かすみの観てきた!クチコミ一覧

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魔族会議

魔族会議

たすいち

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2016/08/27 (土) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★

脚本が雑だと思いました
メモをして投稿をし忘れていたので今更投稿すいません。

たすいちさんの演劇は好きです。

でも脚本が年々「くどく」なっていて、客がお話に集中できない感じになっています。1言でいうと「キャラクター・設定の説明場面」が多すぎるということです。学芸会ではないので、役者の全員が全員光って、お客さんに覚えてもらって、という配慮はいらないと思うのです。というか、この人がどんな魔族でどんな能力があって・・という紹介で前半が終わり、実際に能力がディベートに絡んでお話が動き出すのが後半だけ。長いです。脚本が「役者」と「アイデア」ありきで、「構造」がない上に「話の中身」が薄いのが残念です。誰かに脚本だけを読んでもらったほうがいいんじゃないかと思うぐらい、近年の作品は脚本がグダグダだと思います。

宴

たすいち

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/04/15 (水) ~ 2015/04/19 (日)公演終了

満足度★★★★

Bを観ました
すごく甘酸っぱくて情けなくて、そして懐かしくなったコメディでした。キラキラしたお話を一挙に観れる小劇場らしい企画だったと思います。役者さんが近くて素敵でした。すごく笑いましたが、切なくなりました。中田暁良さんスゴいハンサムなのに、圧倒的に上手くて、すごい面白かったです。なんであの役を自然に出来るんですか?と言う役を普通に演じきっててスゴイ。あと葦田京喜さん良いですね。登場から目が離せない。表情や動きがアメコミのヒーローみたいでした。あと緑の服の役者さんも素敵でした。魅力的な役者さんが沢山出てらしたのですが、一人何役もやってるせいか、役者が若いせいか、細かいところで雑さが目立ちました。練度に差を感じました。
(また追記します)

小指の思い出

小指の思い出

東京芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2014/09/29 (月) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

満足度

ひどい
脚本が好きで楽しみにしていたのですが、役者の力量が劇場においつかないという残念な結果になりました。小劇場のサイズに慣れた役者さんなんでしょうね、声は小さいし、空間は使えていないし、私のいた席からは脚本を知らなければ何が起きているか殆ど分からないまま上演時間を終えたと思います。

煙が目にしみる

煙が目にしみる

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2014/09/24 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

芝居らしい、芝居
素晴らしい舞台でした。久しぶりにガツンと胸にくる芝居を観たと思います。まず役者に力がある。作品の中での役割を完璧にこなすというプロ、に徹することが出来る役者ばかりでした。この役者たちを通して、観客は物語に自然に入りこむことができました。
何が良いとか悪いとか上手くは言えないのですが、大変良い時間を過ごすことが出来ました。

レーザービーム!

レーザービーム!

はらぺこペンギン!

駅前劇場(東京都)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★

何となく良い話だったが
久しぶりの観劇。残念ながら、あまり楽しめませんでした。もっとスッキリ話を進めた方が面白かったと思うのです。途中で乱入してくる賑やかしのキャラクターを「おふざけ」として楽しめれば良かったんでしょうけれど、そもそもお話から浮いてしまう賑やかしのキャラクターというものが必要なのか、という点に疑問が。本線に必要ないけど、その人物を楽しめる、というレベルまで昇華されていなかったというのが正直な印象です。

『うれしい悲鳴』/『太陽とサヨナラ』(終演しました! ご来場ありがとうございました!)

『うれしい悲鳴』/『太陽とサヨナラ』(終演しました! ご来場ありがとうございました!)

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2013/10/23 (水) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★★

初観劇・うれしい悲鳴
こんな未来が来たら怖いなぁーと最初はワクワクして見ていたのですが、徐々にやや人物設定が??な違和感を感じ始めました。全般にキャラクターが軽いというか・・

身体表現は格好良かったです。

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】

あんかけフラミンゴ11【ご来場ありがとうございました】

あんかけフラミンゴ

王子小劇場(東京都)

2013/10/11 (金) ~ 2013/10/15 (火)公演終了

満足度

下品だなあ
剥き出しの欲望を芸無く技術なく垂れ流した感じ?
エネルギーだけは伝わってきたけど、これが受けるなら小劇場のお芝居なんて本当に内輪で回っていく世界なのねって思った。学生の壮大な悪ふざけに演劇仲間が手を叩く。でも輪の外にいる私は引きっぱなしでした。

イッヒ リーベ ディッヒ【全公演完売の為、当日券の発売を中止いたします】

イッヒ リーベ ディッヒ【全公演完売の為、当日券の発売を中止いたします】

劇団東京イボンヌ

ワーサルシアター(東京都)

2013/10/01 (火) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★

後は作品かな´д` ;
この劇団は、昔、拝見したことがあります。その時の作品は好きだったので、今回また参りました。

自分も劇団を運営しているので分かるのですが、今回のスタッフさんは本当に素晴らしかった。事前には劇団からご丁寧なお手紙もいただきましたし、(自分は日曜日に行きましたが、)当日の受付・整列・入場まで非常に整っていて、礼儀正しく、品がありました。また帰りしなに知り合いを待っていたら、すぐにスタッフの方が声をかけてくださる等、気遣いが行き届いた素晴らしい運営だったと思います。これは一人一人の心がけが本当に良いのだと思いました。

でも劇場に入ってから、テンションが下がってしまいました。芝居の内容は本当にごめんなさい。破綻してたかなーと思います。

現代と中世の話が入り組んで行くのですが、この2つのパートが連関していない。過去のエピソードは現代においては、主人公の父の研究内容として持ち込まれるわけなのですが、中世世界におけるマリアのベートーベンへの献身と、現代における家族の問題(愛情欠乏?)にどう繋がるのか全く分かりませんでした。

現代世界は、もう既に何人かの方が書かれている通りです。

過去世界は演出の方向性がよく分かりませんでした。実在の人物の話なので、基本は脚本家・演出家の解釈の問題になるんだと思いますが、そもそもコメディタッチなのか、シリアスなストーリー芝居なのか。下の方が書いていますが、コメディというシステムを採用していたとするならば、普通のストーリー芝居をしているマリアだけ浮いています。

ただ、ベートーベン役の古賀司照(読み方わかりません)の演技は素晴らしかった。声が枯れていたのが少し気になりましたが、それを補って余りある立体的な演技をされていたように思います。

愛、美しい歌、美しいピアノ、美しい言葉を連ねて見ても、作品の土台となる世界が全く見えてきません。何も無いんです。

これでは役者の方は演じ辛かっただろうな、と思います。また復活を支えたスタッフの方も、この作品を本当に面白いと思っているのかな、と思ってしまいました。
かつての作品と(無伴奏という作品でした)今回の質の差が余りに激しいため、戸惑っています。

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