びんぼう君 公演情報 びんぼう君」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-20件 / 22件中
  • 満足度★★★★

    面白かった。
    どうやったらああいう芝居ができるのか。

  • 満足度★★★★

    三人の会話が
    前半の友達が来るところまでは正直あんまりだなと思っていましたが、女の子がきてからの展開がとても面白かった。ちょっと見栄を張ったりするのもなんだか端から見ていると面白く、三人でのままごと遊びでの時の暴走っぷりがとても面白かったです。
    勉強になりました。ありがとうございます。

  • 満足度★★★★

    よかったけど
    五反田団の最高傑作ではない。かわいい小品。

  • 満足度★★★★★

    観劇「びんぼう君」
      ふたりの押し引きするパワーバランス、場の、ピースが欠けた部分に第三者が収まって、流動的に安定した関係が生まれた。
     人間性がむき出しになる遊びの場面は、集団での箱庭療法にも見える。じかに向き合うよりも、相手のことがたくさん分かる(自分のことはよく見えないけど)。

     みじめな境遇がまず笑えて、それから切なく見える。笑えて切なくて身に覚えのある、何重にも質の高い芝居でした。

  • 満足度★★★

    なんでしょうか!このニッチなお芝居は(^_^;)
    最初は日常の何気ないびんぼう目線の会話が中心
    前半はまったりとした空気が時間が流れる…
    終始、演者さんは脱力系の演技♪

    友達が遊びに来て、浮き足立つお父さんの幼稚さが面白い(^^)
    客席も少しずつ笑いが生まれる♪

    三人での遊びがコアな世界へ怒涛の様な畳み掛けに笑い漏れる(^^)
    その後の展開も笑いどころ盛り沢山!

    なんでしょうか!
    このニッチなお芝居は(^_^;)
    シンプル舞台に音楽もなく三人だけの分かる人は分かる会話劇♪
    その会話がツボにハマったら抜け出せない様な世界観♪
    私の隣の人を含め、一部の人はゲラゲラ笑ってました♪

    終わり方も脱力感漂う感じ…

    なんとなく浮かんだのが好き嫌いがハッキリ分かれる
    松ちゃんの変わった視点の独特な世界観の様なコント♪
    に雰囲気が似てる様な…

    欲を言えば後半たたみ掛けるような笑いが欲しかったかなぁ♪

  • 満足度★★★★★

    また京都に来てください。
    初めての五反田団。期待が大きすぎたのか、とても面白いのですが、想像の範囲内。ポンと展開があった後のストーリーが予想できてしまう。普遍的といえばそうなのか。でもそれを突き破る3人の役者さんたち。端田さん、やはり馬力あります。彼女が動き出すとぐっと動き出します。他の作品もぜひ観たい。京都にまた来ていただけませんか、と無理なお願い。

  • 満足度★★★★

    こんなに。
    五反田団は初めて観ました。でも何年か前に「びんぼう君」の戯曲を友達に借りて読んでいました。
    自分の頭の中で好き勝手に組み立てたからかもしれないけど、
    戯曲だけでこんなに笑えるものかと衝撃を受けました。
    その作品がなんと再演。
    貴重な機会に恵まれてよかった。

    でも好き勝手読みすぎて、実際演じられたものと全然違ったら
    (別に演者さんは何にも悪くないのに)楽しめないかもしれない、
    なんて思っていたのですが、
    きれいなほどにぴったり、いやそれ以上でした。
    初めて戯曲を読んだ時の感情がまた戻ってきたみたい。
    楽しかったです。
    ぜひまた京都に来てください。

  • 満足度★★★★

    びんぼう君
    初めて五反田団のお芝居をみました。
    おなかのよじれる感覚に何度も襲われました。

  • よかったです
    五反田団初めてみたけど、よかったです。

  • 満足度★★★★★

    ああああああっついのおおおおおおおあっついのおおお
    切なくて可笑しくてちょっと幸せ。場面場面の小芝居が愛おしいです。

    ネタバレBOX

    さいご、タカシの袋に入れたのなんだろう、と気になっていたのですが
    答えは3色ボールペンだそうです。

    シロクロの絵の世界に色が!
    ということらしい。ちょっと深い。
  • 満足度★★★★

    幸せ?
    五反田団、初観劇でした。良かったです。話は3人芝居。ダメなお父さんと、やさしい息子、その同級生の女の子。お父さんは本当ダメで馬鹿だけど、でも明るくて単純で、なんか幸せだなと感じた。頭良くて、お金持ってても、あんな楽しそうにできない人は多い。それより本当に幸せじゃないかって。 映画パンフレット入っていた、「生きてるものはいないのか」、舞台観にいけなかったのが悔やまれます。

    ネタバレBOX

    女の子が、ままごと「わが星」のちいちゃん役の端田さんと途中で気付きました。地球役を演じていた彼女が月の観察というのに、一人にんまりしてしまった。劇団ままごとの人がままごとしているのも。

    良い役者さんだなと思います。
    もちろん、大山さんも黒田さんも。
  • 満足度★★★★

    びんぼう訓
    少人数で密に演じ込む五反田団作品がとても好きだ。

  • 満足度★★★★

    五反田団
    らしい芝居。
    なんとも言えないシュールな世界観。
    良くこれで一時間半の物語になるなぁと感心する。
    しかも爆笑だし。
    堪能した。

  • 満足度★★★★

    ジモティー
    一度は観たかった五反田団、その代表作を観劇できて感激です。

    ネタバレBOX

    かわもりさんの耳年増的ままごとが良かったです。爪に火を灯すほどの貧乏ということを表すために、爪をビンに貯める行為を伏線として配置するところなども面白いですね。

    そんなコントにプラスして、子供が離婚した父母のどちらを選ぶかという話が加味されてお芝居として成立。

    木工所の酸っぱいような臭いがびんぼう君の家の臭いのようでピッタリでした。

    しかし、いくらテレビが買えないからといって、アニメのサザエさんは知らなくても新聞漫画のサザエさんくらいは常識として知っているだろうにと無理を感じました。初演のときなどにもそのようなツッコミが入らなかったのか不思議です。

    ところで、御殿山の池って、今の御殿山ヒルズのところなんでしょうか?!
  • 満足度★★★★★

    五反田団の良さがよく出てる舞台
    土日出社の代わりの平日休みにもかかわらず
    直前まで休みか分からなかったため前売り券もなく、
    その結果、前日から当日券4連続の最後にあたり、かなり疲れてましたが(苦笑
    それをすっかり忘れるくらい面白かったです(笑

    具体的には・・
    前日雨の中当日券に並んでBEIRUTで踊って汗だくで雪の中
    ずぶ濡れで家に帰り、翌朝は雪かきしてから日比谷で宝塚の当日券に一時間並んでから
    いったん帰って雪かきを済ませ、
    再び日比谷に戻り、オーシャンを観劇後に池袋で太陽族、
    最後に五反田団・・・(我ながらよくやるなぁ(苦笑

    でも、不思議なことにこうしてぎゅうぎゅうで予定をつめた時に限って
    全て面白くて(どれかつまらなかったらその時点でへこたれてしまう(苦笑
    今朝宝塚の11時の列を見たとき
    「観たかった舞台を3つ見逃さずに済むかもしれない」
    と感じた予感が、何かの運命に導かれたものだったのかもしれないという
    気持ちを確かなものに変えてくれたりもするのです・・・(笑

    (以下、感想はネタばれへ・・)

    ~1/25記入分~

    P.S.
    ちなみに自分が似てるなと思ったものは・・
    「ねこちゃん」(鼻ホームランの森)・・あたり?
    ・・いや、ただの宣伝です(笑
    関係者とかそんなんじゃないですが、素敵すぎなタイトルだったんで・・なんとなく(苦笑
    でも、似てるんじゃないかなと・・ほんと何となくですけど。

    ネタバレBOX

    今回は、五反田団の良さがよく出た舞台だったと思います。

    ある意味「貧乏」という名前のファンタジーを描いたものでもあります。

    ・・けど、この幻想にも似た風景は、
    おそらくつい最近まで日本にあったものにヒントを得たものなのかな、
    とも思うのです。

    それは、途中で3人が月の動きに気づく場面により強く表れているようにも思います。

    現代の(たぶんは現実の人間をカリカチュアライズしているとも思われる)
    お金持ちの友達は、
    「リアルおままごと」という名の、およそ自分には現実感のない幻想
    (共働き?の両親にひとりぼっち家に残されたときに見ている昼メロ?の続きのようでもあります)
    でのみ生き生きと動きます(苦笑

    ただこの子は、2畳よりはるかに広い家に住みながら、
    実際に2畳に住んでいる親子より
    遥かに狭い空想の世界でしか遊べていないのです。

    それは、人形あそびになった瞬間、
    2畳をはるかに飛び越えて(笑
    びんぼう親子が飛び跳ねていることで気づきます。
    (お金持ちの子は当然(笑
    2畳の中でのみ、悲惨な物語のなかを生きます(苦笑

    お金持ちの友達は、
    親子よりはるかにリアリティをもったキャラクターの造形の人形を駆使しながらも、
    想像の世界では2畳を飛び越えることはないのです。

    そして、想像の中だけでのドラマチックだけれどひどく悲観的な世界でだけ、
    眼を(恐怖などで)輝かせるのです。

    ・・まるで、今いる自分の冷え切った世界以外はすべて地獄だとでも
    言い聞かせるみたいにも、見えてしまいます。

    それは、悲惨な海外のニュースで
    自分の幸せを確かめようとしている
    現在の多くの人たちと同じなのではないでしょうか。

    びんぼう親子は、テレビも何もなく、
    切った爪をびんに溜めておいて
    そのうちそれに火をつけることを考えて楽しむくらいしか娯楽は無い(苦笑
    のですが、
    親子で月が動いていることを一緒に感じる事が出来ます。
    それは、金持ちの友達がきっと一生かかってもできないことです。

    一応、言っておきますが、ここでの「びんぼう」は、
    現在の日本のリアルな「びんぼう」というよりかは、
    おそらくは近代の日本に感銘を受けた多くの外国人が感じた
    かつて日本に存在したゆったりとした気風、
    ------------------------------------
    中谷宇吉郎氏の随筆には、
    江戸っ子と地方の行商人の両パターンで
    外国人に風趣豊かに話しかけるエピソードが紹介されています
    -----------------------------------
    に近いもののように感じます・・。

    ・・別にびんぼうになればみんな幸せになると思っている訳ではないのですが、
    ただ、こうした貧乏でも、どこかあくせくしない
    ゆったりとした気風がもう少し今の日本にもあれば、
    もう少し子供たちがのびのびと暮らせる社会になるのかな、とも思うのです。

    ちなみに、自分も昔キン消しなどで友達らと
    エキサイトしまくりながら遊んだりした世代なので(笑
    人形遊びのくだりはとても楽しめました(笑

    あんなにも生き生きと必死に人形遊びに加われる父親は、
    大人の世界では落ちこぼれかもしれないですが、
    子どもにとっては、
    この冷え切った世界で頼れるただ一つの温もりなのかな、
    とも思うのです。

    とても柔らかくて温かく、
    いまの日本にかけているものを多く含んだ素晴らしい芝居だったのではないかな、
    と自分は感じてました。
  • 満足度★★★

    久しぶりの五反田団
    実は私、役者・前田司郎があまり好きではないんです…。(ファンの方々、申し訳ございません。)
    でも、作・演出の前田さんや作品は好きなんです。
    そういった訳で五反田団本公演はしばらく避けておりました。
    大好きな劇団The Shampoo Hatの黒田さんが演じられるということなので観にいきました。

    ネタバレBOX

    お父さん、息子、クラスメイトの女の子、3人のとある日。
    あだ名が「びんぼう君」の息子、月をスケッチすることになり2畳一間のアパートにクラスメイト4人を呼ぶが、案の定来てもらえず女の子だけがやってくる。

    地味な貧乏くさい時間が流れ、見ているこっちまでしみったれた気分になってきます。それが面白く感じてくるから可笑しい。新菜さんが出て来てから俄然面白くなりました。
    一番笑ったのはお父さんのお人形遊び!黒田さんが広島弁?で刑務所上がりのサザエさんを熱く演じるシーン。抱腹絶倒!あれは卑怯だよ!
    DVDで見たら大声上げてゲラゲラ笑うこと間違いなし。
    新菜さんの「ままごと」連発も面白かった。パントマイムで鞄を持って出て行くシーンをなぜか包丁で刺すと勘違いし、うわ、ダーク。と思い一瞬焦りましたごめんなさい。
    大山くんは、大山くんは、普通かな…。しゃべるときアゴを上げるというかクセがあるのが気になります。

    五反田団らしい"ゆるさ"しっかりありました!
    星3ですが、3.5です。

    ポストパフォーマンス餅つき
    初餅がまさかここだなんて。笑
    きなこと大根おろしご馳走さまでした。
    前田さんが「もう餅の思い出しか残らないよ」とボヤいて笑った。
  • 満足度★★★★

    シュールな話し
    2畳間が舞台。登場人物は3人、しょうもない会話なのだけど、にやりとさせてくれる。
    『じみへん』という漫画のシニカルさに似ているような気がした。

  • 満足度★★★★

    いまだと
    なんか背景がシリアス、前は気安くみれたんだけど、時代だね。

  • 餅つき☆
    ポストパフォーマンス餅つき、つきたてのお餅が美味しかったです!
    家庭の話だし、アトリエヘリコプターだし、
    なんだかほんわかしました。

    ネタバレBOX

    爪、爪切りが効果的だなぁとおもいました。
    ぱちっ、ぱちっと静かな空間に微かに聞こえる音がまさにびんぼうくさい。

    黒田さん見ながら、「北の国から」の田中邦衛さんをイメージしちゃいました。
    こんなにお互い仲よく話する父子なら
    なんか楽しそうで、暖かいなぁ。

    川森さんのおままごと、
    温かな父子に冷たい別世界を知らしめるふうで
    ドキリとさせられました。


    お餅、ごちそうさまでした☆
  • 満足度★★★

    ふざけているようで真面目
    冴えない父と小学生の息子のところにクラスメイトの女の子がやって来る話で、3人の関係が色々と入れ替わる様子がユーモラスに描かれていて、楽しかったです。

    テレビも買えない程に貧乏なのに妙にポジティブな父、学校でクラスメイトと仲良くなれず心の揺れ動く息子、ませた部分と幼さとの対比が可笑しい女の子、というそれぞれのキャラクターの造形がしっかりしていて、台詞回しや間合いの取り方も絶妙で、シュールな状況にもリアリティが感じられました。

    畳2枚と窓枠だけの簡素なセットの中で音響や照明の効果も使わず、また劇的な展開や凝った構成もなく、役者の演技だけで中だるみなしに何度も笑わせながら90分間を持続させていて、表面的にはグダグダでありながらも脚本と演技が良く練られていると思いました。

    アフタートークでは、演技における「コントラスト」、「情報量」をキーワードにして前田さんの演技論が語られ、興味深かったです。作品の脱力的な雰囲気とは裏腹に、とても丁寧に作品を作っているのが伝わって来ました。

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