とーどーの観てきた!クチコミ一覧

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無事終幕!『おぶ・ざ・でっどな夜 弐』次回公演は5月!

無事終幕!『おぶ・ざ・でっどな夜 弐』次回公演は5月!

JOHNNY TIME

エビス駅前バー(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/04 (火)公演終了

満足度★★★★

読めない展開
初JOHNNY。展開が読めそうで読めない。でも激しく意表を突いてきそうだけどモデレート。なんとも二律背反なバランスを持った芝居で癖になるかもしれない。

入口近い席がベスポジかも。

あえて言うと、役者さんのルックスが皆さんかわいらしいというかきれいというか観ているのは心地いいのだが、なんかもっと強烈なキャラがいてもいいのかな、と思った。

島田さんがゲストの会でラッキーだった。

騒音と闇

騒音と闇

革命アイドル暴走ちゃん

相鉄本多劇場(神奈川県)

2014/02/14 (金) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★

14日20時
なんとなく「若い」感じ。

なんとなく「控えめ」な印象。

物販もなんとなく「半分」の人数。

匂いは、いつも通り?


でも観れてよかった。まだまだこれから進化していくのだろう。
満足度はまあまだまだ新しい方向に進化するんでしょ、ということで。

多分、上手後方が自分にとってはベスポジのような気がする。

補足:とっても暴走ちゃん推しです。

ネタバレBOX

新しい・爽やか。バナナでは見なかった役者さんもいい感じの人ばかりで
好印象。

一方クセがなくなったかな、とも思った。演出かも知れないが飛び抜けて個人芸として目を引く人・場面がなかったのが残念。

といっても、他の芝居でも存在感がある満間さん、石澤さん、七瀬さん、嵯峨さんなどはやっぱり印象には残る。(今回は下手前列からみたので一部しか観きれていないが)

音源も新しいものが多いのでまだこちらもなれていないからかもしれない。

いずれにせよ、「できたばかり」のチームだからこれからに期待!

書き忘れた。寺山修司は減点。
乾杯の戦士

乾杯の戦士

ホチキス

エビス駅前バー(東京都)

2014/02/04 (火) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★

あるワンシーン
あの表現はくる。

ネタバレBOX

3話構成で、最初の1話はなんとなく、話が見えないのでもやもやする。
2話で、とんでもないふざけた話が見えるのだが、1話のもやもやが少し晴れて3話の流れが見えてくる、という構成は素直に面白かった。

中身自体はもうひとひねりほしいかな。なんか、特殊な雰囲気の話なので、入り込みづらかった。

最後、母親が息子を想ってお金を払うシーン。小銭まで出すシーンでうるっときてしまった。あの少し取り乱した感じがまさに秀逸だった。
さらば箱舟

さらば箱舟

オーストラ・マコンドー

吉祥寺シアター(東京都)

2014/02/06 (木) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度

なぜ、観てきたが増えないのかなあ。
私には、残念ながら肌が合わない部分があった

売り切れになっているのに、観てきたが増えないのはなぜ?
で終演しても、観たいの3分の1以下?
なぜ、どうして?とっても悲しい気分。

こりっちに書くような人は観ないってこと?
それともこりっちユーザ減っている?
それともそれとも・・・・・・。

ちなみに満足度☆1つにしてますが、本音はマイナス100つぐらい。

あとラストのアクトがいいシーンなのかもしれないが、個人的に拒絶感強し。

ネタバレBOX

(ちなみに元の映画は観ていないので、あくまで、この作品を観てのコメントです。)

創作にかかわっている人たちが、本当に「いいもの」を作ろうと真剣に考えていたのか疑問にもつことがいくつかあった。あくまで個人的にそう思っただけなので、ほんとにそうかはわからないが。

個人的に思ったことを素直に記します。

まず、あの貞操帯。考えてあの表現にしたのか?結構どういった表現になるのか楽しみにしていたのだが、がっかりした。
表現でいうと「すいか」。なんだあれは。ふざけているのか。

また舞台上についても、
「無造作」におかれたモニター。いつの設定の話?しかも、あの位置にああおいて、見た目美しいとでも思うのか?
POLICEの表示。これも、ばかにされているとしか思えない。

テレビカメラを使うのも、意味がわからない。
別のシーンでもAKBの歌が入っていたり。

あと、衣装。
まったく統一感がないから、正直、小学校あたりの学芸会かと思うぐらい。
(注:各保護者が勝手につくるから、なんか違和感を感じる、というニュアンス)
洋風の帽子や、現代的なデザインのシャツ、スタジャンも考えてこうしたとは思えない。

ここまで、とことん考えつめたという様子が見えないなかで、最後なぜ脱ぐ?その必然性がまったく感じられなかった。だからいいシーンなのかもしれないが、まったくそうは思えなかった。
(もし、「裸スーツ」を着ていたのなら、それなら返って納得がいくぐらい)
脱ぐ、ことのインパクトだけを追いかけているのなら、悲しい、としかいえない。観る方も。


あと80人であることを考えたのか?あれなら40人でやっても同じに見えるように思える。
最後のほうの上部両脇でやっている振りも、そろってないし・・・。

考えた上でのことなのかもしれないが、私には、まったく考えていないようにしか見えなかった。
今日までこりっちのコメントが一本もなかったので、危ないのかなあ、と思っていて期待値を下げて観たにもかかわらず、ひどい印象だった。

現代を混ぜていることのあったのだろうが、それが、なにかしらの「深い」意図があって、それを考えに考え抜いて、こういう形になったとは感じれなかった。

おまけ:
声が明らかに枯れている人が出ていた。体調の問題はあるが、だとしたら代役を立てるべきだとおもった。その人がやらないと作品が変わってしまう、というようには到底思えなかった。
ぴえろのうた/さくらはうす

ぴえろのうた/さくらはうす

くりあらんすきかく

pit北/区域(東京都)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

ちょっと涙腺に
ちょっと涙腺にきた。

よーく考えるとなんだかよくわからないところ(=描き切れていないところ)もあるのだが、感覚的になんかうるっとしてしまった。

全体として、ちょっとばかりうざいキャラクターはいるものの雰囲気が心地よく流れていく。なんか余韻がいい。

ネタバレBOX

さくらさんの、コミカルだけどかわいらしいそしてなんか全体を暖めるような雰囲気がいい。

狂言誘拐の二人組でなんかしんみりさせてくれた流れもあるのだろうが、最後のピコピコハンマーはきいた。

まあ、ピコピコハンマーに書いてある文字がえらくふざけた感じはしたが。

話はよく考えられていると思います。もう2深まりぐらいあるともっといいが。
でもなんとなくこういうネタは気持ちが入ってしまうんだなあ。
曲がるカーブ

曲がるカーブ

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2014/01/09 (木) ~ 2014/01/23 (木)公演終了

満足度★★★★

迫力あり!
やっぱりクロムモリブデンは、迫力ある芝居を見せてくれる。
役者さんの動き・表情に見とれてしまう。(今回は渡邉とかげさんと久保貫太郎さん)

欲をいうと、テンポというか話の展開がもう少し早くてもいいかと思った。
ただ、たぶんこれは個人的に今気持ちが時間に追われているので余裕を持って観れなかったからなんだと思う。

もう一回観たかったな。

或る夜の出来事

或る夜の出来事

或る夜の出来事

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/12/25 (水) ~ 2013/12/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

おっさん芝居
個人的には、こういうかっこいい、けどどこかだめなおっさんたちものは好きです。

かっこいいおっさんたちでした。服装がおしゃれで見習いたい。

欲をいうともっと場面に人が多くてもいいかも、と思った。

ネタバレBOX

エピローグも観ました。映像的にすごくいいですね。
あれは、「ゴリエ」ではないですね。まったく逆だ。

結構わかりやすく話が進んでいくので素直に楽しい。
女店員もわかりすぎる。わかりすぎ過ぎて、マンガっぽく見えたのはあるが。

4人のジェントルマンは、それぞれエッジが立っていて中に入り込んでしまう。
晴れ、ときどき束縛、のち解放/アマリリス

晴れ、ときどき束縛、のち解放/アマリリス

santacreep

RAFT(東京都)

2013/12/24 (火) ~ 2013/12/28 (土)公演終了

満足度★★★

晴れ、ときどき束縛、のち解放
何書いてもネタバレになりそうなので...。

ネタバレBOX

終わりよければ...、という感じ。

最初のうちは話の筋が見えず、もやもやしたり、登場人物にいらいらしたり。
ちょっと想像しにくい(気持ちが入りにくい)話だったかも。

ただ、終わり方は、とても自然にかついい形でまとまったかなあという感じ。

(関係ないけど)会場がすこし寒かった。
プラトニック・ギャグ

プラトニック・ギャグ

INUTOKUSHI

駅前劇場(東京都)

2013/12/25 (水) ~ 2013/12/29 (日)公演終了

満足度★★★

H2O
なんとなく「思い出がいっぱい」という感じだった。

いい意味でも悪い意味でも劇団自体、大人の階段を登り始めているような印象を受けた。シーズン2の始まりなのかもしれない。

いつもながらオープニングの1曲リピートは頭に残る。

ネタバレBOX

オープニングきますね。その後もっと来るかと思いきや少しおとなしめに進んでいく。

後藤さんの妙な落ち着きと、椎木さんと竹田さんの妙なマシンガン台詞が印象的だった。

アメリさんのセーラー服姿がしっくりきすぎていてびっくり。

別の作品でもそうだったが、ラストで石澤さんが「特異な」感じになって突然終わるのは、ちょっと尻切れトンボ感が。
個人的には彼女のシリアスなアクトが観てみたい。
ことし、さいあくだった人(終了しました。良いお年を)

ことし、さいあくだった人(終了しました。良いお年を)

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/25 (水)公演終了

満足度★★★★★

最終日リピ
話がわかっているからなのか、よくわからないが、
登場人物それぞれの表情が豊かでそれを追いかけているだけで楽しくて仕方ない。

追記: DVDについていた写真ばっちり。確かにこれは、「ここで、撮影しないでください」だ。

ネタバレBOX

メインの2人の掛け合いはもう「心落ち着く」ぐらい楽しい。

起伏の激しさでこちらがどぎまぎさせられる「理さん」。
唇がそれこそワナワナして震えている「明子さん」。
右眉の動きが強烈な「先輩」。
なんとなくしわくちゃなんだけど、まっすぐピンとした感じの「木佐貫」。
なんとかこらえて冷静さを保とうとしている「麻美」。
かわいらしくてダサい「課長」。

どのキャラも運がないなあと感じつつ、いい仲間になるんだろうなあと思った。

ああ、楽しかった。
SとNの間の香り

SとNの間の香り

カミグセ

PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★

水が流れるような
水が流れるように、静かに、時折しぶきがあがるような感じ。
心地よく観れる。

うまく想像させるような行間がまた心地がよかった。

ネタバレBOX

衣装がそろっているからなのかもしれないが、なんとなくモノトーンというか単一感というかそんな印象を与えてくれる。

全編通して、穏やかなテンポで流れていくのがいい。
一度クローンが入れ替わるタイミングまでは普通に流れて行ったが、
その後からいろんなことが見えてきて、話は深くなっていくし、
最後はある程度「想像に任せている」部分がある。

ラストシーンはとてもいいと思った。

ただ、その前の、3人がどたばた走り回るシーンは、足音とかがバタバタ感があって、唯一違和感を感じた。
治天ノ君

治天ノ君

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2013/12/18 (水) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

厳か
観終わった瞬間のこの複雑な気持ちはなんだろう。

各々の登場人物の人としての生き方が深くかつ明確にセリフと演技に織り込まれていて、それが大正という時代と天皇という厳かさを背景にしているので、いろんな意味で圧倒されたからなのだろうと思っている。

まあ、こんな示唆深い作品をもし学生の頃、もっというと中学生ぐらいで観ていたら人生変わっていたんじゃないだろうか?それがくやしい。くやしくてたまらない。

(おまけ)
台本頂きましたが、500円は安すぎる気がする。ちゃんと製本されてあの枚数だと、手間賃もでないのでは・・・。

ネタバレBOX

まず、観終わった瞬間感じたのは「絶望」。2つの意味で絶望した。

1つめは各登場人物がそれぞれ軸を持って素晴らしい生き方をしていることに対して。
人物像が含みのあるセリフと、気持がこもった芝居に落ちているので、深い。
自分と照らし合わせたときに、自分の人としての浅さに絶望した。
出てくる登場人物のように、確固たる価値観を持っているか、と問われると答えられない。

もう1つの絶望は、(芝居そのものの感想から外れるが)物事の捉え方。
話とその表現が、これだけ深く、それでいてシンプルに伝えられるこのチームの才能に対する嫉妬なのかもしれない。

とはいえ、芝居としては、ポジティブないい話。登場人物すべてから感銘を受けた。これが複雑な感情になってしまった要因。

明治天皇の威厳も強烈。あれは一つの目指すべき姿だと思う。
また、皇后の存在感はすごい。

原のまっすぐさや大隈の政治家としての自信は一つの生き方を示してくれている。大隈の神棚の話は、的を射すぎているぐらいぐさっときた。

大正天皇夫婦のありようが温かなものを感じる。
かたや、昭和天皇の考え方も理解できる。

深い。ほんとに深い。
すべてはまだ頭の中で整理しきれていないのだろうが・・・。


目頭を押さえた

目頭を押さえた

iaku

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/12/12 (木) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★

微妙な人間関係
微妙な人間関係とその変化がうまく描かれている。
特に修子の変化が流れの展開をリードしていた。

中谷家の主がいい感じだった。話のタイミングが絶妙。

言葉がちょうど自分のネイティブに近かったのでそれが影響しているのかもしれないがとても臨場感を感じた。

ネタバレBOX

確かに面白いシーンもあったがちょっと観客が笑いすぎかと思ったシーンがあった。観る人それぞれだとは思うが自分的にはシリアスに観たほうが雰囲気に合っているように思った。

例えば、先生が主と写真についてはなしているシーン。
ことし、さいあくだった人(終了しました。良いお年を)

ことし、さいあくだった人(終了しました。良いお年を)

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/25 (水)公演終了

満足度★★★★★

Restroom
純粋に面白かった。混じりけなしのコメディ。と言ってもいろんなタイプの楽しさが詰め込まれていて、具沢山。

気に入った役が多すぎてうまく書ききれない。
衣裳もいい。というか衣裳がはまりすぎているぐらい。

この「劇場」はとても好きなのだが、Restroomの存在の大きさに気づいた。全体の配置がうまく使われている。

後方席中央少し入口寄りがベストポジションかも?

ネタバレBOX

伊丹さんのセリフでもあったが見終わってこちらもいい意味で疲れた感じ。

どの登場人物もクセがあるのだが、子どもっぽいというか素直というか「いい人」っぽいクセで楽しいどんちゃん騒ぎ。

一番面白かったのは、動画を取り始めるところ。それまでのシーンの盛り上がりもあって思わず指差してしまった。行儀悪くてすいません。

その他にも面白かったこといっぱい。
菊地さんの焚き付け方はこっちの気分を盛り立てる。
書きたいこといっぱいだけど羅列になりそうなので割愛。

ラストシーン、それぞれのエピローグみたいで印象的。関さんと平塚さんしかみれなかったので他もまたみてみたい。
空想、甚だ濃いめのブルー

空想、甚だ濃いめのブルー

キ上の空論

新宿眼科画廊(東京都)

2013/12/06 (金) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

Bチーム - 手触り感
ブルーというよりは、結構ホワイトというイメージだった。

話自体は、飛んだものでなく素直な感じだったが、
演技としては、いくつかの意味で非常に面白かった。(ネタバレに)
特に、2人の男性陣(宮崎さん・津和野さん)は七変化で楽しい。

ネタバレBOX

「どかして入る」というのがわかりやすくて好き。
場面展開がくどくなく、それでいてちゃんと行間が埋められるぐらいの間隔なので、観ているほうの想像力をちゃんと刺激してくる。

「言葉」にこだわっていたかどうかは実はよくわからなかったが、その言葉の世界に自然に取り込まれていたからかもしれない。
ものすごく自然に中に入って行ったし、頭の中でストーリーを考えていた。
たとえば、ありきたりかもしれないが、高橋さんの件は、私もどこかで「二股」や「悪い男」を想像されられていた。(まあ、これは、つっちーの「ピンチ」という言葉に誘発されているのだが)

全体に(袖にいる時も含めて)役者さんの感性が出ているような気がして、なんだか楽しかった。

あと幕の間での中島さんのコメントも、「リアルタイム」感があって新鮮。

どういう形で創り上げていったのかよくわからないが、制作過程とかどうやって積み上げていったのか気になる。

野良猫の首輪

野良猫の首輪

sons wo:

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/12/04 (水) ~ 2013/12/07 (土)公演終了

満足度

字幕
あの英語はわざと?

ネタバレBOX

開始3分でこのセリフ形態、セリフまわし、ジェスチャーが80分続くとつらいなあ、と思ったらそうなってしまった。

英語もそれに合わせたのか、えらくひどい英語だった。

気持ち的には、一部で終わって欲しかった。
ハミングインウォーター

ハミングインウォーター

Pityman

中野坂上RAFT(東京都)

2013/11/27 (水) ~ 2013/11/28 (木)公演終了

ふわふわした水玉空間
3人芝居。それぞれの場面でのそれぞれのセリフが「水玉空間」のような印象を与えてくれる。

ぎっしり詰まっててんこ盛りでもなく、すかすかでもなく、それぞれが水玉模様をもっている。

強いて言うと、その空間が交わっていないように思えた。意図的かどうかわからないが、その分もったいない気がした。

売春捜査官

売春捜査官

carne

OFF OFFシアター(東京都)

2013/11/05 (火) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★

超満員
開演時間にいったらほぼ70人目という超満員。こんなのは久々かもしれない。

芝居としてはよくできている。熱っぽく演じられるし、話の主題(主題自体を私が正しくとらえているかどうかは不明・・・)が明確に伝わってくるし。

ただ、出来すぎているが故になんか物足りなさを感じたのも事実。
物足りなさというか、主題が2世代前のもののように思えただけかもしれない。


2年前を観ていて、その時ものすごい衝撃を受けたので、期待値が高かっただけなのかもしれない。

ネタバレBOX

野口さんの変幻自在な演じ分けには驚愕。

アリランの花の話の前にあるコントみたいなシーンが、わざとなのかわからないがアドリブっぽく見えるし、役者さんもうすら笑いしているし、間延びしている感じがして、緊張感がここで少し切れてしまった。

そのあと、久々に牛牛にかつほぼ地べたに座っていて、身動きとれずお尻と腰に来てしまった。

ただ、話としては、組み立てがばっちりだしよくわかる。

素顔同盟【全日程終了!ありがとうございました】

素顔同盟【全日程終了!ありがとうございました】

劇団東京ペンギン

王子小劇場(東京都)

2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★

パンフレットのイメージ
パンフレットのイメージがとても作品のイメージを表しているように思う。
すっと感覚にしみ込んでくる感じで最後まで進む。

個人的に好きだったのはステレオで心地よい水の音。
全体にとても雰囲気のいい芝居だった。

おまけ:
教科書で読んだ覚えがないのは、私の時代にはなかったからなのか、やったのに覚えていないのか、授業でやらなかったのか、まったくわからない。

おまけ2:
書き終わって気付いたが、記念すべき私の「観てきた」200本目!
きりのよさもまた心地いい。

ネタバレBOX

仮面が最初のうちはモノトーンな感じがして、かつどうしても発声が少しこもるので聞きづらいところもあったが、

美術も美しいし、照明も大人しめ、音もきれい、ということで音がついている絵画を観ているような感じで心地よかった。

一方、仮面をつけているため役者さんの表情が見えないので、話はわかるのだが、文学的な才のない私は、どうしても話の理解を感覚に頼ってしまうので、本当の主題がわからなかった点は残念だった。

少し、大人数での振りにばらつきがあったように思うが、雰囲気はとても好き。小刻みに首を振っているシーンとか。




【ご来場ありがとうございました!】退カヌコビヌカエリミヌヌ

【ご来場ありがとうございました!】退カヌコビヌカエリミヌヌ

ロ字ック

サンモールスタジオ(東京都)

2013/11/02 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★

人を想う・愛するということ
勝手な受け手の感想をいうと、
いろんな形の想い方やその表現の仕方があるんだなあ、と思った。
それぞれ、差異がわかるように描かれているので、参考になる。

ただ、結構、個人的には「距離を置きたい」世界でのお話で、想像でしかないが、それだけ「リアル」に表現されているのかもしれないのはすごい。
だからこそ、嫌悪感やイライラ感も持ってしまい、気持が世界に入らない。と同時にこうなのかもしれないという納得感を頭で自分も感じながら。
気持が入らず、頭で理解するので、すこしすっきりしない後味。
しかも、ひっぱるような後味。なれると好きになれる気もする。

役的には、小山田さんの存在感と中島さんのかっこよさとユキのかわいさとタマミのアナザーワールド感が印象的だった。

95分

ネタバレBOX

いくつかの想いの形が描かれているが、もっとそれぞれのエピソードを深く観たかったように思う。個人的にはあっさり、腹3分目という感じで、小腹がすいた感じ。それがすっきりしない感の原因かもしれない。

あと、堀田さんは別の芝居で3,4度観ていると思うが、脱いでいないのは初めて。役柄にぴったりのいい雰囲気だった。あれなら男も惚れるというのは納得。私も惚れそう。

一番のもやもやは、ぬいぐるみの位置づけがちょっとわからなかったこと。

あとは個人的なものだが、少し田舎の様子、という意味でリアリティがあるのかもしれないが、このシチュエーション(わけもわからずつるむ+意味のない先輩後輩+村意識のようなもの)が好きじゃないので引いて観てしまっていたので、感情が入らなかった+二度のたばこの匂いで集中力が切れてしまったのは残念。

あと、冒頭のセリフ(カップラーメンとフランス料理の話)は相当期待したのだが、カップラーメンの麺じゃなくて面ばかり描かれていたのは残念。しかもそのカップラーメンを食べたあと底に残っている化学調味料みたいな話に感じたので、もう少し描く場所に広がりがあったらよかったのにと思った。

その他:”おばちゃん”のうるささは笑えるのだが、なんか個人的に距離を感じてしまう。

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