小野寺の観てきた!クチコミ一覧

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宇宙の仕事

宇宙の仕事

ブラボーカンパニー

新宿シアタートップス(東京都)

2007/08/15 (水) ~ 2007/08/21 (火)公演終了

満足度★★★★

カジュアルに楽しめる芝居
今回の公演はコント色の強い芝居となっているとは聞いていたのですが、構成のテンポが気持ちよく、無警戒に笑える、とてもおもしろい芝居でした。

脚本が旨いなと言う感じ。一見、長編コント風に仕上げているのですが、そこにはさりげなく今の時代や、現代を懸命に生きている人間が丁寧に描かれていました。

ブラボーカンパニーの芝居は、出演者が男性のみと言うのも大きな特徴。こうした形態の芝居は久しぶりに観たのだが、とてもおもしろかった。男性が演じるデフォルメされた女性像と言うのは、コントに於いては横道な感じなのですが、凄く旨く見せていたと思います。

お客様のほとんどは女性だった事もあるのですが、恋人とデートがてら観に行けるようなお芝居だった思いました。

制作スタッフの方々のお客様への接し方も、とても好感が持てました。見習いたいなーとおもったところもたくさんありました。私たちの次の公演でも是非まねをしたいと思いました。

生の舞台で人が台詞を話し、汗をかいて演じる姿を楽しめるという演劇の楽しさを、カジュアルに楽しめる芝居でした。

疚しい理由

疚しい理由

カニクラ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2007/08/08 (水) ~ 2007/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★

脚本のチカラに感動!
以前、ブラジルの公演で拝見し、是非またみたいと思っていた作品が、全く別の形ではあるが観られることになり、とても期待して足を運んだ。

三人の俳優のバランスがとても良く、ストーリーをしているにも関わらずぐいぐいと引き込まれていった。

私の中では宝積さんの演技がとても印象に残った。

俳優の皆さんの演技もさることながら、改めてこの脚本の持っている力に感動させられた。

カニクラというユニット、そしてブラジリィー・アン・山田さんとはプロデューサーとして、是非一緒に芝居を作ってみたいと思った。

受付の女たち

受付の女たち

ラムネ☆天色堂

劇場MOMO(東京都)

2007/03/07 (水) ~ 2007/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★

むっちゃわらった!
いつも私たちの劇団WHATCOLORがお世話になっている、劇団離風霊船の伊東由美子さんが演出しているお芝居と言うことで、拝見させて頂きました。

ラムネ☆天色堂さんは、女優三人のユニットで、脚本家も演出家もいない集団。WHATCOLORととても近いスタイルと言うことで、どんなお芝居を作るのかとても楽しみでした。

ものすごく面白い作品で、むちゃくちゃ楽しい時間を過ごさせて頂きました。

しっかりと計算された構成された脚本。時間軸を操ったストーリーは、本当に見事でした。そしてその脚本を劇団員3人とキャストの魅力でつむぎあげた、伊東さんの演出も素晴らしかったです。

テーマ曲のように使われている70年代のディスコサウンドは、まさに私がブイブイ言わせて遊んでいた頃の曲(笑)。そんなところにもしっかり引きつけられてしまいました。

今回私が気になった俳優さんは、3人の男性社員とつきあっちゃう受付嬢役真島を演じていた神之田里香さん。ほんわかした空気感の演技はとても素敵でした。是非、一緒に芝居を作ってみたいと思いました。

この公演には、WHATCOLORの第六回公演のるかそるかに出演してくれた江頭一晃さんも出演していました。ちゃらいかんじの社員役をとても素敵に演じていました(笑)。

そしてなんと言っても、受付嬢たちの会社の嫌な女部長を演じていた、演出の伊東さんのお芝居は、本当にすごかったです。嫌なおばさんを演じさせたら、日本一に違いありません(笑)。

恋人たち

恋人たち

ブラジル

王子小劇場(東京都)

2006/11/29 (水) ~ 2006/12/05 (火)公演終了

満足度★★★★★

すばらしい作品
ブラジリィー・アン・山田さんらしい、エッジが効いた台詞が見事。
俳優さん達の実力がその世界観をさらに引き立てていた。
特に私は、劇団員の辰巳さん、KAKUTAの桑原さんの演技にやられました。
各劇団の中心となっている、すばらしい俳優さん達の演技を見事にまとめた演出にも感動しました。
本当にすばらしい作品でした。

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