熱海殺人事件 公演情報 熱海殺人事件」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★★

    久々涙流して笑わせてもろたっちゃ!
    40年近くぶりの再会、、、
    往年を髣髴させるセリフ回し、、
    (年月が少し滑舌を邪魔するところもご愛嬌で、、)

    つかさんの娘さんも別嬪さんで、、芝居もやりますなぁ!!
    ほんに束の間でしたが笑い涙が途切れることなく笑い転げてました!

    早く、銀ちゃんで戻ってきてほしいなぁと感じてます

    ネタバレBOX

    後半に急に博多弁というか北部九州弁を入れて
    (しかも20分くらいはあったであろう)
    地方受けをねらい、よく覚えていただきました!
    ご当地でのご苦労さっします

    2年以内に銀ちゃんで戻ってきてほしい!
    カミカミがこれ以上多くなってほしいから、、、
  • 満足度★★★★

    スピードは熱海!
    ものすごい速さでセリフが繰り出されるイメージがありましたが、風間さんと平田さんのお歳にあったスピードだったように思います。また、いのうえさんの演出からか、お客さんを引き込む笑いが多かったように思います。

  • 満足度★★★

    つかさんの
    凄さはあらためて感じました

    ネタバレBOX

    自分が思い描いていたものよりテンポが遅く、そこで乗りきれなかった。会場も大きすぎたかなあ、もう少し小さい劇場なら違ったかも。
    熱海は小説から入り、その衝撃が強かったので、自分の中で勝手な思い入れがあるのかも
  • 満足度★★★★

    原典回帰
    熱海殺人事件 原典という感じがよい。
    ザ・ロンゲスト・スプリングはだいぶん加えてたのがよくわかった。

    つか芝居を継承できるのは、
    横内謙介氏、いのうえひでのり氏、マキノノゾミ氏
    この三方しかいない。と思いつつ、横内謙介氏の「つか版忠臣蔵」が
    すでに実現し、3年くらい前からつぶやいてきた
     「マキノノゾミ氏、いのうえひでのり氏が演出してくれ!いつか!」
    の1つがついに叶う。

    そしてマキノノゾミ氏のつか芝居がいつか実現することを期待する。

    ネタバレBOX

    アイちゃんが拒絶し始める動機付と金ちゃんの殺意の拠り所の差異はある意味新鮮に感じます。
    浜辺のシーンに入る際の木村のかかわりが無いのは寂しかった。
    個人的にコケ扱いされることが拒絶の動機付になるほうがグッときます。
  • 満足度★★★★★

    原型演出に感謝
    物心ついた時から、招待券で演劇を観る幸運に恵まれていた私が、生まれて初めて、プレイガイドに並んで、お小遣いで買って観た芝居が、紀伊国屋ホールで上演した「熱海殺人事件」でした。

    当時は、消防法がうるさくなかったから、通路に座って、観劇しました。

    あの時の興奮が忘れられず、その後再演される度に、観ていましたが、時代と共に変容して行く「熱海」に付いて行けず、いつか、私にとっては思い出の中の作品になっていました。

    それが、つか信奉者のいのうえさんによる演出、あの風間さんと平田さんが同じ役を演じて下さり、ハナ子役は、つかさんのお嬢さん。

    これを期待せずに何を期待したらいいの?という感じで、待っていました。

    あの当時の原型を留めた演出に、とにかく感無量でした。

    ただ、できることなら、金太郎は、加藤さんで観たかったなあ。

    ネタバレBOX

    やはり、お二人とも、年齢的に、当時のようなバヅーカ台詞には、やや無理がありました。

    でも、役者としての年輪を重ねられた、魅力が、木村伝兵衛にも、熊田留吉にも備わっていて、素敵でした。

    当時の演出では、金太郎は、座席中央最前列に座っていて、突如脚光を浴びて登場する場合が多かったのですが、中尾金太郎は、客席後方から、歌を歌いながら現われました。その歌詞がほとんど聞き取れないのは、やや残念でした。

    心配した、若い中尾さんも、独自色を出し、新たな金太郎像を懸命に形作って、それはそれでお見事でしたが、欲を言えば、加藤健一さんの金太郎で観たかったのは本音です。

    愛原さんは、宝塚ご出身ということもあり、動作がしなやかで、魅力的なハナ子でした。

    伝兵衛の理想とする犯人像を構築するために、ハナ子の協力を得て、熱海の海岸での殺人を再現する、中尾さんと愛原さんのシーンは、見た目にも美しく幻想的で、歌舞伎の心中シーンを観るかのようでした。
    当時も、この場面に衝撃を受けたことを鮮明に思い出して、懐かしさで、目頭が熱くなりました。

    是非、これを機に、時々、つか芝居の同窓会的な上演が続いたらいいのにと思いました。
  • 満足度★★★★

    今しか見られない再演
    つかこうへいの名作を、つかとともに演じてきた風間杜夫と平田満。そして、つかの愛娘というメンバーで見られる機会は今後また、巡ってくるのか。そう思うと、今しか見られない再演と言えるのかもしれない。
    つか作品独自のスピード感が、何だか心地よい。愛原実花も本当によく、食らいついていた。演出のいのうえひでのりは、この作品に特別な思い入れがあるという。昭和テイストを絶妙にアレンジしているのも、思いの強いの表れだと思う。

    ネタバレBOX

    今ふうのギャグも入っているが、やっぱり熱海殺人事件。この作品ならではの笑いを楽しみたい。
  • 満足度★★★★

    古典演劇
    当時のリアルタイムで観ていた観客がいると、それなりに劇場の熱気が違いました。いのうえさんらしいタイトルロールの出し方についニヤニヤ。
    最初、風間さんの喉は大丈夫かなぁと心配したけど、長年の染み付いた為せる技なのか次第に面白くなっていく風間氏と平田氏の掛け合い、本家の「チャイコフスキーはお好きですか!?」のセリフを聞けてラッキーでした。

    ド派手な効果音で耳が痛くなる座席付近で観劇、話の展開は突っ込みどころも多いけど、ここまで来たら今後は昭和の近代古典演劇を目指してほしいし、次回もあるとしたら、またいのうえさんが演出してくんないかな。
    若手俳優さんを活用した演出より、いのうえさん演出のつか作品おもしろかったです。

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