客
Interdisciplinary Art Festival Tokyo
某所(東京都)
2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了
満足度★★★★
自身の内面との対話?
わずか数十分で終わる舞台、いや出来事、であったけど、とてつもなく長い時間旅行をしたような気分を味あわせてくれた…
訪れた日は、あいにくの天気だったが、雨音は素敵なアシストをしてくれた。あれほど外(自然)の音が粋な演出をしてくれるとは!
帰り道、振り返って目に入ってきた、雨降る闇夜に浮かぶあの家は幻のようだった。。。
『からす食堂』『黒い三人のこども』
二月のできごと
104Rmond(アーモンド)(東京都目黒区大橋1-6-4 坂本ビルガレージ)(東京都)
2016/02/24 (水) ~ 2016/02/29 (月)公演終了
満足度★★★★
手作り感が溢れてた。
104Rmond(アーモンド)という、山手通り沿いの不思議で面白い空間で、4年に1度の2月29日に。
主催?の佐久間さん、よくぞココを見つけたな!と思うほど。
風の音や雨音、表を走るトラックの音、そし寒さ笑。それらひっくるめて体験型会話劇だった。
【T OF N】
エビス駅前バープロデュース
エビス駅前バー(東京都)
2015/02/05 (木) ~ 2015/02/19 (木)公演終了
向日葵と夕凪 2016
BASEプロデュース
BAR BASE(東京都)
2016/09/15 (木) ~ 2016/09/22 (木)公演終了
満足度★★★★
ステキな座組だった!
BASEプロデュース『向日葵と夕凪』
何度も再演されてる作品だけあって、世界観、登場人物たちの心情の余韻に浸れる。ドーンと凹む😢訳でもなく、スカッと気分爽快😁な訳でもなく…
期間は必要だけど、何年経ったからでは無いってことだよなぁ。
非劇 Higeki
篠田千明
吉祥寺シアター(東京都)
2015/11/27 (金) ~ 2015/11/29 (日)公演終了
満足度★★★★
フシギな・・・
なんともフシギで、この体験・経験を説明するのがなんとも難しい。。。
でも、目指したいもの、伝えたいもの、は解ったような気がする…
東京ノート
ミクニヤナイハラプロジェクト
吉祥寺シアター(東京都)
2016/03/24 (木) ~ 2016/03/28 (月)公演終了
満足度★★★★
全然色褪せない。
速射砲のような台詞まわし、縦横無尽なStage移動。後から知ったのだけど、オリザ版とは180度違った演出だったとか…
日本の何処かで時代は近未来?戦争への距離が確実に近づいている今、単なる戯曲とは思えない現実感を突きつけられた。
弔EXPO'15 (トムライエキスポニセンジュウゴ)
白昼夢
gekidanU野外劇場(東京都荒川区南千住5-25-6)(東京都)
2015/08/21 (金) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
想像以上だった…
初見の劇団&屋外公演初体験でしたが、不思議と心地よい空間だったなあ。
初見と言うのもあり、正直、白塗りって、という戸惑いはあったのだけど、商店街の中にある駐車場に現れた劇場という非日常空間では、ほぼ気にならず…いや逆に当然のように見えてくるから凄い!
作品も短編3本立てでしたが、それぞれ、斬新な世界観でした。勧進帳がああ展開するとはねー
自己中カルテット
カミナリフラッシュバックスと、まの。
nakano f(東京都)
2014/12/11 (木) ~ 2014/12/14 (日)公演終了
満足度★★★★
笑った&笑った。
畳み掛ける"ぶっちゃけ"に騒然、だったけど、明日からも生きていける!という根拠のない確信が、生まれたような生まれなかったような…笑
まっ、隣のテーブルでの会話を"盗み聴き"した様なかんじ。
モロ師岡『初笑い演芸会』
有限会社オレガ
「劇」小劇場(東京都)
2017/01/02 (月) ~ 2017/01/03 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/01/02 (月)
笑い初め、の軽い気持ちであったけど、初めて出会う生(ナマ)のモロさんワールドは、多くの笑いとすこしの涙で構成されてました。
来年も行くぞ!
フォトジェニック
鵺的(ぬえてき)
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2017/01/10 (火) ~ 2017/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★
鵺的トライアルvol.1「フォトジェニック」@SPACE梟門
終演後のトークショーで(作、演出の)高木さんが仰っていた様に、まさにトライアルでした!
だけど、本公演の高木さん作品以上に、怖さ、が散りばめられてたし、人間の業みたいなモノが見えてきたかな…コワサのベクトルも違った方向だったし。
そいや、ある方が『昭和のテイスト』って表現されたけど、言い得て妙だったなあ、と。
奥野さんはじめ、ステキな演者陣の独白シーンも見応えありました!
2回目も観たいですねー
月がとってもきれいです
はらぺこペンギン!
駅前劇場(東京都)
2014/11/26 (水) ~ 2014/11/30 (日)公演終了
満足度★★★★
いまこの題材を取り上げる意味。
あの兄妹だけでなく描かれている人物みんなが、、今を精一杯生きよう、としていた…終盤、物語が進んでいく中、このままじゃ救われないよっ、と思っていたが、最後は少し救われた気がした。が、それがあの4人にとって最善かはわからない、けど…
ビッグマウス症候群
劇団フルタ丸
美濃にわか茶屋(岐阜県)
2016/06/10 (金) ~ 2016/06/12 (日)公演終了
満足度★★★★
美濃でさらに進化した。
フルタ丸にとって、劇団員6名のみでの本公演第2弾となる「ビッグマウス症候群」。
東京・下北沢に続いての、主宰のフルタさんの地元である、美濃(美濃にわか茶屋)での公演。
フルタ丸としては、以前に1度、60ミニッツプロジェクトとして「フルカラーの夏」を上演しているが本公演ははじめて。当然、不安が沢山あったことだろう。
美濃で演劇を観るというのは、東京(特に下北沢)で頻繁に観る機会がある自分からしてみれば、かなり稀有な事なのかなとも思うし、そういう意味では、生のステージを100分間、というにはフルタ丸、フルタさんにとって、大きなチャレンジだったと思う。
会場は専用劇場では無いから、吊り下げ照明も無く逆に自然光が入ってしまい完全暗転が出来ないとか、上手・下手の裏移動が出来ないとか…それでも、それを逆手にとって見事に世界観を再現できてたのはスゴイのひと言。
勝手な予想として、前半シーンにある各キャラクターの独白シーンは、短くするなど変えてくるのかな?、と想像もしたけれど、基本そのまま。おそらくは、下北沢・美濃で上演する=客層の違いを意識して脚本も演出もしていたんでしょうね。
それでも、
ストーリーテラーである三浦先生(篠原さん)の語り口を敢えて客席/観客に向けるなど、試行錯誤はあったよう。分かり易く?言い換えるなら、キャラメルボックス的な感じ…岡内美喜子さんとか思い浮かべてもらうといいかな。
そうして美濃バージョンを作り上げていった結果、後半部の客席熱は、圧倒的だった。地方が抱える過疎や隣接自治体の合併といった、より身近な内容だったせいもあるとは思うが、巻田(宮内くん)のこれまでと町長選挙出馬への想いが客席全体を包み、彼の演説への共感ヘ繋がったんだろう。
そして、森田リカ子(真帆さん)のウグイス嬢。美濃での彼女の過去からの吹っ切れ感は突き抜けてた。あれも客席熱との相乗効果だな。
巻田と三浦先生の関係。
物語の中では、"中学の同級生"、"医師と患者"という事だけが語られているが、巻田はなぜ最後に三浦先生を旧姓(福本)」で呼んだのか?
巻田は学生時代、上京する直前かもしれないが、三浦に告白したんだと思う。「東京でトランペットのトップを取るんで、そうしたら迎えに来るよ」のようなプロポーズにも近いような。
だからこそ、風見町に戻ってきた時に自分をどう見たのかを気にしていたんだろうし、町長選挙への出馬も、今度こそビッグマウスを成功させ彼女とやり直すんだ、という気持ちがあったんでは無いだろうか。。。結果としては、選挙活動を通じ(リカ子の身の上話とかね)自分を育て守り待っていてくれた風見町を守るんだという使命感を持ち、見事に町長になった訳だが。
三浦先生にしてみれば、父の町長の座を守る、という一念から次なる指導者を摘む事に力を注いでいた訳で、それが無くなってしまって結果、もしかしたら巻田と…なんて想像してしまうエンディングの表情が切なかった。旦那である委員長先生は週の半分居ないしね。ただ、左手薬はそのままだったが。。。
三浦先生といえば、レミングス:ビッグマウス症候群の患者達に処方される安定剤。レミングスといえば、集団自殺すると言われている(実際は違うという説もあるみたいですが)ネズミ、そして天井からどんどんレミングが落ちてきてただひたすら進むというゲーム。ネーミングがこれらから来ているのであれば、三浦先生との週1回の診察による "暗示"により彼ら・彼女達は大きな口、大きな態度を抑えられていたんじゃないだろうか。あの錠剤自体は、単なるアイコンにしか過ぎないんじゃないか、そう考えると風見町は福本王国を維持するため、約30年近く町民を色々な方法で暗示に掛けていたのでは?とも思えてくる。ある意味、闇を抱えていたのかもしれない。
最後に、井口(清水くん)について。彼は根っからのギャンブラー気質なんだろう。町のこと住民のこと、全てを調べ上げ賭けの対象にしている様に見える。そうでなければ、巻田と三浦先生との関係(おそらく過去のいきさつや今なお巻田が持っているであろう恋愛感情)や、森田リカ子の子役時代はじめ、あれだけ色んな情報を把握している辻褄が合わない…
リカ子の女優へのカムバック、彼の恋愛感情も有ったのだろうが、表には出さないが"賭け"だったのかもしれない。巻田を町長にするという大きな賭けが終わった後、次なる標的は何だろうか??
町長選挙が終わった風見町。
合併は避けられるだろうが、その先、町にも彼ら・彼女達にも明るい未来だけを感じることは出来ない。
巻田の気持ちはやっぱり通じないかもしれない、三浦先生は仕事が無くなってしまうかもしれない、刀根は東京へ帰ってしまうかもしれない、リカ子はやっぱり仕事が来ないかもしれない、井口は…元さんは…
どこか後味が苦い、そんな作品。それがビッグマウス症候群。
☆公演全て終了してますので、ネタバレ含めて、こちらで公開してます。
忘れたい、忘れられない
BASEプロデュース
BAR BASE(東京都)
2017/01/18 (水) ~ 2017/01/25 (水)公演終了
満足度★★★★
BASEプロデュース「忘れたい、忘れられない」@松濤 Bar BASE
もうね、独り身としてはヨメ💑が欲しくなる、一緒に想い出を共有したいパートナーが欲しくなる。
中年も捨てたもんじゃない🤣ふら〜っと来てふら〜っと観て欲しい作品であった。
軽い重箱
殿様ランチ
新宿眼科画廊(東京都)
2015/01/11 (日) ~ 2015/01/21 (水)公演終了
満足度★★★★
ステキな3本立て
殿様ランチ 新春の規格外公演2015 短篇集「軽い重箱」@新宿眼科画廊
今年の観劇初め。 オムニバス3本立て、笑わせてもらいました。 初"殿様ランチ"だったけど演者さん含め、本公演も面白そうな…
直前に花園神社でお詣りしたご利益かな…
メタモルンリンクル
はらぺこペンギン!
BAR BASE(東京都)
2015/06/25 (木) ~ 2015/06/28 (日)公演終了
満足度★★★★
時間はコンパクト、中身は…
50分の短篇&男性キャストだけとは思えない非常にボリューミーであった。
伏線と言うか、それ生きてたんだ!っていうのは、どんでん返し感/ひっくり返された感ハンパないっす。
恋の骨折り損
劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了
満足度★★★★
悲劇だけど喜劇。
「ライオンキング」は2度ほど鑑賞したことがあるが、いわゆる"ジャパニーズミュージカル"は初体験。
劇中歌が終わったら拍手する、とか、カーテンコールが長い(小劇場ではあそこまでやらない/やれないからね笑)など、"お約束ごと"があって戸惑いながらも、歌舞伎と似ているなと思ったり。
物語、結末は決してハッピィエンドでは無いけれど、シェイクスピア作品の分類上では"喜劇"扱いであるように、8割~9割はたくさん笑えて、ぜーんぶ愉しめました。
声は聞こえているか
劇団前方公演墳
小劇場B1(東京都)
2016/02/10 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★★
ヘッドライナーVer.
先日の前墳Ver.に引き続きだが、キャスト違いを堪能。
登場人物4名がいわゆるWキャストになるが、それぞれのキャラクターが相手とのこれまでの関係/かかわり、であったり、今思う気持ちが、微妙に違って観えて来た。それも含めて新鮮な印象。
ちなみに、B1は劇小劇場などと比較すると、複雑なセットの建込みが難しいけど、あの四角いStage空間を目一杯使ってくれるのが嬉しい。(前方公演墳に限った事ではないが)
入って、右手のエキサイティングシートはちょうど演者さん達と目線の高さが合うので、ホントその場に居合わせたような気分になれ、とってもお得!
忍者、女子高生(仮)
月刊「根本宗子」
ザ・スズナリ(東京都)
2016/04/23 (土) ~ 2016/05/01 (日)公演終了
満足度★★★★
今回もうねった!
ねもしゅーのStageは、ありふれた日常から非日常を超越した何処かへ誘ってくれるんだけど、今回もぶっ飛んでたなぁ~
舞台で出来る精一杯を見せてくれた座組に拍手!
忍者であって忍者じゃ無いかけど、女子高生は出てるよ笑
それからの街(再演)
Masashi Nukata
東京藝術大学 第7ホール(東京都)
2016/02/06 (土) ~ 2016/02/07 (日)公演終了
満足度★★★★
音楽劇って面白いかも。
額田大志さんの卒業制作公演としての作品。
音楽劇というジャンルはお初でしたが、その世界観は大変面白かった。
贅沢貧乏 山田由梨さんとのアフタートークで額田さんから想いやアプローチが聞けたことで作品へのモヤモヤが整理できた。
ミニマル・ミュージックって初耳だったし…
ふじきみつ彦・山内ケンジ 傑作短篇集
E-Pin 企画
小劇場B1(東京都)
2015/08/25 (火) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
ある意味衝撃的だった。
ふじきさん・山内さんの本も舞台も初見だったのですが、エロティシズム&ブラックユーモア、というか、オ・ト・ナな空間だったなーと。
そう、田島ゆみかの生脚は要チェック、との事だったのでしっかりチェックしたよ。ご本人は謙遜してたけど笑
あ、明日はトンカツ食べようっと(^^;;