ベンジャミン2号の観てきた!クチコミ一覧

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室温~夜の音楽~

室温~夜の音楽~

関西テレビ放送

世田谷パブリックシアター(東京都)

2022/06/25 (土) ~ 2022/07/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

本作を観るのは初めて。初演時にには「たま」が音楽を担当したそうだが、今回はタクシー運転手役としても登場する浜野謙太が率いる在日ファンクが生演奏。楽しい話ではないものの、予想外な展開というほどでもないので、もっぱら役者陣の表・裏の振れ幅を楽しむといったところ。

もんくちゃん世界を救う

もんくちゃん世界を救う

U-33project

王子小劇場(東京都)

2022/06/22 (水) ~ 2022/06/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

桃太郎をモチーフにして、如何様にも深読み出来そうなテイを装いながら、その裏でちゃっかり舌を出しているようにも思える快作。

たぐる

たぐる

ここ風

テアトルBONBON(東京都)

2022/06/22 (水) ~ 2022/06/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

開演前の薄暗い舞台上のセットからもう引き込まれた。変にはしゃぐこともせず、淡々ともちょっと違う、とても緻密に綴られる数日の出来事。いい時間だった。

「星灯り〜2022ver.〜」

「星灯り〜2022ver.〜」

TEAM 6g

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2022/06/22 (水) ~ 2022/06/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

序盤は何だかぎくしゃくした展開に感じられ、このペースで2時間半かと少々不安になったが、舞台が進むにつれ、最初に感じたその不安すら愛おしくなってきた。

任侠サーカス ~キズナたちの挽歌~

任侠サーカス ~キズナたちの挽歌~

熱海五郎一座

新橋演舞場(東京都)

2022/05/29 (日) ~ 2022/06/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

昨年初めて観た熱海五郎一座だが、今年もくだらなくて(=褒め言葉)よかった。SETの面々を導入してのアクションシーンも、昨年だと何となく尺伸ばしパートの印象が強かったが、今年はA.B.C-Zの塚田僚一を上手く使ったことで、いい見せ場になっていた。

ゴンドラ

ゴンドラ

マチルダアパルトマン

下北沢 スターダスト(東京都)

2022/06/15 (水) ~ 2022/06/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

観たのは[赤いゴンドラ]版。他の色の組にも興味が湧く出来。孝介役なんて役者によって結構印象が変わりそう。

小刻みに戸惑う神様

小刻みに戸惑う神様

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2022/06/15 (水) ~ 2022/06/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

葬儀の話だけど、DMに「決して湿っぽくも暗くもありません」と書かれていた通りの舞台。美術もいいし、とても緻密で、しみじみと可笑しい。

ネオンの薬は喋らない

ネオンの薬は喋らない

人間嫌い

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/06/03 (金) ~ 2022/06/07 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

劇団人間嫌い、これが初観劇。当パンの主宰挨拶文に、本作はこれまでの作品に対する裏切りであり、挑戦でもある云々と書かれていて、それに乗っかって書く訳じゃないが、過去作へのコメントなどを見てこちらが勝手に想像していた劇団のイメージを、いい意味で裏切ってくれた。

GIRLS TALK TO THE END-vol.3-

GIRLS TALK TO THE END-vol.3-

藤原たまえプロデュース

シアター711(東京都)

2022/06/01 (水) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

藤原たまえプロデュース初観劇。話の展開は予想を大きく超えるものではなかったのだけど、なんだか観ていて嬉しくなってくる舞台。

ハッピーママ、現る。

ハッピーママ、現る。

きまぐれポニーテール

YouTube(北海道)

2020/09/20 (日) ~ 2021/01/31 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

2020年秋から昨年1月まで配信されていた、きまぐれポニーテールの無観客公演「ハッピーママ、現る。」。観逃していたのが、先月期間限定で再公開されていたので拝見。2017年の艶∞ポリス版も観たけど、こちらも楽しい舞台。

ホテル

ホテル

20歳の国

新宿眼科画廊(東京都)

2022/05/13 (金) ~ 2022/05/24 (火)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

5月29日(日)20時からの生配信『夜』【B】を拝見。
劇場公演の3作品、同じホテルの同じ夜を舞台にした『マジック』、『コーヒー』、『官能小説』(Bキャスト版)を、実際のホテルの一室を使って100分弱の長編に再構成し、ワンカメで生配信するという、この限られた空間で役者の出入りとかカメラや照明スタッフの動きとか、大変すぎるだろうという労作。

ネタバレBOX

劇場で観たのは『マジック』だけだが、他作品との絶妙なリンクもあり、この形だとあのシーンはどうするのだろうと思っていた箇所も、別の処理がなされていた。編集作品ではない分、影の映り込みや、芝居よりも他の部分につい目がいってしまうときがあったものの、ワンカメ生配信ならばこその緊張感があったのは確かで、最後まで観入ってしまった。
フクローじいさんとベル子ちゃん

フクローじいさんとベル子ちゃん

株式会社momocan

東京芸術劇場アトリエウエスト(東京都)

2022/05/28 (土) ~ 2022/05/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ノンバーバルといっても、演者は擬音のようなものをセリフっぽく発したりする。30分ほどの小さな作品だが、いい時間だった。終盤なんてうるっとしかけたもの。

リバーシブルリバー

リバーシブルリバー

24/7lavo

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/05/26 (木) ~ 2022/05/31 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

笠浦さん脚本、池田さん演出という強力コンビの作品。天竜くん阿賀野さんの安定感も抜群。

ネタバレBOX

ある状況下に陥った天竜くんがもとで始まるドタバタが、そのやりとりの中で会話の裏表のみならず、ミステリアスな領域にまで踏み込んだ内容になるが、今日観た回は(こちらが勝手に抱いてしまった過剰な)期待値を上回る仕上がりとまでは行かず。充分面白かったのだけど、☆5とならなかったのは期待の高さ故と思ってご勘弁を。
眞理の勇氣

眞理の勇氣

秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2022/05/13 (金) ~ 2022/05/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

不勉強なもので、戸坂潤という哲学者の名前も知らなかったが、古川健・脚本、鵜山仁・演出の組合せへの期待に違わぬ仕上がり。ただ、休憩を挟んで約160分という舞台が19時開演というのは少々きつい。せめて18時半開演にしてほしいところ。

花柄八景

花柄八景

Mrs.fictions

こまばアゴラ劇場(東京都)

2022/05/11 (水) ~ 2022/05/23 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

既に高評価のコメントが多くついているので、余計な情報を入れないようにして観たけど、大正解。本当に面白かった。それに尽きる。

ベイビ- ドン クライ 

ベイビ- ドン クライ 

東京ハイビーム

「劇」小劇場(東京都)

2022/05/10 (火) ~ 2022/05/15 (日)公演終了

実演鑑賞

東京ハイビーム初観劇。Bチームの回。
直前に昨年の池袋演劇祭大賞をとった劇団と知り、変に期待値を上げすぎたのが悪かったのかも。余計な前情報など入れず、素直に観りゃよかったと反省。

ホテル

ホテル

20歳の国

新宿眼科画廊(東京都)

2022/05/13 (金) ~ 2022/05/24 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

『マジック』を鑑賞。40分ほどの短編。他の短編も含めて長編に再構成するオンライン公演があるので、内容には触れずにこの辺で。とりあえず、オンライン公演が楽しみになる出来。

朗読劇「太陽のかわりに音楽を。2022」

朗読劇「太陽のかわりに音楽を。2022」

キョードー東京

博品館劇場(東京都)

2022/05/09 (月) ~ 2022/05/17 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

2017年12月にオールナイトニッポン50周年企画として、この劇場で上演された舞台を、今回は55周年企画として、朗読劇の形で再演。5年前の舞台は未見。そういえばあの年の暮れに、糸居五郎さんのDJ音源を挟んだ洋楽コンピレーションCDが3枚出たのを買ったが、あれも50周年企画の一つだったことに今頃気付いた。

体調不良による出演者変更のために開演が20分遅れ、ちょっと客席が澱んだムードの中で始まったのと、劇中の糸居五郎ならぬ糸居四郎の喋りが、あの糸居さんとは全く別物なので、実際にラジオで聴いたことがある者としては、序盤のうちは戸惑いも。もう一度観たら印象が変わるかも。

ネタバレBOX

出演は神尾晋一郎(糸居四郎:当初は河本邦弘が出演予定)、比留間俊哉(トロイ)、ランズベリー・アーサー(三雲)、川野剛稔(倉本)、本泉莉奈(青葉)、田中あいみ(アキコ)。アフタートークを含めて約110分だったので、本編は100分弱ぐらいか。
Dramatic Jam2.1

Dramatic Jam2.1

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/05/05 (木) ~ 2022/05/05 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

一日だけの公演。3本とも面白く観たが、一番好きだったのは『紙風船より』。

ネタバレBOX

岸田國士の『紙風船』を、演出家の到着が遅れている中、まだセリフが入っていない2人が、とりあえず合せてみようと稽古する。そのセリフの入ってなさ加減が絶妙。『いつかいつものいつのひも2022』のリンゴの切り方もよかった。
ムーランルージュ

ムーランルージュ

ことのはbox

萬劇場(東京都)

2022/04/20 (水) ~ 2022/04/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

斎藤憐の『ムーランルージュ』は今回初めて観た。本作で描かれるのは、戦後の新宿に再建されたムーランルージュと、そこを取り巻く人たち。とはいっても、自分の年齢ではこの時代の新宿のリアルな空気など分るはずもないし、新宿のムーランについては、森繁や由利徹などのコメディアンが出た劇場だと、各人の評伝本や小林信彦の本などで知ってはいても、歌手や踊り子さんたちを含めた一座というイメージを、あまり持っていなかったというのが正直なところ。

休憩15分を挟んだ二幕構成だが、一幕は思いの外、舞台が弾まず、二幕で持ち直したという印象。ただ、これは客入れ時のBGMで考え込んでしまった影響が多分にあるかも。

ネタバレBOX

開場後、席につくと流れてきたのは平野愛子の「港の見える丘」だが、あれ?これって'71年の再録バージョン? 次に池真理子、林伊佐緒、岡晴夫、霧島昇、菊池章子、ディック・ミネ、笠置シヅ子と続くが、何れも再録バージョン。

SP盤の復刻音源よりも、こっちの再録バージョンを探す方が面倒じゃないのかという曲もあったし、林伊佐緒こそ昭和25年の曲だが、他はほぼ昭和21~22年の曲で、これは確信犯的に再録バージョンを選んでいるのかなと思っていたら、最後に松島詩子の「マロニエの並木路」が流れてきて、これって昭和28年の発売だからムーランが閉館したあとの曲じゃないの?それにこの曲って、SP盤復刻音源が入ったCDを見た覚えがないような。あ、だから他の曲も再録バージョンで揃えたのか?でも、どうして昭和28年のこの曲を?…とか、いろいろ考えて頭がぐにゃぐにゃしているうちに始まったので、一幕はなかなか舞台にノレなかったのかも。

…この辺の流行歌に興味などない人からすれば、どうでもいいような戯言なので、何卒ご勘弁を。

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