Takeの観てきた!クチコミ一覧

1-20件 / 33件中
つく、きえる

つく、きえる

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2013/06/04 (火) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

満足度★★★

独特の感覚
他の方も書いているように、
確かに話の内容は難しいように
思えました。
前半は淡々と3組の情事を個別に
描いていましたが、後半は津波の
その後の虚無感めいたものを、
伝えていただろうと思います。
国立の劇場らしく?現代日本の
大きなテーマを取り上げたのだろうと
いうことだろうと思います。
結局、新国立のつながる演劇シリーズは
すべてみてしまいました。(笑)
舞台はやはりそれなりのものでした。

バイト

バイト

カスガイ

テアトルBONBON(東京都)

2013/06/12 (水) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

本能剥き出し
ラストシーンの演技は芝居の始めから中頃までとは
違って人間の恐るべき情念のような、
本能剥き出しの姿を演じていたと思います。
私の頭の中も、芝居の特に後半はガッツリ
噛みついていました。

どらっぐ・ど・東京

どらっぐ・ど・東京

82-party

シアターKASSAI(東京都)

2013/06/06 (木) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

もがき
当日パンフの演出の挨拶文にこの作品は、
3人の作家の作品が下地になっているとのこと、
私はその作家の作品をほとんど読んだことがないので、
満足度評価はほかの方に任せます。

ドラッグというとどうしても、もがきという言葉を想起してしまいます。
苦から逃れたいがためのドラッグということで。
私は何か大変なことにぶつかると、もっと別の選択・生き方が
あったかもしれないなと思うことがよくあります。
しかし、苦と思ったとしてもそれは、先天的な障害ゆえの苦以外は
自分が選んだことにより発生する苦であると思っています。
この劇ではもう一つの生き方は切ない終わり方でしたが、
逃れられない宿命をみんなもっているということを
話の内容の方向とは矛盾するかもしれませんが、
改めてそんなことを感じました。
芝居の中では、立ち退きを迫られている若者が地方から出てきている
という設定のためか、東京、東京と連呼して比較しているような台詞は
なぜか、上京してきた人の変なコンプレックス目線的なものを
感じました。かくいう私も上京者ですが(笑)

キャンベラに哭く

キャンベラに哭く

桃尻犬

王子小劇場(東京都)

2013/06/05 (水) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★

明確
描きたいことは明確でした。
露骨さが出ていることで
余計に際立っていたと思います。
ヌルとその兄とムコウジマ役は見事に
演じてたと思います。

ネタバレBOX

産卵は驚いた。
蒲田行進曲

蒲田行進曲

インソムニア

Geki地下Liberty(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

観て欲しいと思う
内容はあらかじめ知っていたせいもあり、
好きなので安心して観れました。
セットもシンプルで、やはりこの劇は
階段だなと改めて思いました。
ただ、私サイドの問題ですが
内容を知っている分、映画のシーン(といっても映画のころはまだ幼少なので
厳密にはレンタルでしかみてませんが)が思い出され、
それにかぶさる形での印象になってしまったので、まっさらな上での
評価はできません。
しかし、メインの三人はもとより、
みな力のこもった演技であり、ホロッとくるところもあり、
映画を観ていない人にも
強くお勧めしたい公演だと思いました。




これでおわりではない

これでおわりではない

アンティークス

OFF OFFシアター(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

徐々にジンワリ
最初はやたら、ガサツでやかましい
感じと思った下町的家族も話が進むにつれ、
その家族の賑やかさ、特に末っ子役が演じた無邪気な
感じが、余計、最後にグッとこみ上げるものがありました。










ネタバレBOX

運命に抗することは不可能かもしれないが、
大切な人との思い出は残る。
それは大事にしたいと再認識させられた劇でした。
仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので

仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので

ポップンマッシュルームチキン野郎

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/24 (金) ~ 2013/06/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

着地点の意外性
開場時の予演から本編まで全力だったと思います。
手書きブログの状態になるのは無理ないでしょう。(笑)
いろんなキャラクターが彩った展開と
着地点の意外性にやられました。
説明にもありますが、まさにジェットコースターでした。

厄介払い

厄介払い

プリエール

赤坂RED/THEATER(東京都)

2013/05/24 (金) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

終始軽妙なやりとり
フライヤーを見て、なんか頭に引っかかってました。
上演時間80分の終始、二人の軽妙なやりとりで、
クスッと来る笑いで気楽な気分で楽しめました。
テレビでも見かける人も観客席におりました。






ネタバレBOX

最後の方で弁護士役の渡辺徹が実は自分の甥とわかった依頼人の
田島令子に向かって『おばちゃ〜ん』と哀願的に言うシーンは
笑わせてもらいました。
ぼくの国、パパの国

ぼくの国、パパの国

新国立劇場演劇研修所

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2013/05/17 (金) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★

父親の宗教的価値観支配との葛藤
イギリスに住むパキスタンから渡って来た
敬虔なイスラム教徒の父親とイギリス人の妻と
子供達の物語でした。
躾から子供の人生の選択に至るまで、父親の
宗教的価値観でがんじがらめにされるが、
それに抵抗する妻や子供達の苦悩する姿が
笑いも交えながら、描かれていたと思いました。

ネタバレBOX

終幕前の応接間での、母親と息子の結婚相手の
父親とのやり取りは、この劇の主題を浮き彫りに
するシーンだったように思われます。
しかし、あの額縁の娘の絵を見て、母親が
『近親交配の怪物』と言い放ったのは、
すーっとしました。
未確認の詩-ウタ-

未確認の詩-ウタ-

ライオン・パーマ

王子小劇場(東京都)

2013/05/16 (木) ~ 2013/05/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

現実も捨てたもんではない
特に短パン刑事や銀河警察?の宝塚系の
方が印象に残っています。
最後に現実の限界云々・・という台詞がありましたが、
あれをみて、未確認飛行通販なるものを引合いにだし、
現実も捨てたもんじゃないということを
思わせてくれた劇のような気がしました。


ナミヤ雑貨店の奇蹟

ナミヤ雑貨店の奇蹟

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2013/05/11 (土) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

涙腺が・・・
最初にフライヤーを見たとき、3人組がなにか
ヤンチャをやらかしてしまうお芝居かと
最初感じており、気に留めておりましたが、
今日都合がついて、当日券でのゲリラ観劇に
なりました。
まさか、ハンカチで涙を拭うことになろうとは、
思いませんでした。
実は原作も読んでなかったので、
まっさらな状態で観ました。
場面によって、時をステージの上に
字幕で表示し、メインの舞台は店舗を
回転させる形式で小気味よく場面が進み、
笑いを取ることも忘れずに、
あっという間の2時間10分でした。
波矢さんみたいな御意見番が
自分にもいればどんなに心強いかと思いました。
終演後のカーテンコールは3回でした。
この印象を残すため、原作は読まないことにしました。(笑)


匿名家族

匿名家族

劇団フルタ丸

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/11 (土) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

身につまされる思い
田舎がいやで大学進学という口実で上京した自分にとって、
20代の頃は3、4年に一度ぐらいしか帰らず、
親や田舎というものをないがしろにしていた
もんだったので、なかなか身につまされました。
それだけにグッとくるものがありました。
あの舞台は凝ってたと思います。









アジア温泉

アジア温泉

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2013/05/10 (金) ~ 2013/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★

新鮮な感覚を覚えました
祝祭劇はこれまでみたことはありませんでした。
特にお目当ての役者さんはいませんでしたが、
あらすじを見て前から気になっていました。
朝早く起きたんで、いわゆるZ席を購入しました。
音楽を交え、全体としてあらすじからイメージするものからは
重たい感じはせず、特に1階席の1列目の観客は役者とのやり取りも
あったりするので、観客参加型という部分もあると思います。
途中で20分の休憩があります。トータルで約3時間でしたが、
笑いあり、勝村政信がドラムをたたいたりと私自身、
こういう形もあるんだなと感じました。
キム・シンテは重厚さを感じた演技だったと思います。

ミニチュア!

ミニチュア!

こちらスーパーうさぎ帝国

小劇場 楽園(東京都)

2013/05/08 (水) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

存分に笑わせてもらいました
街の中の人々のありふれた光景を、
笑いを取りながら、町内のお祭りで
まとめあげ、街というテーマの作品
だったんだと改めて感じました。
あっという間の1時間45分でした。
上演開始まで空調の近くにいたせいか、
やや寒く感じられたが、始まったら、
笑いがとまらず、気にならないぐらい
でした。役者さんの額にも汗が光って
いましたが、観てる私も笑い過ぎた
せいか汗がジンワリしてました。
特に市民ランナーの東大和役の加藤圭貴が
出た場面は、帰り際の電車で思い出し笑いを
してしまうほどでした。
おわった後、面白かった感じの他に、ほのぼのとした
気分になりました。

ばたふらい

ばたふらい

ソラリネ。

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/05/07 (火) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

悲しいかな人間の性
華を見てきました。
上演時間は約一時間で、会場は座席で囲む形式でした。
脱線事故の一方で、キャンパスやバイト先で
のんきに恋愛話で盛り上がる若者たち。
どんなときでも、(こういってはなんですが)ある種たくましい
人間の性、それを際立たせるために、あえて悲惨な脱線事故が
あった当日という設定にしたのかなぁと(勝手に)思いました。
ヒロシの部屋での修羅場のシーンとカオリがバイト先の同僚から、
詫び?を入れられたシーンが印象に残っています。

斜い人 (はすいひと)

斜い人 (はすいひと)

ナイスコンプレックス

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/02 (木) ~ 2013/05/08 (水)公演終了

やや軽い感じかな
テーマが重いわりには、
ライトな感覚で描いていた感じがしました。
特に前説がちょこちょこ入り過ぎな感じを
持ちました。
作品の評価は、この劇と同じような境遇に
あった人がどう感じるかによると思いました。
最後は、みんなで食卓をかこんでいるシーンで終わり、
ハッピーエンド的な感じでしたが、上述の人を対象に
上演した場合どんな感想をもつのだろうかと
感じました。
生みの親より育ての親という言葉もあるように、
不妊で悩んでいて、どうしても子供が欲しい夫婦の存在を
考えると、赤ちゃんポスト的なところで拾われた健康な
将来ある赤ちゃんをそういった夫婦に愛情をもって育てて
もらうのは、命を助ける以外のもう一つの役割かなと
気づかされた次第です。
なにはともあれ、重たいテーマにぶつかっていった点は
よくやったと思います。



focus. 神話

focus. 神話

ミームの心臓

王子小劇場(東京都)

2013/05/02 (木) ~ 2013/05/08 (水)公演終了

満足度★★★

企画自体は今後もやってほしい
なかなか、学生さんのお芝居を見に行く機会がない
自分にとっては、よい企画だったと思います。
3作とも観ました。
個人的には一作目のリーゼントのカヲル役と
三作目の原田マサオ役が盛り上げ役として
印象に残ってます。特に、原田マサオがぶら下げていた
雑誌が「ムー」というのは、吹き出しました。
ただ、テーマが普遍性の高いものなせいか、
なかなか、印象としてストンと落ちるものがなかったです。
しかし、学生さんの演劇を見る機会があまりない自分にとっては、
こういう企画は今後も続けていってほしいと思いました。


からっぽの地球儀

からっぽの地球儀

9-States

OFF OFFシアター(東京都)

2013/05/01 (水) ~ 2013/05/05 (日)公演終了

満足度★★★★

立証さえできれば・・・
立証さえできれば、常識やら一般論で
真実が葬り去られてしまいかねない怖さを
感じました。
女裁判官が別れさせ屋に依頼して失敗した
責任をとってもらうために、
女検事に来てもらって、
男とやり合うシーンは、
個人的には納得です。





「侵入者245.5」

「侵入者245.5」

劇団KEYBOARD

池袋GEKIBA(東京都)

2013/04/26 (金) ~ 2013/04/28 (日)公演終了

もっと短くできるのでは
やや内容が冗長な感じを受けました。
果たして、90分で演ずるものなのだろうか
と思いました。
随所でツボがあったように思いましたが、
次が続かないので、『次はどんな面白いことが
あるのだろう』という期待を著しく減退させ
られた感を持ちました。

『東京0番地 』ご来場ありがとうございました。

『東京0番地 』ご来場ありがとうございました。

演劇ユニットG.com

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2013/04/26 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

ゼロになるということ
背広男役の志村史人さんが最後の方で、
自殺できずに、ゼロになったんだと叫び?
ドラムをたたいたシーンに熱くなりました。
人間よい時から落ちてしばらくは、
そのよい時に執着するもんでしょうが、
ゼロになったということで、リセットしたということなのでしょう。
バブル崩壊で翻弄された姿がよく表れていたと思います。
ちなみに譲二が携帯の使い方がわからないというのも、
ITにうまく乗れない様子をうまく出していたと勝手に
思いました。ポケベル、テレホンカードなどど懐かしい名詞が出てきました。
背広男や北里憐子の父親の生涯の回想シーンやの時には、
客席のご年配の方々が、うなづきながら聞き入っておりました。
劇とは別に、彼らはどんな思いを持ったのだろうかと
ふと思いました。
ちなみに役所広司には笑いました。

このページのQRコードです。

拡大