ぺタルとフーガル 公演情報 熱帯「ぺタルとフーガル」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    ソシオぺタル・ソシオフーガル
    バンコクのホテルが舞台の群像劇。ツアーの添乗員とかガイドとか客とかホテル従業員の人間模様がじんわり沁みてくる舞台。

    キャラもたった人物たちの気の利いたセリフと上手い演技で「100分だけのバンコクの旅」を楽しめました。

    ネタバレBOX

    要は、添乗員らの裏舞台を描いた舞台なのだが、それぞれのエピソードが魅力的だった。
    別島(芳賀)と品川(金沢)の関係は、最後のやりとりのさわやかさが印象的。別島の叫びには笑わせてもらった。
    岩佐(岩崎)と見城(松尾)の寂しくも前向きな話も好き。

    その他、エリートっぽい巻木(佐々木)や巻木に好意を見せる客の大石(野坂)・稲垣(寺西)、ひたすら明るくポジティブな葛岡(後藤)、P吉田(森田)、いかがわしい江面(秋山)、ややお堅い八瀬(菊池)、バックパッカー志望の蓬莱(斉藤)など、登場人物が舞台上でうまくハマっていた。
    ちなみに、レック(奥村)がコミカルで好き。


    バンコクらしくなのか、静かな立ち上がりだったけど肩肘張らずにリラックスして楽しめた満足の舞台だった。

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    2011/07/09 14:25

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