ぜんぜんの観てきた!クチコミ一覧

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白石加代子「百物語」シリーズ アンコール上演 三遊亭圓朝「牡丹灯籠」

白石加代子「百物語」シリーズ アンコール上演 三遊亭圓朝「牡丹灯籠」

THEATRE1010

THEATRE1010(東京都)

2018/07/18 (水) ~ 2018/07/21 (土)公演終了

満足度

2018年7月4日パルテノン多摩公演を観劇

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ネタバレBOX

フライヤーを見て、怪談ものとして期待してチケット購入。客席は地元の方で年齢層は50代から60代が中心。

まさか本を読みながら演じるとはおもいませんでした。ベクトルが客席でなく手元の本に向いてしまっているので、声は聞こえてきますが、話がおもしろくも(怖くも)なんともなく、全く伝わりません。10分位で睡魔に負けて夢の世界へ。

ちなみに私の目の前(前列)の2人、両隣も夢の世界へ。臨場感が一番あると思われる最前列センターブロックのお客も何人か夢の世界へ。

2ヶ月前に観た山路和弘さんの一人語りと同じ感じを期待していましたが、全く次元が違いました。(結果的に比べてはいけなかった、比べなかった方が楽しめたかもしれない。)これは無理だと判断して、1幕終了をもって帰宅。

フォローすると、受けているお客さんもいたので、うまくハマるかどうかだと思います。
ペーパームーン

ペーパームーン

劇団民藝

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2018/06/20 (水) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/06/28 (木) 18:30

劇団民藝初観劇。出演者の年齢層が高く、それに比例して客席の年齢層も高い。客席案内スタッフが劇団の方か会場の方かわかりませんが、動きが丁寧でした。

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ネタバレBOX

脚本がよく作り込んであり、無駄がほとんどありません。郵便局がメインかと思っていましたが、メインはカフェ開店の話で、手紙をうまく作用させています。

1幕、2幕とも約1時間ですが、1時間だったのが信じられないくらいに内容が濃かったです。

一人二役で夫、そしてその弟でしたが、同じ俳優さんでしたら双子の設定の方が違和感なかったと思われます。

出演者の年齢層にしては、台詞がしっかり聞こえ、ストーリーが抜けることなく観劇できました。お一人、登場時に台詞が飛びましたが、すぐさまプロンプト入って、フォロー体制が凄いと思いました。

パンレットを見る限り、演劇に人生を捧げてきた俳優さんが多いようで、人生の味を巧く出せてた方もいました。あと2年と言わず、生涯現役で頑張ってくださいませ。

その他
客席の段差が緩い。
ミュージカル「魔女の宅急便」

ミュージカル「魔女の宅急便」

フジテレビジョン/アークスインターナショナル

新国立劇場 中劇場(東京都)

2018/06/15 (金) ~ 2018/06/24 (日)公演終了

満足度

鑑賞日2018/06/21 (木) 18:30

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ネタバレBOX

とにかく台詞を無理矢理に歌にしましたという感じの曲がすべて。ほとんどの俳優さんが歌いにくそうに歌っています。曲だけでなく演出も素人?レベルで、俳優さんがお手上げ状態。個人スキルでなんとか形になってるのが2〜3人(白羽さん、父親役の男性、オレンジ色衣裳の女性アンサンブル)だけ。序盤から客席がヤバイ空気で静まりかえっています。チケット代も高い(1万円超え)ので、チケット代に対する満足度も過去ワースト公演。お目当ての出演者がいたとしても満足度は厳しいと思います。とてもじゃないですが、オススメできません。
シークレット・ガーデン

シークレット・ガーデン

東宝

シアタークリエ(東京都)

2018/06/11 (月) ~ 2018/07/11 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/06/16 (土) 17:00

完成度が上がってくると思われる7月のチケットを購入していましたが、我慢できずに追加購入。他の演目の観劇をキャンセルして、シークレット・ガーデン観劇。

感想はネタバレに入力。

ネタバレBOX

開幕週だったので完成度は高くないだろうと思って観劇したら、すでに仕上がっている。とにかく全キャスト台詞が聴きやすい。大人キャスト全員、ハードル高い歌詞までちゃんと聴こえてきました。いわゆるキャストに穴がない状態。台詞も歌詞もちゃんと入ってくるので、ストーリー(脚本)が流れるように頭に入ってきます。

・石丸さん、俳優としての格からくる絶対的なオーラがでるんじゃないかと思ってましたが、オーラを消して見事に役に徹してました。トップクラスの方でも役によってなかなか強弱がつけられない方もいるので、流石の一言。
・花總さん、とにかく綺麗さが違う。30歳前半位に見える。それはさておき、前回観た演目のとき以上に台詞も歌詞も丁寧。そして、クライマックスの石丸さんが戻ってきたときの表情が秀逸。これが持ってる実力だと納得。
・笠松さん、最初わかりませんでしたが、高音部分の歌詞が超綺麗に聞こえてきて、この人は誰だろうとよく見たら、笠松さんでした。高音が音になってしまう方が多い中、音だけでなく声としても出せるのは凄い。
・昆さん、台詞と演技が凄い。この日一番良かったです。この役は大人と子どもをつなぐので非常にポイントになります。30代真ん中位かなと年齢調べたら遥かに下でした。演技力が凄い。初めて観たような気がしますが今後に注目。
・石井さん、最初石丸さん?と思ったくらいに雰囲気が似ています。兄弟感がよく出ていました。台詞が落ち着いていて丁寧。

Wキャスト
・池田さん、得意としている演技なのか、アニーで魅せた部分もチラホラ。自信たっぷりというか、舞台度胸が凄い。台詞も聞きやすく、開幕週としてはかなり高い完成度。歌詞が聞き取りやすく歌えるようになると完璧。
・鈴木さん、まだ余裕がない感じでしたが開幕週としては十分な仕上がり。声と演技が役にあっています。1回だけ噛みましたが、慣れてくるともっと良くなると思います。

その他
・開演前、暑い。この日は開演しないと冷房が入りませんでした。暑いと集中力落ちるので、もうちょっと早くに設定を。
・ちなみに私が見えた範囲では、1階総立ち(オールスタオベ)でした。
タイムトラベラー

タイムトラベラー

ミュージカル座

光が丘IMAホール(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/06/10 (日) 14:00

フライヤーを見ただけで観たくなった作品。チケット発売が推しの女優さんが出ている「スペリング・ビー」と同日発売でしたが、期待値の高かった「タイムトラベラー」を先に確保(予約)しました。

感想はネタバレの方に入力。

ネタバレBOX

俳優さんの個々のパフォーマンス以前に、脚本と曲がすごい。ミュージカルの曲だと一般的に高音出すのが凄いみたいな風潮もありますが、この作品の曲は場面場面でストーリーを崩さない曲調で、聞き心地が非常に良いです。歌詞もうまく合わさっています。休憩中にCDが販売されていないか確認したくらいに良かったです。
やけに曲の波長が合うなと思って、後で調べたら、作曲家のCD1枚だけ持ってました。(VIVIVID PARTY!)

「ジキル&ハイド」で3階席まで綺麗に台詞が聴こえてきた畠中さんが主演。やはり台詞と演技に上手さと巧さが混ざっています。体格も役にピッタリ。台詞を何回か噛みましたが、流れが悪くならなかったのは、台詞の聞きやすさが勝っていたからだと思います。パラシュートの場面とかなんでもOKな演技力。素晴らしいの一言。生き別れの母との再会のシーン、演技感が出ると白々しくなってしまう難しいシーンですが、二人とも気持ちが入っていたのか、非常に感動的なシーンになりました。(母親は会えるとは思ってはいなかったであろう実の子供に会えたので、もっと反応(台詞)を膨らましてもいいような。)最後のソロ曲も秀逸。
光枝さん、演技をマスターしているので、キャッツのアスパラガスをオマージュした感じの場面は全部もっていきました。長年の経験が凝縮され、役にうまくでていました。
森山さん、奈良坂さん、演技も歌も上手い。森山さんは何よりもジーニーにピッタリなような。このキャラは凄い。
湖山さん、輝きを放ってました。タイミングですね。タイミングを近づけるように、逃さないようにがんばってくださいませ。ひめゆりに期待。
男性キャスト、女性キャスト、ジュニアキャスト、全員ではないですが全体的にいい感じで仕上がってました。タイタニック沈没のシーンやテイラーと別れたジムなどリアルな涙が。演出の方か演技指導してる方がしっかり指導しているんだと思います。そして、一人一人が与えられた役に本気(気合ではない)でいっているのが伝わってきました。ただ、台詞を噛む方が多かったのが残念(台詞重視の劇団にいた方が噛みまくっていたのはちょっと)でしたが、短期間の公演なので台詞がなかなか入ってこないと思いますが、噛まないように最善をつくしてがんばってくださいませ。噛んだとしても、台詞が聞き取れない公演よりかは遥かに良いです(聞き取れなかったらストーリーが繋がりません)。
最後に、この作品は短期ではもったいない作品です。作品には問題ないので、広報次第でもっと売れていい作品だと思います。
スペリング・ビー

スペリング・ビー

ミュージカル座

六行会ホール(東京都)

2018/05/23 (水) ~ 2018/05/27 (日)公演終了

満足度★★★

アメリカが舞台のスペリング大会。参加者は子供の設定で大人キャストが演じています。
子供の喋り方や雰囲気を出そうと頑張っていますが、場面によって台詞が大人になってしまい、子供になりきれていない部分があります。
お客から抽選4名参加あり。この方たちの参加度で公演に差が出てしまうと思います。ミスター・ツバサ良かったです。
日本でのネタが出てしまっていて、笑いがそこそこ取れていますが、設定がおかしくなっています。
劇団四季出身の方も出演していましたが、流石の演技。楽しんで舞台に立ってる感じが伝わってきました。
観劇したのが組初日でしたので、完成度が上がってくると思われる次回に期待。
なお、同劇団ではジュニアキャストによる演目(ジュニア)が上手くいっているので、この演目もジュニア(中高生)キャストでやった方がいいような気が。大人キャストでやるなら、最初から最後(カーテンコール)まで、子供になりきらないといけません。

サイト

サイト

ミュージカル座

光が丘IMAホール(東京都)

2018/03/08 (木) ~ 2018/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★

主演の河西さん、声量が若干小さめなので、マイクでカバーが必要ですが、演技をしてる感が見えない素直な演技。これにつきます。元アイドルみたいですが、アイドル時代の表情の出し方を忘れれば、さらに伸びると思います。共演者も大きい所でやっている方やこれから大きい所を目指す方が混ざっていましたが、がんばっていました。一番目についてしまったのは側転。もっと練習しないとそれだけでオーディションで落ちてしまうと思います。河西さん、杉浦さん、青木さん、清水さんが特に良かったです。過去に観たことがあった前田瀬奈さんのキャラを全く活かしてあげれていなかったのが残念でした。最後は予想できなかった展開で涙腺崩壊。(私の隣の席の男性も泣いてました。)

ジュニア

ジュニア

ミュージカル座

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2018/02/21 (水) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/02/23 (金) 18:00

座席1階A列12番

ジュニア版オリジナルコーラスラインという舞台。小学生(高学年)から中学生が中心でしたが、台詞が聞きやすく、ちゃんと稽古をしてきたのが一目瞭然の完成度。一般的に、子役は台詞を覚えて喋るだけのパターンが多い状況ですが、このカンパニーは教え方が良かったんだと思われます。まさにオーディションそのもので、オーディションにかける(1回の舞台にかける)本気度が伝わってきました。大人キャストが台詞を噛んだのが悔やまれる位、ジュニアキャストの完成度が非常に高かったです。1組しかチケット取っていなかったので、もう片方の組も観れば良かったと後悔しました。会場が小さめなので、チケットの一般販売枠が少ないです。出演者の関係者で会場が埋まってしまうので、もう少し大きい会場(吉祥寺シアターとか)でも良いのでは?

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