ラムレーズンの観てきた!クチコミ一覧

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祝祭

祝祭

Trigger Line

小劇場B1(東京都)

2015/07/18 (土) ~ 2015/07/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

展開を追いかける
2時間あっという間でした~。
舞台美術も毎回極限までシンプルですし、展開のテンポが速いのが特徴だと思っておりますトリガーラインさん。
シーンの切り替えは照明や音響、役者さんの力量で勝負という構成にあえてなさっているのでしょうね。
2時間あっという間。集中して観賞できました。以下ネタバレ含む。

ネタバレBOX

トリガーラインさんの舞台は緻密な計算がされていて隙がないので目が離せないですね。
観ていても本当にあっという間でした。
役者さんは勿論、観ている私たちもももう真剣に追いかける!って思えるお話だったと思います。
ただ少しでもあれ?って思うところがあるとお話に付いて行けなくなるのが少し残念かしら。
いくつもお話が盛り込まれているから余計そう思うのよね。

そう感じたところは3カ所。
急に人質と武装集団が仲良くなっちゃった?
トンネルを掘っているのに気がついたシーン。
最後に2回殺すチャンスがあったのに、と言ったところ。

急に仲良くなった気がしたのは、時間経過を感じられなかったからかな。
そういうのって、衣装や小物で演出できたらお話の邪魔しないのではないかしら、、、なんて。
毎回私衣装の事が気になっちゃうのです。
そもそも大使館での華やかな席だったのに、というところから始まるのですけどね。
私の場合、役者さんの衣装やヘアスタイルに、やさぐれ感があるとすんなり飲み込めたかもしれませんわ。

掘っているのに気がついた時のリアクションからは、単純に何が起きたのか分からなかったの。
気がついた事が観客からはわかりにくいのでは?

それと、最後の神父様のシーン。
神父様を狙ったシーンがあったかしら?って思ったの。
殺すという言葉を聞くとそう思っちゃったのよね。
自ら盾になったシーンはあったけど自分が見落としたところがあったかしら?って。
良い台詞だっただけにね。
この2つは大きな問題ではないのだけど、その場をスルーできないと後のお話に響く気がして。
だからちょっとでも、ん?って私の心の中で思いたくないって言う。
でもでも残念というより、自分が悔しいって言う感じに近いかも。
ま、なんてわがままなんでしょ。


ところで武装集団緒のホセさん、歌が上手ですわね。
生歌のあのシーン、会場全体が一体感が生まれた気がしました。

講演が終わってしまった後の投稿ですが
今後も楽しみにしています。









グループ・アントルス『[àut]』

グループ・アントルス『[àut]』

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2014/09/18 (木) ~ 2014/09/20 (土)公演終了

満足度★★

この際言わせていただくわ
もう公演も終わっちゃったからこの際言わせて頂くわ。
良くも悪くも意味不明って感じかしら。
こういうコンテンポラリーダンスって細かい動作全部に意味を持たせない場合もあるじゃない?だから観ている側も理由を探す必要はないんだと思ってるの。
でもね、そういうパフォーマンスだからこそ言葉ではなく魂に訴える何かを感じたいのよ。私。
20分くらいまでは、の後きっと何かが起こるはずと期待してたのよ。
でも期待を裏切って、というか期待を裏切らずこうなのよねきっと。
フランス的なシュールでは片付かないんだから。

感想?身体が柔らかいのね、かしら。
音もノイジーだし、1時間弱くらいもうただの苦行でしかなかったわ。
あらやだ、厳しい?
でもね、私の魂を揺さぶる事は一度もなかったのでこの点数よ!

NO MOON,NO SUN

NO MOON,NO SUN

Trigger Line

劇場MOMO(東京都)

2014/10/04 (土) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

満足度★★★

多すぎない?
2年振りの公演ということもあって楽しみにしてましたの〜!
トリガーラインの舞台は今回で3作目かしら。毎回ノンフィクションを題材に演出家の独自の解釈によって舞台化されるメッセージ性の高い舞台だと思っています。私にとっては感情移入できるかが舞台の醍醐味なので、そこの部分で書かせて頂いちゃいますとね、、、

ネタバレBOX

シーン展開(できごと)が多すぎて最後までストーリーが分散しちゃったのが残念だわ。主人公がプリンセスだったのか、ボディーガード達3人だったのか。なぜかって数年前の事件の話が会話に出てくることと、目が見えなくなる話が少々解釈のお邪魔しているからよね。
ラブストーリーなのか友情なのか?
すごくもったいない気がするのよね〜。

途中涙を流すシーンが2カ所、来たわ!と思ったの。この見せ場!このシーンに持って行く前後もう少し時間を割いてもらわないと一緒に泣けないじゃないの〜。
最後のマイウェイにあんなに時間いらないわよ〜。

それと、衣装なのよ、、、。うーん、この際言わせて頂くわ。
着替えもあるだろうけど、似たのを揃えなくても良いのではないかしら。
フォーマルなシーンでは似ているけどちょっと意味違ってくる場合もあるから、帽子や手袋やステッキなどで、それらしくするなんていかがかしら。
ま、私っておせっかい(笑)
でも衣装って素人の私にとっては舞台の導入部分だからどうも気になるのよね。

そうそう、お一人釘付けのお方がいらしたわよ。経塚よしひろさん。
もう舞台のスケールが違ってましたわ〜。

ということで、私の感情移入ポイント3でした。めまぐるしい展開に入り込めないところがマイナス要因です。
少々辛口?ううん、でもいいの。
トリガーラインさんはもっともっと更に素晴らしい劇団になると信じてますので!!


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