GREAT CHIBAの観たい!クチコミ一覧

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母という名の怪物と、朽ちた筈の愛

母という名の怪物と、朽ちた筈の愛

HIGHcolors

小劇場B1(東京都)

2019/01/23 (水) ~ 2019/01/27 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪

すごい情報量の少なさ。
コリッチ掲載記事はもちろん、フライヤーやHIGHcolorsのHPを見ても、どんな芝居なのか皆目見当がつかない。
とにかく、フライヤーとタイトルのインパクト勝負ということになるけれど、まあ確かに、食指は動くなあ。「朽ちる」ではなく「朽ちた」という表現が、どうも気になるし。

凶と出るか吉と出るか。否、鬼が出るか蛇が出るか、の方がよいかな。
「観たい」の投稿件数の多さからも、皆さんの直観力に期待も高まろうというものです。

群盗

群盗

劇団俳小

d-倉庫(東京都)

2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪

予定2018/12/13 (木) 19:00

フライヤーを見て、最初に思い出したのは「弟の戦争」。
湾岸戦争を題材にした、かなり濃密な現代劇だったので、フライヤー含めてよく覚えていました。ということは、とフライヤーを見回すと、やはり俳小です。
こちらは、フリードリッヒ・シラーの戯曲第一作。ドイツのシュトルム・ウント・ドランク時代の古典劇。
2作の共通点は、兄弟を描いた物語ということなのだが、「弟の戦争」では寄り添う兄弟なのに対して、「群盗」の兄弟は反目し、弟は兄や父から全てを奪い、兄は盗賊団に身を投じる。そして、前者が平穏な日々を迎えるのに、後者は、、、、

やはり「弟の戦争」を意識しての演目ですよね。
主役や演出家は違えども、客演は俳優座と昴、演出は企画集団JOKOである点は共通。
斎藤 真さんの配剤か。
とはいえ、今回は古典であるからして、現代に何を見せようとしているのかは興味深い。


澄み、毒。

澄み、毒。

teamキーチェーン

d-倉庫(東京都)

2018/11/09 (金) ~ 2018/11/13 (火)公演終了

期待度♪♪♪

「僕は、そのために生きている・・・わけじゃない。」このコピーだけで、見せようとというのは、何とも無謀な。
何度もteamキーチェーンの舞台を観ている方でしたら、劇団の特徴から想像してみたりもできるでしょうけれど。

でも、こういう内容不明瞭な舞台を択んで、当たった時の愉悦というのは何にいも代え難いし、どんな舞台でもつまらなければ腹に据えかねるのは同じです。だとすれば、観に行くというのが、正解かな、生理的に嫌うところもないし。
表裏反対のフライヤーも粋な感じがするし、何よりも「その」とは何かを知りたいからね。

空想科学II

空想科学II

うさぎストライプ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/11/29 (木) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪

予定2018/12/07 (金) 19:30

1つめ。
過去作品をブラッシュアップした作品というのは、演出家や作家の作品への愛情や矜持が見えて好きです。
それも、同名で演るのと、敢えてバージョンアップを明確に示す(ここではⅡ表記)のとでは、覚悟という点で後者に好感持てます。

2つめ。
こまばアゴラ劇場という空間は、不思議に不条理劇や異世界物をうまく飲み込んでしまう雰囲気があって好きです。
ここでは、人情劇や家庭劇、ましてや青春物やコメディ(ダークはOK)は似合いません。ちょっと湿った、ちょっと背徳的な、ちょっと不可解な、ちょっと異形な演劇が似合います。

最後に。
フライヤーがストレートで好きです。このフライヤーを、まだどこの劇場でも目にしていないのですが、、、
ああ、やっちまったな感が横溢しています。

期待していますよ。


ジャン・ジロドゥの思い出

ジャン・ジロドゥの思い出

劇団つばめ組

荻窪小劇場(東京都)

2018/11/15 (木) ~ 2018/11/18 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪

ジャン・ジロドゥ作品、ルイ・ジューヴェの香りはするのか?
率直なところ、前公演「テンペスト」が今一つ緊張感に欠けた出来だったので、「ワーニャ伯父さん」並みのクォリティを求めたい。
古典を1つ1つ拾い上げてくれる貴重な劇団なのですから。

オイディプス=罪名

オイディプス=罪名

クリム=カルム

新宿眼科画廊(東京都)

2018/11/30 (金) ~ 2018/12/05 (水)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

予定2018/12/01 (土) 11:30

オイディプスを主人公としたオリジナル脚本のようです。
「オイディプス=罪名」というタイトルを見れば、もちろんあの映画「アポロンの地獄」のような内容を想像するのですが、それをどこまで裏切ってくれるかが楽しみです。悲劇なのでしょうが、5人の女性で演じるというところにも興味があります。

オイディプス~アンチゴーヌへと続く物語は、人間の罪業、贖罪、正義、肉親愛等々、様々な要素から想像力を掻きたてるらしく、様々な翻案、二次創作を生んできました。今回はどのようなオイディプスを見せてくれるでしょうか。

魔女の夜

魔女の夜

劇団キタラヅカ

本所松坂亭(東京都)

2018/12/08 (土) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪

予定2018/12/09 (日) 13:30

まだ、未見の劇団です。
ちょっと調べさせていただきますと、再演それも連続で行っていることが多いですね。
きっと、もっとこうしたら面白くなる、という欲求と発想が、「いずれ」という考えを封印してしますのでしょう。
それほど、作品に思い入れを持てるということですし、フットワークがよいのだと想像します。

さて、今回の舞台も連続再演です。前回の「観てきた」を見ると、とても評判が良い。
ということは、今回は前回を超えるはず。
それも、2人芝居のストレートプレイですから、なお一層楽しみです。
本所本牧亭も好きな場所(本当!千葉県人に西東京ばかりはつらい)だし、1時間というのも潔いです。
サスペンスフルな内容だと思われますが如何に。

となりの事件

となりの事件

シアターノーチラス

OFF OFFシアター(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪

予定2018/10/11 (木) 14:00

シアターノーチラスを毎回観たいと思うのに、どうも日程が合わない。
相性が悪いのかな。観たい動機は、フライヤーの説明書きによる、内容への興味ももちろんあるのだけれど、
それと同じくらいに、タイトルが刺激的なんだよね。

今回は「となり」という関係性の高い異世界での物語。
同じ地域で起こるニュース種になるような事件というのは、自らが新聞やテレビの外側の世界にいるのではなく、連綿とした地続きの世界で生きているということを実感させてくれる。それは恐ろしい体験だ。
それでも、自分たちに直接な害が及ばなければ、いつしかそうした意識は薄れ消えていく。

もちろん、そうした意識の希薄化は、心の平穏や安寧を保つ上では、必要な防御機能ともいえるのだろうけれど。
国際問題から、社会面記事まで、全てに心を配っていたら、とても生きて行けないから。

今回の舞台では、我々の世界で起こっていることに、部外者であることはできないという認識をどのように感じさせてくれるのだろう。

SMOKIN' LOVERS~副流煙~【25名限定公演】

SMOKIN' LOVERS~副流煙~【25名限定公演】

惑星☆クリプトン

ROCK BAR EDGE(東京都)

2018/11/02 (金) ~ 2018/11/14 (水)公演終了

期待度♪♪♪♪

今回のマスターは誰かな。
お客さんはどのような人が来るのだろうな。

阿佐ヶ谷の夜は楽しい。
第4回の「スモーキングラヴァー」を観たら、少しどこかに寄って、芝居の余韻を反芻するかな。
それとも、アフタードリンクの設定があるのかしら。

SMOKIN' LOVERS~燐寸~【25名限定公演】

SMOKIN' LOVERS~燐寸~【25名限定公演】

惑星☆クリプトン

ROCK BAR EDGE(東京都)

2018/11/01 (木) ~ 2018/11/14 (水)公演終了

期待度♪♪♪♪

惑星★クリプトンのミム・メモさんのライフワーク公演が、またやってきました。
微妙な繋がりを見せるオムニバス。今回のタバコ銘柄は何でしょうか?
私がプラトニックラブをしている美村さんを、今回はどの角度で拝見できるのでしょうか。
毎回、早く行くと席に迷うし、遅く行くと他の方の席が羨ましく思えてきて、困りものです。

美村さん、今回もグッドなボディコン楽しみにしていますね。

かもめ

かもめ

銀猫座

内幸町ホール(東京都)

2018/09/19 (水) ~ 2018/09/19 (水)公演終了

期待度♪♪♪♪

予定2018/09/19 (水) 19:00

寺山作品は、それほど観てはいません。あえて観ようとも思わないのですが、好きな演出家や劇団が演るものだから、お付き合いで観ることがあります。岸田理生作品から、回って観ることもあります。それが、案外当たったりするのだけれど、やはり進んでは観ない。
こんなスタンスで、寺山作品とは付き合っていこうと思っています。

今回は「かもめ」って、ついチェーホフかと思ったら、寺山作品とのこと。
これも何かの縁かな。職場も極近いし。
でも、観る動機がないなあ、と何となく迷っております。
説明書きだけでは、内容の予測ができないのだけれど、初恋の話かしら。
音楽劇というのがとても気になります。

もしかすると、寺山作品を好きになるのが、怖いのかもしれない。

野がも

野がも

アマヤドリ

王子小劇場(東京都)

2018/09/20 (木) ~ 2018/10/01 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪

予定2018/09/23 (日) 19:00

イプセンの「野がも」。イプセンの作品は、いつも鬱鬱として救いがなく、「正しさ」とう名のもとの醜悪さに辟易とさせられるのだけれど、中毒的に見てしまう。観る側も観る側だけれど、とにかく劇場規模に関わらず連綿と演じられ続けているのは、演る側も演る側でそのテイストに中毒性を感じるのだろうと思う。

今回のアマヤドリは、中堅劇団としての矜持を見せたいというととなので、期待は大。
敢えて、脚本にイプセンと並んで「広田淳一」と記したのは、これは広田淳一版「野がも」なのだという声明なのだと取らせていただきます。比較的長めの公演でもあるので、後半リピートしたくなるようにしてください。
イプセンは好物なので。

『Amazing Lost 』

『Amazing Lost 』

お茶の間ゴブリン

d-倉庫(東京都)

2018/09/13 (木) ~ 2018/09/17 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪

予定2018/09/14 (金) 14:00

やはり、その芝居に合った舞台というものがあって、今回の作品、”選択肢”コメディというか迷宮物はやはり階段を降りていく劇場がよい。それも、明るい別世界観必要だね。d-倉庫は階段のぼって、また階段降りて、その間のフロアの解放感。dー倉庫の舞台は地下じゃないんだもの。
そしてやはり、マチネ。迷宮から戻ったら、明るい景色がよい。オズとアリス、ちょっとだけお酒を入れて観劇に参りたいものです。

六月の斬る

六月の斬る

グワィニャオン

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2018/11/28 (水) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

あの名作「池田屋・裏」シリーズの新選組の面々が、時を隔てて日清戦争で大暴れ、となるのか。
でも、明治の話となると、あのちょんまげ頭、青い羽織を着た西村さんは見れないのだな。ちと寂しいけれど、果たして立派な軍服姿を見せてくれるのか、それとも市井の親父になっているのか。
よいサイクルで、演じてくれるなあ。楽しみにしております。

燃えひろがる荒野

燃えひろがる荒野

ピープルシアター

シアターX(東京都)

2018/10/03 (水) ~ 2018/10/08 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

予定2018/10/05 (金) 19:00

「燃えあがる荒野」から「燃えひろがる荒野」へ、ほぼ1年振りついに第2部です。
今回の上演時間は、2時間って、前作もこんなに短かったっけ?と確認したら、やはり2時間でした。
うーん、前作は大作感抜群の作品だったので、もっと長い(休憩はさみ3時間強くらい)と思ったのに、意外とコンパクトにまとまっていたんですねえ。

とにかく満州と日本を縦横に描いた物語なので、場面転換も多く、草むらに囲まれた3つの舞台設定の使い方が巧妙でした。(ちょっと賛否両論あったみたいですが)

敷島四兄弟は元気かな。
太郎は、三郎との政治を介した(陸軍と外務省)確執はどうなったのでしょうねえ?
次郎は、あの友人の子を連れて満州を駆け回っているのでしょうか?
三郎は、幸せな新婚生活を送れているのでしょうか?
四郎は、上海で日本での挫折から立ち直れたのでしょうか?

あの特高警察のおじさんや、怪しい裏社会の大物中国人(ごめんなさい、調べないと役名出てこないや)は、今後、どんな行動に出るのでしょうか。
興味や期待が止まりません。
って、三郎役のいしだ一成の名前がないぞ!今回は登場しないのか、それとも役者変更か?結構凛々しくて適役だったのだけれど、ちょっと心配。

大作ではあれ、前作同様緻密で繊細な心理描写を期待しています。

3作目題名は「燃えつきる荒野」(?)かな。

記憶の通り路

記憶の通り路

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2018/08/28 (火) ~ 2018/09/02 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪

予定2018/08/31 (金) 19:00

マテイ・ヴィスニユックの作品をまた観られる喜び。
今回は、説明書きだけだとちょっとテーマが捉えづらいのだけれど、そもそも、シュールレアリズム、ダダイズムに傾倒した詩人であったことを鑑みれば、むしろそれは原点回帰、彼の本質とも言えるので、楽しみにすべきなのだろう。

老婦人、で若い女、「大潮」?物乞いのスペシャリスト、潜在的共存へと向かう記憶の通り路、、、、まずは、初演を観て、数年後の再演を楽しみにしたい。
それが「風」の楽しみ方ですから。

ロンギヌスの槍

ロンギヌスの槍

風雷紡

d-倉庫(東京都)

2018/08/15 (水) ~ 2018/08/19 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪

予定2018/08/15 (水) 19:00

いわく、因縁めいたタイトルですね。
死の確認、あるいはとどめの槍ということですが、なぜ、その槍を刺さねばならなっかったのか。
自らの因縁、あるいは業に関わるその一突きの意味が知りたいです。
好奇心をそそられます。

マナナン・マクリルの羅針盤 2018

マナナン・マクリルの羅針盤 2018

劇団ショウダウン

シアター風姿花伝(東京都)

2018/08/11 (土) ~ 2018/08/16 (木)公演終了

期待度♪♪♪♪

予定2018/08/13 (月) 19:00

一人芝居という艱難辛苦、全く内容が判らないのだけど、楽しみにして観たいと思います。

夏祭り企画第一弾〜「真夏のカーニバル〜再来〜」

夏祭り企画第一弾〜「真夏のカーニバル〜再来〜」

制作「山口ちはる」プロデュース

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2018/08/01 (水) ~ 2018/08/05 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

予定2018/08/05 (日) 14:00

パークスタジオ倉で夏祭り。夏は踊らないとね。
それも、水着って本当?男性が褌一丁で汗かいて踊る、とかはないよね。

「踊る」ことしかわからないのだけれど、とにかく台風も酷暑もすべて吹っ飛ばしてくれい!

俺の骨をあげる(8/17(金)19:00開演 当日券ございます!)

俺の骨をあげる(8/17(金)19:00開演 当日券ございます!)

劇団鹿殺し

サンシャイン劇場(東京都)

2018/08/15 (水) ~ 2018/08/19 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪

「観たい!」のコメントを拝見すると、結構、劇団名は知っているけれど観たことがないという方が多いですね。私もその1人なのですけれど、どうもフライヤーの段階で、敬遠してしまうのですね。
何ででしょうか。
過剰な感じがするのかもしれませんし、男性ホルモン過多なイメージがするのかもしれません。
でも、今回は、なぜかフライヤーが目の前にどどーんと出てきている感じがして、目を逸らせようとしても、何かむりやり見せられているような気がします。
この圧力は何なんでしょうか。うーん、今度こそ観てしまうのか!?

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