アイーオウ!吉川の観てきた!クチコミ一覧

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浦島氏の教訓 公演終了 ご来場御礼

浦島氏の教訓 公演終了 ご来場御礼

殿様ランチ

サンモールスタジオ(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

成熟した大人のためのイケナイ演劇!
子供の頃には食べられなかった焼き魚の内臓を「苦くて旨い」と思えるようになった人なら、この作品は物凄く楽しめるはず!

mrs,mr.japanease

mrs,mr.japanease

快快

王子小劇場(東京都)

2007/07/25 (水) ~ 2007/07/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

最新型の口語劇!
(投票用の追加レビューです。)
性的とか暴力的とかな表現を一切使わずとも、
リアルさが突き刺さってくる演出に度肝を抜かれる。

今後はどんな一瞬も観逃せない劇団です!

わが闇

わが闇

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2007/12/08 (土) ~ 2007/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

休筆後のケラリーノ・サンドロヴィッチの凄みを確認。
「犯さん哉」と「わが闇」の2本を観て、
これだけの振り幅で作品を創作できる頭の中は
一体どんな構造になっているのか?と。

ネタバレBOX

今回一番グッと来たのは、
“感動狙い台詞”を最後まで絶対書かず、
予想もつかない“はぐらかし”で、
こうなるんだろうな的な展開を心地良く裏切ってくれる!
ってトコロでしょうか。

そういった“感動狙い台詞”を最後まで書かれてしまうと
「あ~、よく出来てるフツーなウェルメイド芝居だったなぁ。」
と優等生の模範解答な様に感じ、
時として“イラッ!”とか、“しらっ!”とか
してしまうことがあったりするもので。
演劇LOVE2008 ~愛の行方3本立て~ 

演劇LOVE2008 ~愛の行方3本立て~ 

東京デスロック

リトルモア地下(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

倦怠期「CASTAYA」初日観劇!
あ~、も~、なんだコレ!(愛)
としか、書けない。

ネタバレBOX

この作品は、まず今年一番の賛否両論作になると思います。

今年どころか、ここ数年でトップクラスの問題作といっても良いかもと。

こういうコトをやってしまう東京デスロックが大好きで仕方ない!!
山など

山など

ナカゴー

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2009/05/19 (火) ~ 2009/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

二人芝居「告白」 ナカゴー的な独特の会話劇に大笑い!
会話劇というか、愚痴り合いというか、当て擦り合いというか、
過剰すぎる自意識の持ち主たちの会話が、
上っ面なペラペラな感情と腹の底のドロドロした感情とが交錯しながら、
予想外の方向に迷走していく、ナカゴー的世界に大満足。

ネタバレBOX

高畑遊(ナカゴー)が、森桃子(客演)の暴走に翻弄されるキャラとみせかけて
ピンポイントで斬り返していく切れ味の鋭さに大笑い。
ケーキがズル過ぎる!
劇団銀石 企画ユニット レオゴンズ 「The Reogons Show 2 〜Minor Game〜」

劇団銀石 企画ユニット レオゴンズ 「The Reogons Show 2 〜Minor Game〜」

劇団銀石

桜美林大学・町田キャンパス 徳望館小劇場(東京都)

2008/10/13 (月) ~ 2008/10/16 (木)公演終了

満足度★★★★★

知性とバカの凄技マッシュアップ!
チラシに書かれた
「どうやらコントって言葉の原義には「短編の芝居」って意味があるそうで、
別に笑いとかそうゆう要素はないらしいんです。 そのことを知ったとき、
とても現代人の性質に合っているような気がしました。

The Reogons Showは、
そんなコントを集めてひとつのShowにしたものです。
いまの時代なら、こんな“演劇”があってもいいんじゃないかな、と。」
てのに物凄く引力を感じて桜美林大学へ!

18のショートピースを1時間40分で上演。
勿論ハズレな感じのモノもあるのだけど、
いやいや彼らは相当に凄いかも。

ネタバレBOX

海外ドラマの吹き替え風の作品では、
俳優のバタ臭い台詞の再現だけでなく、
効果として挿入される笑い声やブーイングや溜息などを
舞台脇でオフになっている役者で再現するというセンスが大好き!

タイタニックやプレデター等の映画を
チープな小道具と俳優の身体だけで
30秒で完結させる構成力も凄い。

来年の1月末には
本公演があるようで
1本モノで何処まで出来るのかが
楽しみで仕方ない!
ディナー

ディナー

ロロ

王子小劇場(東京都)

2009/08/29 (土) ~ 2009/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

ロロの面白さをこれで理解しました!
「いつだっておかしいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校」を観逃したのが悔やまれます!

LOVE 2009 Aomori ver. &LOVE Aomori WorkShop ver

LOVE 2009 Aomori ver. &LOVE Aomori WorkShop ver

東京デスロック

アトリエ・グリーンパーク(青森県)

2009/06/26 (金) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

LOVE Tour全公演制覇しましたが、
青森バージョンが最高でした。
劇場が小さくてブラックボックスだったので、
混沌としたLOVEを堪能しました。

華麗なる招待

華麗なる招待

toi

STスポット(神奈川県)

2010/07/23 (金) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

再演熱望!tree versionを観劇。
最近、青年団の公演は、最前列(桟敷席があるときは桟敷)で観るのが
一番面白い!と、触れ回っていたのですが...、
その理由は、まるで自分がその劇世界の中に存在して、
周りの会話を静かに聴いている透明人間になったような感覚になって、
5.1chサラウンドを超えた半端ない臨場感が体感できる!
ってコトに気づいたからだったのですが。
あ~、まさにしてやられたって感じのtree versionの演出でした。

でもって、toi@「華麗なる招待」は再演希望から、再演熱望に格上げ!&toiは、一部熱狂的なファンがいる吉川手料理差し入れ対象劇団になりました!

ネタバレBOX

観ている最中にBONNIE PINKのデビュー曲「オレンジ」が
頭の中でループしたのがさらにグッとくる要因だったのかと。
歌詞は以下
オレンジ BONNIE PINK 歌詞情報 - goo 音楽
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND42894/index.html

舞台の詳細を知りたくなった方は、
りいちろさんのネタバレ
http://stage.corich.jp/watch_done_detail.php?watch_id=74199
を見て頂ければ良いかと。

山など

山など

ナカゴー

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2009/05/19 (火) ~ 2009/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

一幕劇「日曜日」 上演時間50分なのに、物凄い情報量に驚く!
ポツドールや劇団、本谷有希子あたりが、
一極集中して苦~い物語に仕立て上げそうな悪意や欲望を、

ネタバレBOX

登場人物たちが、普通に受け入れたり&受け流したり。
変にコトを荒立てたりしないで、淡々としている姿が凄くリアルな感じ。

ま、物語が明快でない分好き嫌いは分かれるとは思われ。

癖だらけの登場人物たちの、まさかの言動や行動を
ゲラゲラ笑って楽しむのもアリなのだけど、
すべては明かされない、1人1人が持つ心情や背景が
実は物凄く細かくリンクされていて、
表面的なバカっぽさのウラに、実は凄いモノが潜んでいたのではないかと。


「卒塔婆小町」「葵上」

「卒塔婆小町」「葵上」

三条会

三条会アトリエ(千葉県)

2008/05/24 (土) ~ 2008/05/30 (金)公演終了

満足度★★★★★

「卒塔婆小町」Bプロ「葵上」Aプロ
単なるキャスト違いかと思いきや...。
勘弁して下さい 関さん!面白すぎます。

ネタバレBOX

「葵上」Aプロに完全にしてやられる。
「卒塔婆小町」Aプロと似た様の
ビデオの使い方をするのだけど、
演出方法としては真逆になっているのが、
ホント凄い。
FUKAIPRODUCE羽衣LIVE Vol.2

FUKAIPRODUCE羽衣LIVE Vol.2

FUKAIPRODUCE羽衣

Club ROOTS(東京都)

2010/04/06 (火) ~ 2010/04/07 (水)公演終了

満足度★★★★★

底抜けに楽しい羽衣LIVE!
体育会系エロス爆発のバナナ学園のおはぎLIVEとは、
対極に位置するエンタメ祭り。
癒しのエロスが溢れるアダルト向けLIVE。

ネタバレBOX

♪お金のはなしが終わったら♪という曲の最後で、
セーックス!というアクションを一緒にやると、かなりアガる。(笑)
WALTZ MACBETH→神戸公演は「3人いる!」に演目変更

WALTZ MACBETH→神戸公演は「3人いる!」に演目変更

東京デスロック

吉祥寺シアター(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

好き嫌いは別として、
今観ておくべき演劇だと。
そこそこに面白いお話の演劇が好きな人には、
オススメできませんが。

ネタバレBOX

その舞台上には、
演劇の自由度と、
演劇の可能性と、
演出家の責任と、
そして限界に挑む俳優の姿が、
提示されています。

特に、
物語の奴隷になリ下がり、
説明台詞どころか、物語の説明のための様な演劇を、
作ってしまっている、作・演出家さんや、
より強い存在感を身につけたいと思っている俳優さんは、
観逃さない方が良いです。

ま、とはいえ、小難しいことは全く無く、
スゲー楽しい&面白い演劇なのですけどね。

注:マクベスのストーリーは知っている方が、
知らないよりは、数倍楽しめます。
当日パンフレットの粗筋を読んでおくだけでも、
随分違います。
坪内逍遥訳を読んで行くと、
本当は、最高に笑えるのですけどね。
お肉体関係

お肉体関係

ぬいぐるみハンター

王子小劇場(東京都)

2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

ついにハイブリッド型劇団出現!
ポスト快快、ポスト柿喰う客という、水と油の2つのノリを完全に乳化させて、
オイシ~ク仕上げた快作!
このグルーブ感がほとばしる作品は、理解するor出来るの範疇は
超越してしまっているので、
この作品に対す評価は、ノレるかノレないかの二極化なのかなと。

ネタバレBOX

ちなみに、初日と2日目は
グルーブ感がほとばしるまでの域には
到達出来なかったようです。
hg

hg

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

演劇としてのリアルを
存分に堪能できる力作でした。

ネタバレBOX

1幕の必要以上に悪ぶる人物がいないのが凄く良い。

そして2幕が始まって、
俳優陣の声の大きさに、
んっ?と思うも、すぐにその声の大きさこそが、
リアルな施設の様子の再現だと気づく。

宮嶋美子(=詩森ろば)が明るく振舞うも、
施設の人々との距離感が計れず、
無力感と打ちひしがれている感が漂い、
居場所を見つけられなく居心地悪そうなのも
とてもリアルを感じる。

俳優陣にとっては、
決して楽ではない作品であること、
しかし、それに最大限に挑んでいる
みなさんの姿に感動。
東京裁判

東京裁判

パラドックス定数

pit北/区域(東京都)

2007/11/29 (木) ~ 2007/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

脳みそが沸騰しそうな濃密な会話劇を今回も堪能。
劇団化して初作品ということで、
各役者のキャラクターが戯曲に上手く生かされていて、
とても観やすい作品に仕上がってはいるが、

ネタバレBOX

観客からは見えない敵に向かって、
協力し合って論戦を仕掛けるという筋書きは、
登場人物同士を対立させて、
その葛藤や衝突を描いてきた過去の作品に比べて、
強力な緊張感は生み出せなかったのが残念かなと。

しかも史実に忠実になった分、
逆転満塁ホームラン的な展開にも出来ず、
絶望的な希望に向かって、
次の戦いの準備に挑む男たちの姿が、
悲しくも美しいラストシーンは、良く出来てはいるが、
パワーダウンして終わった印象に。

まだまだこの位で小さく纏まる
劇団ではないと思うので、
ますます作・演出、役者陣共々
極太の骨太さを目指していって貰いたいなと。
女ともだちのそうしき

女ともだちのそうしき

RONNIE ROCKET

大吉カフェ(東京都)

2010/10/15 (金) ~ 2010/10/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

まさに鉄板芝居!
大筋は男性版と同じながら、エピソードで語られる小ネタの数々が面白すぎ。フォーマットとして完成度が高いので、さらに男女バージョンやリーディングバージョン等等、定期的に発展させた公演を打ち続けて頂きたいなと。

人間フィルハーモニー

人間フィルハーモニー

マンションマンション

駅前劇場(東京都)

2007/12/21 (金) ~ 2007/12/26 (水)公演終了

満足度★★★★★

前半がまったりするも、
役者陣の演技が丁寧になった分、
福原脚本の言葉が、
刺さってくるのが面白いなと思っていたのですが、

ネタバレBOX

しかしながら演出の狙いは、
それをさらに猛スピードで、
畳み込むコトだったと聞き、
あ~、やっぱり福原充則は凄いなと。
甘い丘

甘い丘

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2009/10/30 (金) ~ 2009/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

初めてKAKUTAを観たのが、この初演でした。
初演と比較して、登場人物たちの距離感の密度がより濃くなっていて、面白さが数倍に増幅されていて素晴らしい仕上がり!

ORGAN 【ご来場ありがとうございました。次回公演は9月中旬】

ORGAN 【ご来場ありがとうございました。次回公演は9月中旬】

elePHANTMoon

サンモールスタジオ(東京都)

2010/04/07 (水) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

今まで観たelePHANTMoon作品の中で1番!
シュナイダー以降全作品を観劇していますが、
今回のドナー編は個人的には、1番のお気に入り。
上演時間75分の間、観客に集中し続けるコトを要求する超ドS作品!(笑)

ネタバレBOX

情報の出てくるタイミングと、
どこまで出す、出さないのバランスが絶妙。
全てのキャストに確かな存在感があるのも素晴らしい。
抽象舞台でのシーンの切り替えも、様々なバリエーションがあり、
映像でいう、カットチェンジ、オーバーラップ、
ブラックにフェードイン&アウト等に似た手法を取り入れて
場面転換をシャープに演出しているのにも好感度UP.

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