アイーオウ!吉川の観てきた!クチコミ一覧

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無邪気で邪気なみんなのうた【総製作期間2週間終了しました!】

無邪気で邪気なみんなのうた【総製作期間2週間終了しました!】

ぬいぐるみハンター

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2010/10/08 (金) ~ 2010/10/11 (月)公演終了

満足度★★★★

ピュアとエロとバカの波状攻撃が、
かなり楽しい! 
18人(多い!)の俳優が、それぞれ魅力なのも良い!

unlock#2:ソラリス

unlock#2:ソラリス

東京デスロック

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/08/10 (金) ~ 2007/08/14 (火)公演終了

満足度★★★★

う、海が!
アゴラ劇場の中に!ある?
(投票用の追加レビューです。)

演劇に一番求めているコトが、
この場所でこんなコトをやってくれるんだ!
という驚きだったりするので、
冒頭にあの海を見せられた時点で、
すでにガッツポーズでした。

夏目慎也と石橋亜希子(青年団)の
愛を確認し合うシーンが美しい。

眠りのともだち

眠りのともだち

イキウメ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2008/02/27 (水) ~ 2008/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★

SF的な設定で、
人の心を炙り出す前川節を堪能!

ネタバレBOX

レイヤー2とレイヤー3の辺りが、
登場人物の葛藤に寄り添いづらく、
設定の説明に寄り過ぎたのが鬼門。
日下部そうの台詞が、どうしても
羊の数のカウントアップに聞こえてしまう...。

浜田信也の演技が随分良くなっていて唸る。
逆に小島聖が、全編説明っぽく見えて、
う~んって感じ。
しかも彼女の佇まいにリアルさが感じ辛く、
なんだかなぁ。って感じ。

はなとゆめとお菓子

はなとゆめとお菓子

はなとゆめ

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2008/02/29 (金) ~ 2008/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★

今回もブッチギリのトホホワールド全開!
脱力系演技に生ユル~イ下ネタをMIXした、
はなとゆめの世界は、一度ハマルと止められなくなります!


ネタバレBOX

台詞を言った瞬間、
完全に場をかっさらっていく
吉田麻生(むっちりみえっぱり)のイッちゃってる感は、
今回も健在です!

その他俳優陣も、
粒揃いなんてエッジが効かない、
時代遅れなキャスティングだと感じさせる程の、
絶妙ないびつ揃いで素晴らしい。

ハロプロの芝居を、ここの戯曲と演出でやると、
多分3~4年はロングラン出来るのではないかなとも。
お台場SHOW-GEKI城「おねがい放課後」

お台場SHOW-GEKI城「おねがい放課後」

ハイバイ

フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)

2007/12/16 (日) ~ 2007/12/21 (金)公演終了

満足度★★★★

ハイバイ、素晴らしい!
21日までやっているので必見です!

プレビュー、本公演、そして台場と観続けた中で、
今回が物語りが一番伝わってきたかなと。

<お台場SHOW-GEKI城 勝手にランキング>
1位:ハイバイ「おねがい放課後」
2位:タテヨコ企画「宇宙ノ正体メロス編」
3位:クロカミショウネン18「ワスレモノ」
4位:MCR「Track Back System」
5位:劇団コーヒー牛乳「コーヒーパーク~男の70分」
6位:ブラジル「センチメンタル☆草津」
7位:スペースノイド「NO.721」
8位:劇団上田「ハリウッド」
9位:柿喰う客「親兄弟にバレる」
10位:グワィニャオン「音小僧と殻少女」
11位:とくお組「近未来パーク」
12位:猫☆魂「happiness!!!」


ネタバレBOX

三浦俊輔(ハイバイ)の志賀ちゃんが、
本家志賀さん版より、抜群に良い。
大久保亜美(MON、青年団)、白神美央、岩井秀人(ハイバイ)の
今回版キャストも実に良い。
勿論オリジナルキャスト陣も言う事無し。

暗転ラブシーンまでの前半戦、
やや押さえ気味だったのが、
少し勿体無いかなと。

今回のイベントで個人的ランキング暫定1位
シナトラと猫(改訂版)

シナトラと猫(改訂版)

MCR

駅前劇場(東京都)

2008/03/11 (火) ~ 2008/03/16 (日)公演終了

満足度★★★★

「虎雄」
櫻井節の効いた笑えて切ない世界を堪能。
惜しむらくは、根津茂尚(あひるなんちゃら)の虎雄より、
弟役の中川智明と幼なじみ役の黒岩三佳(あひるなんちゃら)の
2人の方が印象に残ってしまうのは、役者力の差かなと。

櫻井智也演じる不条理で傍若無人な父親が、何とも良い。

~あの素晴らしい闘争(まつり)をもう一度~【★早稲田全共闘Ver.☆】

~あの素晴らしい闘争(まつり)をもう一度~【★早稲田全共闘Ver.☆】

バナナ学園純情乙女組

早稲田大学学生会館(東京都)

2010/11/06 (土) ~ 2010/11/07 (日)公演終了

満足度★★★★

今まで観たバナナのおはぎライブの中で、
最高のクオリティー!かなり稽古したんだなぁと思わせる当時勃発するシーン構成の複雑さに唖然とする。

ネタバレBOX

唯一残念なのは、いつもながらの音抜けの悪さ。
ノイズやマッドなオーバーダブは大歓迎なのだけど、
もう少し整音したほうが良いと思われ。
志の輔らくご in PARCO 2008

志の輔らくご in PARCO 2008

志の輔事務所「オフィスほたるいか」

PARCO劇場(東京都)

2008/01/03 (木) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

満足度★★★★

今年1発目の落語は、
毎年恒例の「志の輔らくご in PARCO」

大好きな志の輔師匠、
声の状態は良いのだけど、
もうひとつグッとこないなぁと。

PARCO劇場での1ヶ月間の長期公演の
ちょうど折り返し地点ということで、
後半へのパワー温存の為に
セーブ気味だったのかも。

見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

演劇ぶっく社

笹塚ファクトリー(東京都)

2008/04/02 (水) ~ 2008/04/03 (木)公演終了

満足度★★★★

学生芝居で3時間!
これを成立させた青木豪の演出力に驚く。
&俳優 青木豪の存在感に2度ビックリ!

果実の門

果実の門

乞局

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/11/12 (金) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

満足度★★★★

まさに乞局版“わが町”!
まさに乞局版“わが町” 依存症の幕の内弁当&数珠繋ぎ状態に大笑い。
乞局風に書くと“我餓俟(わがまち)”かな?

ネタバレBOX

依存したい相手には、別の依存したい相手がいてと、メロドラマ的設定がオカシサを増幅!
火宅か修羅か

火宅か修羅か

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/12/21 (金) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★

上手と下手で同時多発的に起こる会話を、
両方全て理解しようと欲張って台詞に集中するも、
途中で気が狂いそうになる。(笑)

飲み会などで自分の両隣で、
どちらも楽しい話題で盛り上がっている時に
あ~、どっちも聞きたいのに~。とか、
たまたま隣り合わせたカップルの
喧嘩してるんだか、イチャついてるのか
どっちとも取れるような、
カオスな会話が気になって仕方ない
と思うのと同じ心境かも。

と言う訳で聞き逃した部分を
確認するためにもう一度観に行きます!

ネタバレBOX

ここで平田オリザは、本当に凄いなと思うのが、
特別にドラマティックな要素等を盛り込まなくても、
聞き漏れて来る情報の提示の仕方で、
観客は、その場にたまたま居合わせた人に変わり、
そこでの時間とコトの成り行き流れから、
目が離せなくなってしまう様に、
観客をディレクション(=方向付けるの意)している。
という点。

しかも、今回は、
堀夏子と荻野友里という、
青年団の激烈飛び道具女優が、
姉妹設定なのも見逃せないポイントでしょう!
夜光ホテル

夜光ホテル

モダンスイマーズ

OFF OFFシアター(東京都)

2008/05/03 (土) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★

もう少しその先の話まで観たかった。
とうのは、欲張り過ぎですかね?

ネタバレBOX

津村知与支のワル独特の短絡思考な自己顕示、
西條義将の身の程知らずの自己主張、
小椋毅の臆病者の自己保身、
古山憲太郎の内向的&幼稚で暴力的な自己主張、
萩原聖人の他者依存だった自己否定。
それぞれに俳優陣は達者で良く出来ているなと。
特に津村知与支の駄目っぷりと
西條義将の見た目ゴツイのに、ヘナチョコキャラが面白い!

ただ、毎回思うのだけど、
物語が上手~く収束し過ぎるのが、
不満っちゃぁ不満かなと。


お台場SHOW-GEKI城「宇宙ノ正体・番外編」

お台場SHOW-GEKI城「宇宙ノ正体・番外編」

タテヨコ企画

フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)

2007/12/22 (土) ~ 2007/12/27 (木)公演終了

満足度★★★★

役者陣の技術力は申し分無し。
如何せん、前半部の掴みが弱いのと、
各エピソードの演出が派手さに欠ける。
クリスマス感ももっと盛り込んでも良かったかも。
それを差し引いても、とても良い出来に満足。

1位:ハイバイ「おねがい放課後」
2位:タテヨコ企画「宇宙ノ正体メロス編」
3位:クロカミショウネン18「ワスレモノ」
4位:MCR「Track Back System」
5位:劇団コーヒー牛乳「コーヒーパーク~男の70分」
6位:ブラジル「センチメンタル☆草津」
7位:スペースノイド「NO.721」
8位:劇団上田「ハリウッド」
9位:柿喰う客「親兄弟にバレる」
10位:グワィニャオン「音小僧と殻少女」
11位:とくお組「近未来パーク」
12位:猫☆魂「happiness!!!」

ネタバレBOX

冒頭の舘智子の登場は、
彼女が女性だと気づかれていないのでは?
と心配なぞもしてみる。

ラストに全員そろっての般若心経の声明シーンは、
最初は声にバラツキがあるも、
最後には倍音が出る程の美しいものに!
リベンジャーズ・トラジディ

リベンジャーズ・トラジディ

ナカゴー

王子小劇場(東京都)

2010/02/17 (水) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

大丈夫か!? Mrs.fictions!!
Mrs.fictions主宰の今村君が面白すぎ。につき必見!

ネタバレBOX

学芸会レーベルでのダニエル君を超える存在感に爆笑。

全体に初日の荒っぽさはあったけれども、
ナカゴーならではの破壊力満点の登場人物と、
物語の超展開に身がヨジレル。

当然もう一回観に行きます!
宿題と遠吠え

宿題と遠吠え

FUKAIPRODUCE羽衣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/02/28 (木) ~ 2008/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★

まさに禁断のアングラ&ポップ&エロス!!
唯一無二のミョージカル。

オムニバス形式で次々と繰り出される悪夢のような世界は、
演劇に潔癖な人には生理的に全く受け付けられないと思います。

ネタバレBOX

しかし、観てはイケナイ物を観てしまった感が満載で、
人形を乗せたベビーカーを押しながら深井順子が唄う、
♪うちの子一番、うちの子一番、よその子2番~♪
という呪いの様な子守唄のフレーズや、
藤一平の破壊力抜群の老人力が、
未だ記憶から離れません。

そんな不実で不埒な欲望を満たしてくれる羽衣は、
ある意味、ゴキブリコンビナートとツートップを張れる位、
完全にメーターを振り切った面白さを提供してくれる
劇団なのではないかなと。
反重力エンピツ(再演)

反重力エンピツ(再演)

国道五十八号戦線

サンモールスタジオ(東京都)

2010/07/23 (金) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★★

ナイス キャスティング!
演目変更にも関わらず、今回の作品の為に
新たにキャスティングされたかの様な配役のハマリ具合が抜群!

ネタバレBOX

前半のグダグダ感に満ちた日常から、
加速度的に破滅に向かう後半の展開にゾクゾクさせられる!
Get Back!

Get Back!

グリング

ザ・スズナリ(東京都)

2007/11/28 (水) ~ 2007/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

凄いなぁ青木豪。
前半の1時間まったく飽きさせず。
役者陣の技術の高さはもちろんですが
それを総てコントロールする演出力も凄いなと。

ネタバレBOX

個人的には、片桐はいりはtoo muchだと思うが、
暴走を許さないトコロは凄いなと。
ラストは好き嫌いが分かれる所だと思われますが、

今回の大当たりは遠藤留奈で、上手くなったなと。
ポツドール、ゴキコン、スマートボールと観て来て、
若くて存在感のある女優さんだと思っていたけれど、
今回は抜群に良いのではないかと。

町田マリー(毛皮族)、内田慈、水野顕子(アーノルド)に続く
小劇場界の悪魔女優(小悪魔どころじゃない存在の意)
降臨という感じ。
神の声が

神の声が

Not in service

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2008/02/14 (木) ~ 2008/02/18 (月)公演終了

満足度★★★★

ダメ!と面白い!のハーフアンドハーフ。
ほんと早稲田周辺は、
突然変異みたいな演劇が出てくるので、
目が離せないなと。

女子ver.を観劇。

ネタバレBOX

最初は、キャラを作りこみ過ぎな登場人物達の
だらだらで多弁な感じが、
薄っぺらく見えて、鼻につくのだけれど、
筋を追うごとに段々と各キャラがの解像度があがり、
しっくりとハマって来るのに驚く。

上演時間が約2時間と、ちょっと長すぎた感が。
特に前半がキツイので、その辺が今後改善されていくと、
かなり面白い演劇を観せてくれるのではないかと、
期待は大。

ネクラでアニメ好きないじめられキャラ役の
水井里美の開き直っていく感じや、
対人恐怖症気味でミッシェルガン&お洒落好きな
佐野絢子のキレ方が
メチャメチャ面白いなと。

ラストシーンも一枚絵の様でシビレル。
トカゲを釣る-改-

トカゲを釣る-改-

スロウライダー

新宿シアタートップス(東京都)

2008/09/02 (火) ~ 2008/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★

再構築どころか、完全新作&新生スロウライダー!
初演も観ていますが、
独特の湿度の高さというか、ぬめっとした手触りというか、
スロウライダー独自のホラーという虚構の世界を、
きちんと舞台上に成立させているのがいつもながらスゴイなと。
美術、照明、音楽、音響、の各スタッフの総合力の賜物かなと。

しかも今回は、従来の難解で気味の悪い
ホラーテイスト一色の物語ではなく、
今まで以上に人物同士のドラマを描くのに、
より多くの部分が費やされていて、
人間の弱さや、愚かさが可笑しかったり等等、
物語としての味わいが深くなっているのが良いなと。

ネタバレBOX

単なるモンスター物で終わらせず、
遺伝子操作の悲劇につなげたり、
ホラーという虚構の世界に、
人間ドラマのリアルさと時代性のリアルさを
組み合わせることにトライして、
より大きな世界観を生み出せる事を証明した1作になったのではと。

欲を言えば、
人物描写をもっと丁寧に掘り下げて、
人間ドラマの部分にリアルさを増して欲しかったのと、
現実と妄想の転換のギミックが、鮮やかであればなと。

モチロン1発でベタに構造を解らせる必要もないと思うし、
例えば断片的な情報(ヒント)を畳み込むように提示して、
観客が物語の仕掛け(答え)に気づいた時に、
ガッツポーズモノのカタルシスが味わえれる感じならば、
星10個あっても足りないくらいでしょう。
火宅か修羅か

火宅か修羅か

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/12/21 (金) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★

2回目の観劇ということで、
シーンごとのメインではない方の
役者陣の演技を中心に観る。

驚愕の細やかさ!

ネタバレBOX

聞いちゃいけない話を、
うっかり聞いてしまって、
笑いをこらえるとか、
ばつが悪くて視線を落とすとか、
ホント細かいなぁと。
しかも物凄く自然だし。

青年団の役者陣の凄さを、
再確認させられました。

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