わたしのゆめ 公演情報 ガラス玉遊戯「わたしのゆめ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい!
    一つのことをテーマに議論して、こんなに真面目でこんなに面白い作品ができるなんて、まるで『十二人の怒れる男』を観ているようでした。

    そして、各人が持つ心の傷までえぐり出すとは、よくもここまで練り上げたものだと感心しました!

    ネタバレBOX

    キッザニアで採り上げられている職業などに就いている父兄を呼べば波風が立たないのでしょうが、キャバ嬢だとあれっと思う感覚って何でしょうか。

    私も最初は会計事務所で働く女性と同じように、キャバ嬢を呼ぶ必要はないと思いました。アンケートも参考にこそすれ縛られる必要はないと思いましたが、キャバクラで働くお母さんの、事務職員だって会計士先生の手伝いをしているに過ぎない発言にドキッとさせられました。

    そして、そんな議論を通して、みんなは社会の構成員で誰かの役に立って報酬を得ていることを再認識するとともに、職業には貴賎はありませんが、各自が各々の職業の意義を自覚して我こそはという自信を持つことができるようになりました。素晴らしいと思います。

    頑張って勉強しても誰でも公認会計士になれるわけではありません。しかし、学んだことを活かして専門職として事務面では先生以上に実践的に働いているでしょう。キャバクラで働く女性の「女の喧嘩には負けたことが無い」、凄いインパクトがありました。

    二人の授業対決が見物ですね。

    そして、大工の奥さんの洞察力も良かったし、若い男性教師の本音はありつつもきっちりと仕事するところも良かったです。

    セクハラ攻撃や卒業文集を読むことになる伏線の張り方も素晴らしかったと思いました。

    議論が白熱して全員が硬直するシーンなども、動かない演技に緊張感が感じられました。

    本当に素晴らしかったです!

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    2011/05/17 17:43

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