演劇ハンター56号の観てきた!クチコミ一覧

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梵天ヤモリ

梵天ヤモリ

ひげ太夫

テアトルBONBON(東京都)

2014/07/08 (火) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

拍手☆
観劇中に幾度となく、自然と拍手したくなるようなパフォーマンスが繰り広げられた。実に素晴らしかった!
初めて観させていただいたが、すでに作品の【型】が決まっている印象。長く続けている力を感じた。
アナログな表現でイマジネーションを駆り立てる演劇ならではの劇団が年々減ってる気がする。故にひげ太夫の存在は大事にしたい。
まだ観たことない人は、是非観てもらいたい。

燃えよドラゴンへの道

燃えよドラゴンへの道

SUNBEAM MUSICAL KITCHEN

ザ☆キッチンNAKANO(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

気軽に楽しめた
構成と内容が好みでとても楽しめた。
役者の存在感、歌唱力がすごくて、とてもあの小さな劇場に治まりきっていなかった。
演出も演者も緩急のメリハリがしっかりしてたので、最後まで飽きなかった。

残念だったのは、端の席だったので、時々まったく観えないシーンがあったのと、受付にチケットが準備されていなかったこと。

次回も楽しみにしています。

リライト【終了】

リライト【終了】

東京アシンメトリー舘【閉舘】

NAVAJO COYOTE(新宿)(東京都)

2011/11/11 (金) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

空間の共有を
どうせお金を払うなら良い作品を観たいと願うのは当然のことだが、ここ何年も受け身でいたことに気付いたのは、ここの団体を観てからだ。楽しもうとする気持ちがないと、ここの団体の本来の力を発揮できない。まだまだ未知数な印象を受ける。

これまでの作品と比べて疾走感はないし、無茶な演出が用いられてるイメージはないが、これも彼らの作品だとわかる色彩がある。
少し物足りなさを感じたのは正直なところではあるが、満足する内容でした。

ネタバレBOX

対面舞台は、これほど距離が近いと、さすがに気になってしまう。
観えないシーンとかあって、なんだか悔しい。これはもう1度観ろってことでしょうか?
「エダニク」「サブウェイ」

「エダニク」「サブウェイ」

真夏の極東フェスティバル

王子小劇場(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

『サブウェイ』
正直好みではなかった。
やろうとしている内容はよくわかった。
ただどうしても世界に入っていけなかったのは、私自身がテレビをあまり見ないから、そしてこの作品で訴えようとしていることが私自身に必要なことではなかったからかもしれない(笑)

しかし、あそこまでテレビに固執する必要があったのだろうか?
別の何かでも可能だったような気もするし、またネタの層が非常に浅かったのは、脚本家の勉強不足のようにも思える(いや、これに関しては笑っている世代の方が似通っていたことからの推測です)。

終盤の台詞にあった“雑!”って言葉が一番しっくりきた。

と書いているものの、全面的に否定なのではなく、この作品に関してはただ“合わなかった”というのが一番しっくりきているだけです。申し訳ないです。

「エダニク」「サブウェイ」

「エダニク」「サブウェイ」

真夏の極東フェスティバル

王子小劇場(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

『エダニク』
いやはや、面白かった!
前情報を得ずに乗り込んだからハラハラしながら、しかし期待もしながらの観劇。構成はある種、想像通りの展開ではあるがそれがまた素直に観させてくれたのは、リアルな言葉回しと簡潔にまとめた工場内の説明だったように思える。
3人の出演者で90分もの時間を豊かに過ごさせてくれた脚本に拍手!
個人的には原氏の繊細な演技がたまらなくよかった。
気になった点は冒頭。どうしても観劇後に思い返してもしっくりこない。
あと夏氏が見せていた後半のリアクションの取り方にリアリティが感じられなかったのがもったいないと思った。

あめつちほしそら

あめつちほしそら

潮見組

笹塚ファクトリー(東京都)

2011/07/21 (木) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★★

コンセプト通り
クチコミを見ての観劇、期待せずに行ったら楽しめた(笑)
役者の熱量は暑苦しいほどに伝わってくるし、そのわりには演出は丁寧な仕上げをしている。問題は脚本ではなかろうか、と個人的には思うが、アクションを見せる為にシンプルにしているなら、それもわからなくはない。
☆1つは今後の期待を込めて。

スイッチ【公演終了】

スイッチ【公演終了】

東京アシンメトリー舘【閉舘】

渋谷 夜カフェLAX(東京都)

2010/12/17 (金) ~ 2010/12/29 (水)公演終了

満足度★★★★★

テレビのスイッチ
と言われれば納得できる演出は、細かいことに発見できれば感嘆だが、伝わらなければやはりうるさいなと。今回2度観ようと思わなかったのはわかりやすいストーリーだったからか、役者のモチベーションの違いか・・・あと1回の公演で終了という期待値を込めて、☆1つはオマケみたいなもの。

ネタバレBOX

仮面を被った人が「ビデオテープの巻き戻し音」について説明しているが、これはデジタルとアナログについての問題提起を行っている。
時代の変化とともに演劇界でも映像を使うなどのデジタルな表現が増えている中、ここまで生にこだわった演出家の舞台好き(?)が伺える。
ミュージカル調、モダンダンス調、人形劇・・・どれも生だからこそ感じる表現がうるさいほどにてんこ盛りだ。
ギミー・ヘブン【初日完売!!当日券若干数販売致します。】

ギミー・ヘブン【初日完売!!当日券若干数販売致します。】

劇団イノコリ

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2010/11/25 (木) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

満足度★★★

もう一歩!
結末にたどり着く過程が、説得力に欠けるものの、わりと見入った。この団体ならオリジナル性が高くなれば期待できそう、という予感も・・・

ウラの目と銀杏の村【公演終了・ご来場誠にありがとうございました!】

ウラの目と銀杏の村【公演終了・ご来場誠にありがとうございました!】

キコ qui-co.

王子小劇場(東京都)

2010/10/09 (土) ~ 2010/10/13 (水)公演終了

満足度★★

センスが見えない
よくわからずの観劇。
役者・美術・衣裳・音楽など、すべての面でズレが生じていて、とてもみていて辛かった。
どうやらユニットのことだが、こういう表現を用いるなら劇団としてメンバーと共に表現しないといまいち伝わってこないと思った(長年のキャリアがあるならそれもカバーできたであろうが、まだそこに達していないかなと)。
意外にも(?)男性客が7割ほどしめていた。
次に期待・・・

悪役志願

悪役志願

黒色綺譚カナリア派

座・高円寺1(東京都)

2010/08/20 (金) ~ 2010/08/26 (木)公演終了

満足度★★

色彩豊か
精力的に活動し、急成長せいているイメージの団体。本日、初観劇したが正直がっかり。雰囲気は伝わってくるが、物語を見せる演出力は皆無。結果、役者のエネルギーは空回りし、すばらしいスタッフワークも作品に噛み合わず。実にもったいない、というのが印象。

8割世界番外公演『欲の整理術』×『ガハハで顎を痛めた日』

8割世界番外公演『欲の整理術』×『ガハハで顎を痛めた日』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

ART THEATER かもめ座(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★

勢いは買いましょう。
しかしながら勉強不足!演出や役者は作品をどう読み込みどう表現し観客に伝えるか、不明瞭な点が多すぎた。舘氏の脚本にも期待していたのだが、【タイトル】の重要性を欠いていることにショックだった。
客層は20代~50代と幅広かった。みな温かい眼差しで観ていたような気がする。

クローバー【終了】

クローバー【終了】

東京アシンメトリー舘【閉舘】

レンタルスペースさくら・中目黒(東京都)

2010/04/16 (金) ~ 2010/04/26 (月)公演終了

満足度★★★★★

愉快爽快!
悔しいくのだが2回観た。初日に観たときに、ずいぶん惜しいと思った。役者がやたら緊張しているのが伝わったからだ。
それでも2回観ようと思ったのは、役者のハイテンションとエネルギーに“若さ”を感じたものの、作り込んでいる土台がしっかりしていたため、雑な感じもなく、むしろ丁寧さを感じたから。そして二面舞台(?)になっているため、一度で内容をすべて理解するにはトリックが多い!と思ったからだ。
結論からいうと2回観て大正解だった。料金も一度は1+1チケットだったため、900円とかなりお得だった。この安さがあったからもう一度観る気にもなれた。
そして残念なことに、初日よりも今日の方が断然よかった。

ネタバレBOX

徹底したコンセプトが憎い。パンフにも書いていたが今回は“映画”感覚。料金もそうだし、飲食可能なのも。つまりそれは普段あまり舞台を観ない人を意識していて、内容もずいぶんやさしい。キャラクターもはっきりしていて漫画的だし、セクシャルなシーンを踊りで表現したり、最後のパーティーシーンでお酒を使用しなかったのも見逃さなかった(笑)

また、全体のバランスがいい。展開にしてもそうだし、誰かが極めて目立つことなくバランスよく人間関係も表現されていた。台詞が小粋で、演出がポップだった。

気になったのは声量。ちょっとうるさいと感じた。
照明だけがなぜか雑だったような・・・

できればこの団体で“やさしくない”作りのものが観たい。
春の海

春の海

世田谷シルク

シアター711(東京都)

2010/04/08 (木) ~ 2010/04/11 (日)公演終了

満足度★★★

ひとつの表現
世田谷シルクは前回初観劇をし、消化不良だったのでもう一度観てみることにした。一回で判断するには失礼だと思い今回も観劇したが、この団体だけでなく、最近は“それっぽい”表現が多く、実に軽く見える。いや、その軽さが“カッコイイ”という認識が生まれているのは、世の風潮だともいえるので、やはり流行り、、、個人的にはこの軽さでも真髄に迫る表現が欲しい。

止まらずの国

止まらずの国

ガレキの太鼓

サンモールスタジオ(東京都)

2010/03/25 (木) ~ 2010/03/30 (火)公演終了

満足度★★★★★

観光ガイド
なんの偏見も情報も持たずに観劇。小劇場で久々に見入った! これだけたくさんの舞台を観てると、なかなかそういう感覚に陥らなくなっていただけに、無条件に5つ星。作品を丁寧に作り上げている感じが嬉しい(再演のために脚本があったから余裕があったのか、毎回これだけのクオリティなのかは不明)。客層は20代~30代が多め。出演者の年齢層に近い感じ。
個人的に気になることは「ネタバレ」で。

ネタバレBOX

リアリティは人によって異なる。
私は海外経験も有るし、アジアはよく行くから理解できることが多々あった。また自分とは異なる巡り方をこう表現されると、新しいガイドブックのようで楽しかった。
しかし、一緒に行った海外経験のない友人には、この世界が完全なるSF。一線引いてしまったらしい。

この原因として、作者の見てきた世界を伝えるに、作品上で不十分なリアリティが随所にあったからではないかと、個人的に思う。
・一つは外国人を日本人が演じていた。メイクや衣裳は申し分ないが、私の知る外国人はああではない(笑)
・日常会話に嘘は見られなかったが、展開に関して嘘が入っているように見えた。もちろん芝居だし、そういうことは必要だと思うが、リアリティある世界観を表現しているのに、その中で嘘が見えたら現実に引き戻される。

その他、もったいないと思った点。
・冒頭
・ラスト・・・あのままだと、この作品で“なにを見せたいか”を勘違いされてしまい、オチがいまいちと評価されても仕方ない。

ただこの金額でこれだけのクオリティを観られるところは団体は少ない。これからも期待大。
恋人/コレクション

恋人/コレクション

ハーフムーン・シアター・カンパニー

シアター711(東京都)

2010/03/16 (火) ~ 2010/03/21 (日)公演終了

満足度★★

故障!
いかんいかん、コレはいかん! 読解難解ハロルド・ピンターを連続して公演をしていると聞きつけ、興味津津で駆け付けたものの、何をしたかったか理解できず。
公演パンフに「リアリティが必要」と書いているのに、一作品目の『恋人』では演劇らしい表現で滑稽。役者同士の対立も噛み合わずで一故障。
二作品目『コレクション』。空間の使い方に決まりごとは明確なものの、かなり無理があり。
健闘賞は高橋和久氏。妙な色気と無理のない表現方法で好印象!
客席には年配の方多数。寝息も多数・・・

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