芸風じゃないんだろうなと思いつつ階段を下りると、今回も海賊の餌食になったのか衣装のような台本のようなものが...。

    舞台、天井から1本のロープ、左右に丸椅子、客席は椅子が4列、聞こえてくる音楽はなぜかアメリカン。

    「ジャック・ザ・リッパーたるために」、後継者のオーディションでしょうか、男性4人、女性5人によるバトル。艶やかな女優さんをみることができ、視線は自然と下手へ。ブサイクで高齢の娼婦役のはずなのですが、足を組み、上から下まできまっているし、ブラ全開、男を誘う仕草、冷たい目線…なので前のほうに座りましょう。

    「きこりと木の精」ダークなファンタジー、枯れきった木のようなボロをまとった...人のようであって人ではないものが立っていて、きこりは足元から切り倒す...場面転換し、真っ赤なハイヒールと白い足...きちんと揃えられた足首だけ。周囲にはいくつもの切り株、事件なのか、捜査官が。ここでも最初は樹皮をまとっていたのが、それを剥ぎ取り生皮のような薄着になって「家」をつくる...。

    「黒髪と魚の足とプレシオサウルス」、自らの足を切り落としては、繋げるショー、ドラッグと狂気にとりつかれた捜査官が修羅場をつくりだす。

    「シュルレアリスム宣言」、どこまで即興なのでしょう…「ひろし」の告別式にやってきた劇団員一同、一人ずつお焼香と今日のセリフひとこと、ここから劇団員の中でも、肩がプルプルと震え、笑いをかみ殺しています。もちろん客席ではそんな遠慮などあるわけがありません。10分だけでしたが、とてもとても楽しい時間でした。

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    2011/10/28 22:16

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