かぼちゃの観てきた!クチコミ一覧

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こんにちは、母さん

こんにちは、母さん

studio D2

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2013/03/22 (金) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

ザ・下町
親子のお話であり、ご近所同士のお話であり、ほんわかしつつも、息子の母親に対するどこか一線をおいていた態度には子供心に悲しいできごとがあって、大人はそれを忘れる。情けないけど、ほんとにそうだと思う。わだかまりが溶けたら楽になるんだろうけど、そうなるまでには時間がかかる。もう一回観たらもう少し理解できたかな、、、

ぶっ壊したい世界

ぶっ壊したい世界

劇団TEAM-ODAC

青山円形劇場(東京都)

2013/03/13 (水) ~ 2013/03/20 (水)公演終了

満足度★★★★★

現実と夢
夢というか、理想に近いかもしれない。人とはすべての人が本音で生きているわけではないと思う。心の声のままに生きる事ができたら、人に弱音をはけたらどんなに楽だろう。意地も時と場合には捨ててもいいプライドだと思う。何もかもひとりで抱えず、さらけ出せたら春一とシュンイチは仲良く慣れたのになと感じる。初観の劇団さんでしたが、こころにいい意味で、傷跡を残してくれた。タイミングが合えば、また観たい劇団さんのひとつとなりました。考え込む作品でしたが、じょうえんしてくださり、ありがとうございましたm(_ _)m

啼いた、曼珠沙華

啼いた、曼珠沙華

激団しろっとそん

MOVE FACTORY(大阪府)

2013/03/08 (金) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

大正ロマン
妖を退治する銅と灰羽。その銅に取り付く空狐。喋ることのできない華。人は一人ではいられない。誰かのそばにいなければ、いてくれなければ、どうにもならない生き物。銅が華に対して妹のように感じたのは、自身が人と関わらないようにいきてきたからかと感じたり。華のやったことは、悪ことではあるけれど、責めることはできない。そばにいたかっただけなのだから。個人的に好きなお話ではあった。暫くおやすみして、また元気に帰ってきてください。

The Chair

The Chair

坂本企画

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2013/03/02 (土) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

運命めいたもの?
今回は少し頭をひねりました。特に浮ぶ青。解釈が難しく、どう自分の中で噛み砕くか。沈む赤は噂を信じ、それを家族にいわなかった少年の苦悩。けして座っただけでは死ぬはずのない椅子。ただその人の『運命』がその時と重なっただけのように感じつつ、本当にそんなものがあるのだろうかと思わなくもなかったりする。リバーシブルのマントが可愛かった☆

さよならジョバンニ

さよならジョバンニ

ルドビコ★

シアターサンモール(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

尊いもの
命とは誰かの犠牲で成り立つわけではない。それでも『どちらかしか助からない』となった時、人はどの様な行動を取るのか。それが母と子供の場合は?母は子を想い、子は母を想う。当たり前の事だけど、その事を改めて感じたお話。ギンガとリュウセイ、どうかそのまま幸せに。
ルドビコ★さんの休止最後の公演、観に行く事ができて本当によかった。ありがとうございましたm(_ _)m

ロックオペラ モーツァルト

ロックオペラ モーツァルト

ネルケプランニング

梅田芸術劇場メインホール(大阪府)

2013/02/22 (金) ~ 2013/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

光と影
モーツァルトとサリエルの人生は互いに出逢わなければ、平穏なものだったかもしれない。でも出逢ってしまった。それにより、光と影が生じ、妬みやそれに対するジレンマが生まれた。サリエルはモーツァルトを失い、その後の人生はどうだったのか気になる。そして演出、衣装、音楽がとても素敵でした。ミュージカルではない『ロックオペラ』まさにそんな舞台でした。

ランドる

ランドる

837B

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2013/02/09 (土) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

満足度★★★★

コメディ
コインランドリーで起こるドタバタ劇は久々に大笑いをさせて貰った。いろんな理由でそこにいるのは、本来の自分でいれるからかなと思ったり。素直でありたいけどなかなかそうもいかない世の中。『自分の気持ちは自分のもの』結構この言葉は個人的に突き刺さったというか。大笑いしつつ、考えさせられました。勿論楽しかったのはいうまでもありませんが(笑)

ごんべい~大阪冬の陣~

ごんべい~大阪冬の陣~

ゲキバカ

HEP HALL(大阪府)

2013/02/08 (金) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★

男前
火消し衆のお話とのこと。殺陣だけでなく、そこにダンスが加わることで時代劇のようであってそう出ない感じがいい。個人的に鶴屋南北さんがいい味を出されているなと。南北がじいさまとばあさまから聞いた話を物語っているが、果たしてその二人の正体は?ごんべい役の西川さん、かっこよすぎる。初めて石黒さんの男役を観た気がする(笑)菊池さんの恋太郎。名前の通り少しぐらいロマンスあってもよかったかなとも感じます。野村さん、コロさんの男前っぷりには惚れそうになりました。ちなみにコロさんは女性ですが、ほんとにかっこいい☆花道もありそのあたりが、歌舞伎との連動さも感じられいいなと。ちょっとだけ気になるのはおりんと花吉が、逃げ回るシーン。もう少し短くてもいいかと感じてしまった(>_<)都合で一回しか観れませんでしたが、もしまた再演なるものがあれば二度三度観たくなります。

ネタバレBOX

ちょいとだけ、ダンスバトルがあります。ブラック★タイツVS梅棒の。これも見ものです♪♪
Angel Fang~天使の牙~

Angel Fang~天使の牙~

激富/GEKITONG

ABCホール (大阪府)

2013/02/01 (金) ~ 2013/02/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

個人的に
ある意味、悪女なヒミコには驚きました。でも、そうならざるおう得ない彼女の心情もわかる。テラスは何も知らずというか、そうなる『運命』なるものが複雑でならない。殺陣もかっこよく、あまり男臭くはありませんでしたが、見応えはありました。

ネタバレBOX

今回のテーマは『愛』。仲間への愛、親子の愛、自分への愛、異性への愛。どれがかけてもならないもののように感じました。それぞれの『愛』の対象となる方々が素敵でした。
短篇集:几帳面独白道化師

短篇集:几帳面独白道化師

バンタムクラスステージ

劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)

2013/01/18 (金) ~ 2013/01/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

安定感
客演脚本はその方々の色がでていて、それを演出された細川さんの苦労が窺い知れる(>_<)几帳面はロス市警の女性警官が『ノート』に気持ちを乗っ取られた時の表情と我に帰った時の表情がよかった。チェーホフはまさかの作品が面白おかしくなっていたが、最後の彼の行動の意味は何を示すのか気になる。ジャガーは小野さんの綺麗さに驚かされた(^◇^;)ダニーとチャズの配役が初演の逆となり若干頭が混乱したが、この方があっている気がした。オクラホマはまさかの笑いが起きる作品とは思わなかった。最初のサスペンスっぽいのは、、、ずるい。ウルリヒ教授は大まかな変更はないものの初演よりもテンポが良くまた、アビエルの銃の構え方がかっこよかった。そしてウルリヒ教授はやはり木下さん以外似合う方はいないと感じた。タナトスは今回の配役の方が落ち着いて見えた。丈太んのケンジが、前より優しい感じがでていてよかった。演出も変わっていたが、その方がわかりやすく感じた。短篇集でありながら、見応えは十分。どちらも一回しか見れなかったのが心残り(>_<)

リーゼント 総理

リーゼント 総理

ツラヌキ怪賊団

ザ・ポケット(東京都)

2013/01/16 (水) ~ 2013/01/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

面白かった☆
タイトルを聞いただけではどんなお話がわからなかったのですが、観て本当に面白かったなと(o^^o)あり得ない題材なのですが、そこが舞台。あり得ることのように感じるから面白い。面白いだけでなく、仲間への思いや愛する人を守れなかった悔しさであるとか、そんなことも書かれていたので、それもよかった。一度しか見れませんでしたが、楽しい時間を過ごさせてい打だきましたm(_ _)m

11人いる!

11人いる!

公益社団法人日本劇団協議会

紀伊國屋ホール(東京都)

2013/01/10 (木) ~ 2013/01/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

いろんな思い
宇宙大学に入るため、難関をくぐり抜けてきた受験生たち。実力を試しにきたもの、自分の一生が掛かっているもの、のちに自分がここにきた事を知るもの。いろんな思いが交差し、そして助け合いながら思いやりながら一つの事を成し遂げる。簡単だけど一番難しかったりすること。最後のあの台詞は心に響く。また彼らに会えた事に感謝しますm(_ _)m

ゼロ

ゼロ

Blue Shuttle

ABCホール (大阪府)

2013/01/11 (金) ~ 2013/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

忘れてはならない事
身体一つであそこまでいろんな事、ものを表現するというのは凄い。OPのダンスシーンも去る事ながら、自分の思いとは裏腹な結果が出てしまったり、感覚が麻痺してしまったあの時代。悲しい事であり語り継がないと行けない事。あの時代があるからこそ、今の時代が私達がいるという事を絶対に忘れては行けない。今年初の舞台がこの作品でよかった。もう一度観たい。何年後でもいいので是非再演をして欲しいです。本当にありがとうございましたm(_ _)m

ロミオとジュリエット

ロミオとジュリエット

ファントマ

ABCホール (大阪府)

2012/12/24 (月) ~ 2012/12/27 (木)公演終了

満足度★★★★★

まさかの
私の中で絶望編、希望編のどちらもいいと感じ、どちらも時間があればもう一回ずつ観たかったと思わされた。大人な『ロミオとジュリエット』そして本来の『ロミジュリ』では最初にでてきてすぐ消えてしまうロザラインが最後の最後でロミオに対してした行動は、、、ただただ愛する人を独り占めしたいという『女心』がさせた行動に感じた。ロミオとジュリエットの立ち位置も本来とは違い、こんな解釈の仕方もあるのだと関心と驚きと嬉しさがあった。今年最後の観劇がこの作品でよかった。何年後でもいいのでまた再演して欲しいと願います。

True True True

True True True

DACTparty

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

青春と感じた
いろんな悩みを抱えながら、クラスメートには本心をあかせず、
ネットの世界で本音を吐き出す。現実から逃げたくなる気持ちはわかる。自分もそうだから。ただそれだけでは自分のからを破る事ができない。友情も愛情もどちらも失う。本音で語る事ができた時が旅立ちの時なのかと。そして最後のガチバトルは必見!とても見応えがあった。どちらが勝つか、観てる側もドキドキしながら見守る。あれがすべてアドリブというのが凄すぎる。もっと観ていたかった。二回しか行けなかったけど、観にいけてよかった(o^^o)

SWORD OF SPIRITS

SWORD OF SPIRITS

STAR☆JACKS

HEP HALL(大阪府)

2012/12/14 (金) ~ 2012/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

心に秘めた事
和製『三銃士』主君の為に命をかける。男が男に惚れる瞬間だと思います。前に観た森の石松の舞台の時にも思った事。殺陣の生音がいい。刀と刀が当たる音がなんともいえない。タイジさんの悪役はなかなかのもの。竹村さんの裏悪役もよかった。久しぶりに観た松木さんは美味しい役ところのようにも感じつつ、かっこよかった。また次回作も観たいです。

眠れない羊

眠れない羊

ライズ・プロデュース

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2012/12/05 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

想像より
話に引き込まれた。笑ってしまうところもあったが、内容は個人的には重いなと感じた。言葉というのは大切。素直になるというのは大切。憎まれ口を叩きながらほんとうは感謝しているのにそれが素直に言えない。誤解を受けたままであるように見えて、実は一人一人考えて受け止めていたということ。ある執事だけ除いて。ただ彼も気づいていないだけかもしれない。全員が『主人』に依存していたということに。そうでなければ皆、その場にいないはず。それがいたのだから心の何処かで、依存してこそ自分の存在価値を確認していたのではないかと。時間があればもう一度観たかった作品。それでも一回でも観れた事に感謝したい。そして吉田さんのプロデューサーとしての腕はしっかりしたものだと。小野さんの演技は自然体すぎて観ていて入り込んでしまった。巻島さんの演技は本公演では見れない格好良さが際だっていた。素敵な時間をありがとうございましたm(_ _)m

act for friends vol.4

act for friends vol.4

神戸クリエイターズ・サロン

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2012/12/02 (日) ~ 2012/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

できることから
一人では何もできないけど、、、自分にできることから始められたら。また次も参加したいですm(_ _)m

寝室百景

寝室百景

坂本企画

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2012/11/24 (土) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

三度目の死
王国編:男は自分が『百景』になったことがわからず、目の前にいる人が自分と関わりがあるかどうかもわからない。常に『新しい自分』として目覚める。『昨日の自分』でもなく『明日の自分』でもなく『今日の自分』として生きている。周りは女はそれを受け入れるしかなく否定はできない。自身が『百景』になったとしたら、果たして耐えられるのか。
牢獄編:父親の気持ちが理解できない。部屋には鎖につながれた『妻』息子は母のことを受け入れているようでできていなかった。父親はどうなのか。息子に息子の妻に依存することで気持ちを保っていたのかも知れない。鎖は『百景』にかかった『人』から逃れられない『周りの人』の本心の表れのように感じた。
男はきちんと周りの認識がある。『百景』の意味も知っている。ある人物を覗いて、そして時空を覗いて。男の記憶は『過去』にある。『未来』でもなく『今』でもない。そして自分が『百景』であると気づいた時、周りを否定する。そしてある人と話をし、それをなくさないようにする為にやったことは、、、人は二度死ぬ。『百景』は三度目の死に値する。周りを忘れる死。心にのしかかった言葉。

どちらの立場になっても辛いものがある。ただ事実を知らずに『百景の人』でいる事の方が幸せなのかも知れない。個人的にそう思う。

グルリル

グルリル

sunday

ABCホール (大阪府)

2012/11/09 (金) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

それぞれの時間
いろんな時空で人は繋がる。誰と誰が繋がっていて誰と誰が同一人物か。サンプリングディのようにいろんな話が交差して進んで行く。それが繋がった時納得できたり。どこが始まりでどこが終わりか。人とは永遠にループして生きているものなのかなと。セットが梁でできた『門』が凄いなと思った。あとずっと降り続ける『雪』出っぱなしの『出演者の皆様』どれが欠けても出来上がらなかった作品のように思います。

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