Tsukasanの観てきた!クチコミ一覧

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売春捜査官

売春捜査官

劇団EOE

都内某所(東京都)

2015/12/21 (月) ~ 2015/12/21 (月)公演終了

満足度★★

次回に期待
昨年の12.21、昨年絶対エースとのお別れは多くの客演を迎えての盛大な公演であった。客演陣の主力も力のある役者を揃え、満足いくものであった。今回は、絶対エースなき後の第2章ということで、期待と不安が入り混じった気持ちで観に行ったのだが、劇団員1名、客演3名という布陣。役者が長続きしない劇団であるが、予想通りブログに名前の出ていない隠れ劇団員の姿は見ることができなかった。終演後、O氏と一階の焼肉屋で、過去の劇団EOEを懐かしみながら、今後の展開について語り合う。敢えて今回公演の感想は述べないが、昔の劇団EOEによくあったガツガツした「てっぺん取ったる」という役者を早く育てて欲しい。
当初予定されていた次回公演案内がなかったが、おそらく主宰は満を持してその時を遅らせたものと想像する。
今回は絶対エースが前説で元気な姿を見せてくれたのが、収穫であった。

十一ぴきのネコ

十一ぴきのネコ

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2015/10/01 (木) ~ 2015/10/17 (土)公演終了

子供には、もっと夢を魅せてあげたい
多くの子供が観劇していたが、グズる子もおらず、安心して観劇できた、初めて舞台で北村有起哉さんを見たが、流石の演技であった。小さい子は、ここで見た様々なシーンをいつまでも鮮明に覚えていることと思うが、もうすこしメルヘンチックなものの方が沢山夢を持たせてあげられるのではなかろうか。特にあのラストは何を意味しているのか、子供たちはどう受け取ったのだろうか?

マンザナ、わが町

マンザナ、わが町

こまつ座

紀伊國屋ホール(東京都)

2015/10/03 (土) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

熊谷真実さんの演技最高
紀伊國屋のような小さなホールではやはりマイクなしの肉声での演技が観られるのが嬉しい。五人の女優さんたち、いずれも好演であったが、やはり熊谷真実さんの演技は群を抜いて素晴らしかった。
エンディングは予想通りではあったが、井上ひさしさんらしいほのぼのとした仕上げとなっていた。

2015生命のコンサート 音楽劇「赤毛のアン」

2015生命のコンサート 音楽劇「赤毛のアン」

DGC/NGO 国連クラシックライブ協会

東京国際フォーラム ホールC(東京都)

2015/10/16 (金) ~ 2015/10/18 (日)公演終了

満足度★★

劇中に韓国グループの曲は無い
劇中に何故何の繋がりもない韓国グループの曲を入れるの? 集中が切れてしまう。幕間の休憩時間に入れるべきであった。
ミュージカル自体は、それなりに楽しめた。

生涯

生涯

9PROJECT

劇場MOMO(東京都)

2015/09/29 (火) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

死に際でとちってたまるかよ
以前は地方に住んでいたため、つかこうへいとの出会いは、エッセイや小説が最初であり、その後映画であった。舞台を観たのは阿部ちゃんのモンテカルロが最初だったと思う。生涯という作品に関しては、小説のポックリソングを30年以上前に読んだのだが、未だに鮮明に記憶に残っている。やはり台詞が強烈なんでしょうね。奇しくも先日のNHKでラジオドラマが再放送されたのだが、偶然というにはあまりに出来過ぎている。つかさんの魂が呼び寄せたのではと思ってしまう。
渡辺、小川、高野のチーム、前作も良かったが、今回はそれ以上に熱が入っていた。死に際のじーさんが元気過ぎるような気もしたが、それだけ死に際にかけているということなのでしょう。終活なんて言葉がなかった時代にこの作品、どれだけ先を見据えていたのでしょうか。つかさんの発想力にはいつもながら驚かされます。
次回作はかけおちとのこと、1983年にNHKで見たとき、やはり強烈な記憶を残した作品です。また楽しみが増えました。

龍馬を殺した女たち

龍馬を殺した女たち

Unit Blueju

座・高円寺2(東京都)

2015/07/30 (木) ~ 2015/08/01 (土)公演終了

満足度★★★

Aチーム
ミュージカルとの触れ込みであったが、歌は残念ながら期待以下であった。ピアノとパーカッションの生演奏は良かったのに残念である。お芝居の進め方も、常に一人二人の絡みが多く、そこにいる人たちトータルでの躍動感が伝わってこない。話自体は面白く作ってあると思うのだが、、、。

テキ屋の子供

テキ屋の子供

ふくふくや

駅前劇場(東京都)

2015/07/08 (水) ~ 2015/07/20 (月)公演終了

満足度★★★★

終わり方がね、、、
浜谷さん、海さん、中村さんの演技、とても良かったです。那須野さんの役は付け足しのようで、見せ場も少なく、消化不良でした。本作のラスト、終わり方はどうもね、個人的には残念な終わり方でした。もっと他の終わり方はなかったのかしら。

「二等兵物語〜満州駅伝〜」「龍馬伝」

「二等兵物語〜満州駅伝〜」「龍馬伝」

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ つつじホール(東京都)

2015/07/08 (水) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

龍馬伝
高野さんの総司、素晴らしかったです。龍馬伝という割には、相良さんの見せ場が少なかったのが残念でした。殺陣も唸らせるものがありましたが、つか芝居独自のハイスピードハイテンションがやや欠け、これはもはやつか芝居とは呼べない別物と感じました。勿論、つかさんの原作とは言え、今回初めて戯曲化したものなので、別物と言えばそうなのでしょうが、何か物足らないものを感じたのは私だけでしょうか。もう少し完成度を上げて再演頂きたいと思います。

「二等兵物語〜満州駅伝〜」「龍馬伝」

「二等兵物語〜満州駅伝〜」「龍馬伝」

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ つつじホール(東京都)

2015/07/08 (水) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

二等兵物語
つかしばい独特のリズムがあり、非常に楽しめた。AKTでは珍しく女性のみのダンスも軽快でした。原作を膨らませて配役も増やしていたが、これはこれで面白かった。決してホモではない杉山さん、特攻帰りもどきの吉田さん、共にベテランの味が出ていました。もう一度観たかったです。

瀬戸の花嫁

瀬戸の花嫁

ものづくり計画

萬劇場(東京都)

2015/06/03 (水) ~ 2015/06/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

見入った2時間余
2時間を超えるお芝居は、途中で集中力が切れたり、腰が痛くなったり、時には辛いものだったりする訳だが、本作は兎に角面白い。飽きることなく見入ることが出来た。登場人物が非常に多いので、訳が分からなくなるのではと危惧したが、一人一人個性的に描かれており、そんな心配は要らなかった。またその一人一人が、個性的かつ魅力的であり愛すべき人達。こんなお芝居が見たかった。そして、2時間余後には、見た人は誰もが優しく幸せな気分になれる。役者さん達は芝居が上手く安心してみることが出来た。楽しみにしていた広島弁ですが、ほぼネイティヴでしたね。ネイティヴの私が保証します。とにかくいいものを見せていただきました。

ホームルームは終わらない

ホームルームは終わらない

すくらんぶるえっぐ(活動終了)

ザ・ポケット(東京都)

2015/04/29 (水) ~ 2015/05/04 (月)公演終了

満足度★★★

うーん、消化不良
個性的はキャラを大勢用意したのは良いが、それが話の展開に上手く絡んで来ない。もっとハチャメチャな展開を期待していたのだが、この設定ならばもっと意外性が欲しかった。

Garden that you loved

Garden that you loved

salty rock

レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)

2015/04/23 (木) ~ 2015/04/29 (水)公演終了

満足度★★★

千秋楽ALL
千秋楽ALLを観劇。伊織さんは劇団EOEの客演で二度拝見したが、表情豊かな女優さんという印象があり、是非一度salty rockもと思い観に行った。正直、ストーリーが難解で、理解するのに時間がかかる。もう少しシンプルな方が楽しめたと感じた。ただ、伊織さんの一人芝居は楽しめた。

カノカタ

カノカタ

t2 produce

Geki地下Liberty(東京都)

2015/04/21 (火) ~ 2015/04/26 (日)公演終了

満足度★★★★

気の合う仲間が集まって
気の合う仲間が集まって作ったお芝居という触れ込みであったが、プロジュースの時津と那須野恵コンビ、脚本の渡辺は北区つかこうへい劇団以来の同志であり、鈴木万理江もAKTステージの準劇団員ということで、なじみのメンバーが多い。他の出演者の方々は初めてお目にかかったわけだが、実力派揃いで、90分間飽きることなく楽しむことができた。
何でも出来る、何にでもなれると思っていた少年時代、その後は一つ一つ夢が消えていく人生、でも何時だって頑張ればまた夢を見ることはできる、そんなことを感じさせてくれる清々しいお話でした。

広島に原爆を落とす日

広島に原爆を落とす日

松竹

サンシャイン劇場(東京都)

2015/04/14 (火) ~ 2015/04/23 (木)公演終了

満足度★★★★

壮大なストーリー
つかこうへい作品の中で最も壮大なストーリーと言ってもよい作品である。小説版を戯曲化した舞台も時々あるが、本作は戯曲版を再現したものであった。戯曲は残念ながら書籍化されていないため、読むことは叶わない。各劇団とも上演に当たっては何らかのルートで台本を入手しているのであろう。今回はつかこうへいに師事した錦織一清の演出であることから、可成り初演のものに近いのではないかと想像される。
これまで、筧さんや馬場徹のものや北区AKTステージのものを見たことがあるが、やはり台詞の量は半端ではない。戸塚は、本作でつか芝居が三作目となり、安定したステージを見せてくれた。脇を固める北区関係の三浦、逸見、小川、杉山、そして胡蝶の演技が光った。
出来ればもう少し良い席で見たかった。

小林一茶

小林一茶

こまつ座

紀伊國屋ホール(東京都)

2015/04/06 (月) ~ 2015/04/29 (水)公演終了

満足度★★★★

日本語の美しさ
五七五に凝縮される心情、風景、侘び寂び。日本語の美しさを改めて感じさせられた舞台だった。大道具、小道具も綺麗で、舞台をさらにあざやかに彩っていた。久々の井上ひさし作品であったが、これを機にこまつ座通いも良いかもしれない。

OL最前線~熱海殺人事件売春捜査官より~

OL最前線~熱海殺人事件売春捜査官より~

ThreeQuarter

JOY JOY THEATRE(東京都)

2015/03/21 (土) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★

アナザーストーリーと思っていたが
売春捜査官のアナザーストーリーと思っていたが、登場人物こそ多くなっていたが、かなり原作に忠実に作られていた。部長刑事役の方は滑舌も良く、表情も良いものがあったが、演技をする際の所作がややぎこちなかった。熊田刑事役の方、最も安定した演技をされていました。海辺のシーン、何故部長刑事が演じなかったのか、残念でなりません。最後の死にかけたという台詞の辻褄が合っていません。全体的にはほぼ満足行くレベルと言えます。

「戯作 肉体だもん」

「戯作 肉体だもん」

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2015/02/20 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

逞しく生きる人たち
敗戦間もない日本で逞しく生きる人たちのエネルギーを感じる物語でした。前説や幕間のアナウンスも凝っていました。全編オリジナル曲だったのでしょうか。個人的には昭和の名曲の方が時代を感じるのではないかと思いました。二時間余の熱演、満足しました。

つかこうへい TRIPLE IMPACT いつも心に太陽を

つかこうへい TRIPLE IMPACT いつも心に太陽を

RUP

紀伊國屋ホール(東京都)

2015/02/24 (火) ~ 2015/03/02 (月)公演終了

満足度★★★★

AKTのメンバーがたくさん出ていて満足!
前週のロマンスに続いての観劇。ロマンスは見慣れているが、本作は初めてかもしれない。ラストシーンの違いは、つかこうへいの歴史を語っていたものとして興味深い。昔の作品は自滅型で救われないものが多かった。後年はハッピーエンドに拘わるようになったのだが。本作は発表された時代から考えて当然前者で、カマの悲しい末路を示している。
前週の杉山さんに続き、武田さんもオカマ先生を好演。AKTを退団した大石の熱演も久々に見ることができた。
また、柳下大も以前大山金太郎でみた時から随分上手くなっていた。

「売春捜査官」「熱海殺人事件〜友よ、いま君は風に吹かれて」

「売春捜査官」「熱海殺人事件〜友よ、いま君は風に吹かれて」

★☆北区AKT STAGE

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/02/18 (水) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

D
今年はこの公演で5チーム観たことになる。大山役の大江は、昔の逸見代表を彷彿させる演技で、AKTに似合いの役者であった。主演の森原は声量があり、滑舌も悪くない。ただ、若干表情の変化が足りない。特に明るい笑顔がないため、今ひとつ華がない印象を受けた。
今回の新人で誰が劇団員に昇格出来るのか、気になるところであるが、私としては、男性では大江、女性では鈴木を強く推したい。

つかこうへい TRIPLE IMPACT ロマンス 2015

つかこうへい TRIPLE IMPACT ロマンス 2015

RUP

紀伊國屋ホール(東京都)

2015/02/17 (火) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

カマ芝居の第一人者
イケメン俳優中心のメンバーであるため、学芸会的要素はやむを得ない。また、何と妙齢の女性が多いことか。その中で光っていたのが、北区AKTステージの杉山圭一、紛れも無いカマ芝居の第一人者である。全ては杉山が盛り上げ、完成に導いた舞台であった。流石としか言いようがない。

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