もちこが投票した舞台芸術アワード!

2023年度 1-1位と総評
OVER THE CENTURY 〜百年の彼方に〜

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OVER THE CENTURY 〜百年の彼方に〜

丸福ボンバーズ

実演鑑賞

面白かった!面白かった!本当に面白かった!
この作品は2000年に泪目銀座さんの公演で大感激した作品で、まさか23年後にもう一度観られるとは思わなかったので、観劇日を指折り数えて待っていた。
とはいえ、キャストも違えば劇場も小さな劇場。
もしかしてがっかりするかもと正直心配でもあったのだが、まったくの杞憂だった。
今日観たのは新鮮脚色組という若手中心のチームだったが、役者さんたちが本当に魅力的で、やりすぎず、やらなさすぎず、実に気持ちがいい。
作り込まれたセットも、小道具も衣装も、照明も音響も、失礼ながらAPOCシアターとは思えぬレベルで、作演の福島三郎氏のこの作品への想いの深さを見た気がした。

舞台は1900年。これから20世紀になるという年の瀬。
ある傾きかけた教会を舞台に繰り広げられる・・・といった平凡な解説をしても意味がない。
なんか、もう、本当に、心に響く台詞がたくさんあって、20世紀を夢見る1900年当時の人たちと共に、今の私たちも未来を信じてもいいんじゃないかと思わせてくれる。
だから劇場を出たときの心が暖かい。
そりゃ現実にはいろいろあるけど、たまにはこんな気持ちになったっていいじゃないか!
できることなら、毎年師走に上演してほしい!
無理ですか?丸福ボンバーズさん?
ネタバレではないのですが、老役者の老婆心より。

「#をつけてSNSに書いて下さい」とのアピールを受けて、何人ものお客様がとても温かい感想をアップして下さっているにも拘らず、役者さんからのいいね!が全くありません。
ほかの公演だと(自分の公演の時も含めて)#をつけてつぶやけば、ほぼ全員の役者がいいねをつけて感謝を表します。「書いてくれてありがとう」という返事でもあると思います。
タイムラインを見て、せっかくの感想がスルーされている状況に、他人事ながらヒヤヒヤしてしまったので、こんなところに書いてしまいました。
お客様への感謝は見える形にしないと伝わりません。

総評

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