INDEPENDENT:2ndSeasonSelection / JAPAN TOUR 公演情報 インディペンデントシアタープロデュース「INDEPENDENT:2ndSeasonSelection / JAPAN TOUR」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    一人芝居。
    十本を休憩を入れれば、七時間弱かけて観劇。
    体調が万全ではなかったためというのもあったが、
    さすがに疲れる。
    ここまで来ると観劇も体力勝負。

    十本もの作品を見るとどれもが面白いとは言えない。
    (単純に好みの問題もあるだろうが)
    とはいえ、どれも役者の実力を感じさせる作品だった。

    が、「いまさらキスシーン」「頼むから静かに聴いて。」は
    頭一つ飛びぬけていたと思う。
    次点で「スクラップ・ベイビィ」。
    別枠で「101人ねえちゃん」といったところか。
    あくまで個人的な感覚だが。

    ネタバレBOX

    ・いまさらキスシーン
    噂に聞く柿食う客のテイストのラスト。
    それにしても、玉置さんはさすがの表現力。
    あれだけのスピードであのせりふを言ってのけるかつぜつ。
    安定した実力。圧倒された。

    ・暗くなるまで待てない!
    ストーリーがうまく出来ていた。
    しかし、物語のうねりはよくもわるくも短編か。
    とはいえ、役者や脚本・演出の実力を感じさせた。

    ナミオとのエピソードが一つあってもいい気はしたが、
    蛇足なのだろうか。
    教団の話、蛇が二つ絡まりあってのくだりなどは、
    うまく出来ていたと思う。

    ・101人ねえちゃん
    演劇的な面白さというよりはコントのような。
    いい意味で肩肘を張る必要のない作品。
    気軽に笑えた。大塚さんのキャラが光る。

    作品としては平々凡々である。

    ・マラソロ
    わいせつな表現が多かった作品。
    ただそれがギャグなわけではなく、全体としてシリアス調。
    そこまでやるか? と引いてしまう場面もチラホラ。
    加藤さんの実力はうかがい知れたが……。

    同じテーマなら別の表現もしくは、ややソフトでもいいのかも知れない。
    物語としての躍動感、スピード感も特になし。

    ・0141≒3088
    帰ってきて、感想何かを読んで、
    ようやく作品趣旨を理解する。

    独特な空気感でひたすら食べることを続ける芝居。
    満たされない女が食べ続けていると言うのはわかった。
    そして、言われて見れば食欲と性欲って繫がるよねぇ……。

    ともかく、おいしそうに食べる栄田さんの姿は好きだった。

    もう一回見たら、分かることもあるのだろう。気になる。

    ・頼むから静かに聴いて。
    夫を刺した女・カナちゃんの情状酌量の承認として、
    証言をする友達のオカマ女、
    それを傍聴席で聞いていると思しき、カナちゃんの兄の二役で
    進められていくお話。

    個人的には一番よかった。
    立ち振る舞いで演じ分けるさまは、お見事。
    衣装が足をそろえるとスカート、
    かっぴらくと男らしい服装に見える点も秀逸であった。
    よく考えられている。

    感情的な演技も非常に好みだった。

    聞けば、関西中心の方らしい。
    またこっちに来ないものだろうか。

    ・スクラップ・ベイビィ!
    声を作った演技はあまり好きではないのだが、
    全体の空気、世界観とマッチしていて、
    違和感を感じさせない、Sun!!さんの実力。

    短編、一人芝居でこの世界観の構築はあっぱれ。

    ・或るめくらの話
    個人的な集中力の問題もあったが、
    話が全編津軽弁(というのもよく分からず)だったため、
    ストーリーがてんで分からず。
    メチルアルコールを飲んで失明して、和尚に助けられた。
    みたいな大筋は分かっていたが、
    芝居の魅力を味わえず、無念。

    ・赤猫ロック
    30分間よー走るなーと思い見ていた。
    走りながら一定のリズムで、放火が趣味の父親の話をする。
    明るくやるものの、内容は怖い。

    「私の父ちゃん、放火が趣味や!」
    頭に残るフレーズである。

    ただ、ずっと走り続けるのではなく、
    感情の変化により止まったり、速度変わったりが
    あってもよかったかも。
    また、ストーリー展開は割りと単調であった。

    ・はやぶさ(MUSES-C)~星に願いを
    カッコイイ、スタイリュッシュな舞台。
    はやぶさを擬人化したストーリー。
    身体表現や照明、音響は素晴らしい。
    演技力も高く、エンターテイメント性が高いものだった。

    ただ、そのせいか割とさらっと流れた気がする。
    常に向かう先が希望であり続けすぎて、
    絶望を感じなかった。
    全体の緩急があればよかった。

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    2011/08/08 03:25

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