アイーオウ!吉川の観てきた!クチコミ一覧

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沼袋十人斬り

沼袋十人斬り

THE SHAMPOO HAT

ザ・スズナリ(東京都)

2009/10/14 (水) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧倒的な演出力!
力技もここまでくると感動モノです。

ホワイト伯爵

ホワイト伯爵

殿様ランチ

サンモールスタジオ(東京都)

2007/11/21 (水) ~ 2007/11/27 (火)公演終了

満足度★★★★★

ううむ、素晴らしい。
舞台美術、照明、衣装、役者の技術、演出、
これら総ての完成度が、
かなり高度なレベルまで達した上での、
むちゃぶりのバカ演劇!

殿様ランチ2回目ですが、前回以上に痺れました。
過去の上演作のDVDも買ってしまった。

ネタバレBOX

タコの登場のクールさには悶絶!
北斎漫画で樋口可南子と絡んでいたタコを思い出す。
浦島氏の教訓 公演終了 ご来場御礼

浦島氏の教訓 公演終了 ご来場御礼

殿様ランチ

サンモールスタジオ(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

成熟した大人のためのイケナイ演劇!
子供の頃には食べられなかった焼き魚の内臓を「苦くて旨い」と思えるようになった人なら、この作品は物凄く楽しめるはず!

苛々する大人の絵本(公演終了)

苛々する大人の絵本(公演終了)

庭劇団ペニノ

はこぶね(劇団アトリエ)(東京都)

2009/04/08 (水) ~ 2009/04/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

タニノ氏の美意識にやられた!
冷静に考えるととてもくだらないお話なのに、
観客の集中力を鷲摑みにする表現まで高めているのが何とも凄い!

て

ハイバイ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2009/09/25 (金) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

菅原永二の母親役が!
岩井母に負けず劣らずなのが凄い!
芸劇の広さでも対応できたことで、作品の強度を証明!!

なだれる

なだれる

劇団競泳水着

王子小劇場(東京都)

2007/08/22 (水) ~ 2007/08/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

視聴率の取れないゴールデンタイムの連続ドラマより、
よっぽど面白いトレンディー演劇!
(投票用の追加レビューです。)

変なこだわりが強くほころびの多い演劇的な演劇より、
普遍的な設定での愛憎のやり取りを、
演劇の制約の中で成立させる方が、
とてつもなく大変だと思い。

妹役の梅舟惟永(ろりえ)の独特の存在感に驚く。

五月の桜

五月の桜

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/12/05 (水) ~ 2007/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

お~、演出が細かくなってさらに良くなってる!
ラストもグッと染みる感じに。
今日の18時の回はまだ席があるそうです。
会話劇の演出方法としては、
かなり斬新な手法なので、
まだ観ていない人はお見逃し無く!

第二章『流れ姉妹〜ザ・グレートハンティング〜』

第二章『流れ姉妹〜ザ・グレートハンティング〜』

真心一座 身も心も

赤坂RED/THEATER(東京都)

2007/10/05 (金) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

次回作も、見逃せません!
小劇場ならではの痛快おバカ芝居。
前作よりさらに面白く、くだらない
「粋な大人の夜の学芸会!」

ネタバレBOX

「村岡希美×高田聖子」の壮大でドラマチックなレイプシーン、
「千葉雅子×ワニ(着ぐるみ)」の貧弱でグダグダな格闘シーン、
「小林顕作×政岡泰志×伊達暁×信川清順」の無敵の出落ちアンサンブル。

イイ年した大人が何をやってんだかと、
日本が平和であることに改めて感謝できる
まさに「心の演劇」。

「大阪の婬売宿」が舞台になる
次回作も、もちろん見逃せません!
スチュワーデスデス

スチュワーデスデス

クロムモリブデン

駅前劇場(東京都)

2007/12/28 (金) ~ 2008/01/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

お~!スゲー楽しいー!
全体的な完成度は、
前作の「マトリョーシカ地獄」以上かも。
1/8までやっているので、
コレは観ておいたほうが良いです。
好き嫌いは分かれるでしょうが、
こんなバカ演劇は滅多に観れないですから。

ネタバレBOX

クエンのレビューの評価が辛くなるアニメネタ満載ながら、
いやいや、コレだけやってくれれば大絶賛ですよ。
完成度も高く、しかも破壊的な爆発力に満足!

クロムメンバーそれぞれに、
精神的だったり肉体的だったりと、
重責をこなしていて素晴らしい!
客演の葛木英(メタリック農家) も、
今までに観た事のない位の存在感に大いに笑う!

エンターテイメントとして成立させるのに、
ココ以上に作りこめる劇団は今のところ未見です。

中盤のダークなシーンがもっとスピーディーで、
ラストの音量がもっと爆音だったら大満足だったのになと。

もちろん最低もう一回は、
観に行きます!
いつかギトギトする日

いつかギトギトする日

ゴキブリコンビナート

新小岩ZAZA(旧 新小岩劇場)(東京都)

2008/05/30 (金) ~ 2008/06/02 (月)公演終了

満足度★★★★★

まさに密室の大スペクタクル!
客席ではないステージの一部に座ってしまったが為に、

ネタバレBOX

俳優達が頭上や真横を行き来するわ、
頭の上から水が落ちてくるわ、
足を滑らせたに本間幸子と病気マンに
頭をハタかれるわという、
オイシ過ぎる恐怖のゴキコン体験を満喫。

誰かを探しているシーンで、
電気のブレーカが落ちるタイミングが面白過ぎ!

紅の舞う丘

紅の舞う丘

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2007/04/04 (水) ~ 2007/04/11 (水)公演終了

満足度★★★★★

風琴工房初観劇
(投票用の追加レビューです。)
役者が派手でなく、舞台美術も派手でなく、演出も派手でなく、
多分舞台よりは映像向きな気がするし、
ストーリーは分かりやすく、そして都合よく展開していくけれど、
それでも面白いものは面白い。
しっとりとしたお芝居です。

山など

山など

ナカゴー

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2009/05/19 (火) ~ 2009/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

一幕劇「日曜日」 上演時間50分なのに、物凄い情報量に驚く!
ポツドールや劇団、本谷有希子あたりが、
一極集中して苦~い物語に仕立て上げそうな悪意や欲望を、

ネタバレBOX

登場人物たちが、普通に受け入れたり&受け流したり。
変にコトを荒立てたりしないで、淡々としている姿が凄くリアルな感じ。

ま、物語が明快でない分好き嫌いは分かれるとは思われ。

癖だらけの登場人物たちの、まさかの言動や行動を
ゲラゲラ笑って楽しむのもアリなのだけど、
すべては明かされない、1人1人が持つ心情や背景が
実は物凄く細かくリンクされていて、
表面的なバカっぽさのウラに、実は凄いモノが潜んでいたのではないかと。


わが星

わが星

ままごと

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2009/10/08 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

あゆみと同様に、
柴君のレパートリー作品として再演を重ねて、より強度の増した作品に育てていって欲しいです。

霊感少女ヒドミ

霊感少女ヒドミ

快快

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/02/07 (木) ~ 2008/02/09 (土)公演終了

満足度★★★★★

2日目&2回目。
小指値の面白さって
キャラクター造形と脚本と演出において
“いとしさと せつなさと バカバカしさと”が
それぞれが突き抜けていて、
さらに、絶妙なバランスを保っているところだなと。

俳優本人の資質もあるのだけど、
まずキャラクター造形がとても愛らしく秀逸。

アート作品が展示されている様な抽象的な空間で、
そんないとしいキャラたちが、
身体能力と手作り感溢れる小道具をフルに使った
バカバカしい小ネタで、
現実の場所や事象や記憶を、
チープ&リアルに記号化して再現する演出力が、
他の劇団との圧倒的な差かなとも。

そして、どんなにゴチャゴチャと
色んな笑いやアイデアを詰め込んでも
バックボーンには決してぶれることの無い、
とてもせつない気持ちになる物語が、
きちんと用意されているトコロもしたたか。

ネタバレBOX

この日は山崎皓司まわりのネタの変化が楽しい。
1.おでこに手書きした怒りマークが、
ガムテープに書いたものを貼るに。
2.ライオンキングのポーズが変更。
3.マリオ帽をかぶり、舞台後ろのキャットウォークの
手すりに飛びついてそのままよじ登り、
マリオひげをつけて手すり上を横移動。
4.中林舞との抱擁シーンが、床を左右にゴロンゴロン転がり、
エライことに。
5.初日で既に伝線していた初音映莉子のストッキングが、
別な柄のモノに。
他にもいっぱいあるんだろうなぁ。

開演前にエコヒイキ差し入れの手作りミートソースを
炊飯器に入れて持っていたのだけど、
終演後、出演者のみんなに、
「今日はどうでした?」的な舞台の感想を誰からも聞かれず、
「ミートソースすっごい、おいしかったです!」と、
差し入れの感想を逆に返されるというのが、
小指値らしいと言うか、何と言うか。面白い。
ディナー

ディナー

ロロ

王子小劇場(東京都)

2009/08/29 (土) ~ 2009/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

ロロの面白さをこれで理解しました!
「いつだっておかしいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校」を観逃したのが悔やまれます!

劇団銀石 企画ユニット レオゴンズ 「The Reogons Show 2 〜Minor Game〜」

劇団銀石 企画ユニット レオゴンズ 「The Reogons Show 2 〜Minor Game〜」

劇団銀石

桜美林大学・町田キャンパス 徳望館小劇場(東京都)

2008/10/13 (月) ~ 2008/10/16 (木)公演終了

満足度★★★★★

知性とバカの凄技マッシュアップ!
チラシに書かれた
「どうやらコントって言葉の原義には「短編の芝居」って意味があるそうで、
別に笑いとかそうゆう要素はないらしいんです。 そのことを知ったとき、
とても現代人の性質に合っているような気がしました。

The Reogons Showは、
そんなコントを集めてひとつのShowにしたものです。
いまの時代なら、こんな“演劇”があってもいいんじゃないかな、と。」
てのに物凄く引力を感じて桜美林大学へ!

18のショートピースを1時間40分で上演。
勿論ハズレな感じのモノもあるのだけど、
いやいや彼らは相当に凄いかも。

ネタバレBOX

海外ドラマの吹き替え風の作品では、
俳優のバタ臭い台詞の再現だけでなく、
効果として挿入される笑い声やブーイングや溜息などを
舞台脇でオフになっている役者で再現するというセンスが大好き!

タイタニックやプレデター等の映画を
チープな小道具と俳優の身体だけで
30秒で完結させる構成力も凄い。

来年の1月末には
本公演があるようで
1本モノで何処まで出来るのかが
楽しみで仕方ない!
山など

山など

ナカゴー

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2009/05/19 (火) ~ 2009/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

二人芝居「告白」 ナカゴー的な独特の会話劇に大笑い!
会話劇というか、愚痴り合いというか、当て擦り合いというか、
過剰すぎる自意識の持ち主たちの会話が、
上っ面なペラペラな感情と腹の底のドロドロした感情とが交錯しながら、
予想外の方向に迷走していく、ナカゴー的世界に大満足。

ネタバレBOX

高畑遊(ナカゴー)が、森桃子(客演)の暴走に翻弄されるキャラとみせかけて
ピンポイントで斬り返していく切れ味の鋭さに大笑い。
ケーキがズル過ぎる!
わが闇

わが闇

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2007/12/08 (土) ~ 2007/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

休筆後のケラリーノ・サンドロヴィッチの凄みを確認。
「犯さん哉」と「わが闇」の2本を観て、
これだけの振り幅で作品を創作できる頭の中は
一体どんな構造になっているのか?と。

ネタバレBOX

今回一番グッと来たのは、
“感動狙い台詞”を最後まで絶対書かず、
予想もつかない“はぐらかし”で、
こうなるんだろうな的な展開を心地良く裏切ってくれる!
ってトコロでしょうか。

そういった“感動狙い台詞”を最後まで書かれてしまうと
「あ~、よく出来てるフツーなウェルメイド芝居だったなぁ。」
と優等生の模範解答な様に感じ、
時として“イラッ!”とか、“しらっ!”とか
してしまうことがあったりするもので。
神様さん

神様さん

MCR

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2010/10/22 (金) ~ 2010/10/31 (日)公演終了

満足度★★★★

櫻井流ファンタジーに
笑ったり、ジーンとしたり、怖っ!て思ったり。
いつもながら観客の感情を振り回す櫻井戯曲の巧みさに唸る。

はなとゆめとお菓子

はなとゆめとお菓子

はなとゆめ

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2008/02/29 (金) ~ 2008/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★

今回もブッチギリのトホホワールド全開!
脱力系演技に生ユル~イ下ネタをMIXした、
はなとゆめの世界は、一度ハマルと止められなくなります!


ネタバレBOX

台詞を言った瞬間、
完全に場をかっさらっていく
吉田麻生(むっちりみえっぱり)のイッちゃってる感は、
今回も健在です!

その他俳優陣も、
粒揃いなんてエッジが効かない、
時代遅れなキャスティングだと感じさせる程の、
絶妙ないびつ揃いで素晴らしい。

ハロプロの芝居を、ここの戯曲と演出でやると、
多分3~4年はロングラン出来るのではないかなとも。

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