愉快犯 公演情報 愉快犯」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
61-80件 / 80件中
  • 満足度★★★★★

    そんなこんなで、愉快犯!
    いや〜、新年早々良い物見て来ましたよ。
    今年一年良い年になりそうです。

    ネタバレBOX

    源平の争乱から、幸せ惚けの琴吹家!

    お陰で彼らのDNAは、かる〜い精神的ショックを受けるだけで、死に至るかもしれないという、情報をインプットされてしまった!

    それでもハッピー&ラッキーでノリノリな琴吹家!

    しかーし、そんな琴吹家に突如最悪の不幸が訪れる!

    何と愛娘が突然の事故死!

    お袋は不倫!

    バアちゃんはボケ!

    息子は受験で、親父はショック状態!

    しかも娘は事故死じゃなくて他殺かもよ?!

    どうするどうなる琴吹家! 彼らの行く末、これ如何に?!

    怒濤の台詞の応酬に、激しい動き! 
    とにかくグイグイ引き込まれます。

    次に何が飛び出すか、飛び道具満載といった感じ。

    一度、制作過程を見るという僥倖を得ているので、一回本編を通しで見たのですが、それでも引き込まれるし、魅了されるからホントに凄い!

    ラストもカッコいいんですよ。照明や音響の使い方なんかもほれぼれします。

    これは見に行かないと損です!

    是非!
  • 満足度★★★★

    徹底的な虚構性
    新年にふさわしい賑やかで楽しい作品でした。家族の1人が死んだことによって起こる騒動を描いているのですが、物語を無効化するような演出がたくさん盛り込まれた構成になっていました。
    ワークインプログレスの通し稽古も観させていただいたのですが、そのときよりもやりたいことが明確に表現されていて気持良く鑑賞出来ました。

    円錐状になっていて水平な部分のないステージを5人の役者たちが走り回り、転げ回りながら、英語や繰り返し、オノマトペを多用した独特のハイテンションな節回しで喋りまくることによって、舞台上で起こっていることが虚構であることを強烈に表現していました。

    5人の役者はそれぞれの個性が発揮されていて、魅力的でした。特に甲高い声でノンストップに喋り続ける深谷由梨香さんのエキセントリックさと、自分のボケに対して絶妙なタイミングでツッコミを入れる村上誠基さんの滑りキャラっぷりが面白かったです。

    作品の内容ではなく、作品の構造自体がまさにタイトルの「愉快犯」の通りで、特にラストシーン(ワークインプログレスのときと全く違っていました)はそれを象徴していて、愉快で素晴らしかったです。
    歌舞伎やバレエの要素からヒットソング、漫画、2ちゃんねるネタまで駆使した、馬鹿らしく見える表面の向こう側に、演劇に対しての批評的な眼差しが感じられる作品でした。

  • 満足度★★

    観た
    ふうん・・・

  • 満足度★★★

    正月ボケに活を入れられました。
    物語はともかく、役者さんの怪しさ(魅力)身体能力を堪能しました。
    ニヤリとさせられる台詞(小ネタ)、大汗かいて楽しませて頂きました。
    コロさんにはゼヒ、もう1パターン位残念なキャラで名乗り出て欲しい
    アノキャラで正解ならですが・・・
    一番、深谷さんのアフタートークが笑ったかもしれません。
    初心者にもお勧めだし、褒めてばかりですが★は3つでスイマセン。

  • 満足度★★★★★

    見てきました
    「露出凶」以来の柿食う客
    新春公演と言うことで華やかさたっぷり
    上質な言葉あそびを堪能させて頂きました

    ネタバレBOX

    新春公演と言うことで華やかさたっぷりなオープニング
    それでいて
    シリアスなストーリー
    戯曲も演出も
    上質で
    言葉あそびを堪能させて頂きました

    また
    あの負荷が掛かると思われる舞台で
    演じきる実力の有る出演者陣
    素晴らしい一時でした

    ラストシーンは必見ですね!
  • 満足度★★★★

    見ました
    前回公演「露出狂」に続いて観劇。ストーリー自体の面白さ、奇抜さ、インパクトは前回よりやや劣るものの(前回が凄すぎた?)役者さんの個性、演技力、身体能力にはやはり驚かされる。劇団員のみの公演だったから余計にそれが感じられた。
    今回は深谷さんが特に光ってたかな。客演で何度か観ていたが正直こんなにすごい役者さんとは思わなかった。

    今後も目が離せない劇団です。

  • 満足度★★★★★

    最高のバカ騒ぎ
    喋りっぱ、動きっぱ。言葉と動きの洪水。観劇後は意味もなくテンションが上がる。役者さんが5人共に魅力的で、しかも舞台で拝見する度に何かその持ち味が高まってる気がする。いつも柿食う客の芝居見るとアレコレ考えちゃうけど、今回は頭空っぽで見れた気がするし、変に物語の意味を考えるより、感じて正解な公演だと思う。超楽しかったっす。

    ネタバレBOX

    僕もワークインプログレスに招待していただきましたが、本番はそれを上回るような、迫力とエネルギー。勿論、衣装や舞台装置や音響照明などの効果もありますが、やっぱり役者+脚本演出のスサマジサ。

    抑揚や方言やポップスや流行語や英語での言葉。動きも歌舞伎やコンテンポラリーダンスを感じるような、独特さ。『愉快犯』は『面白いから意味など無くても殺す』動機なように、『面白いから意味などなくてもその表現方法を選択する』が動機な公演に感じた。バカ騒ぎでも意味などなくても良いじゃないか、面白いから。そして何よりものすごく能力の高い役者陣がその悪ノリを全力で表現しきる、凄まじい役者力。今年も活躍期待です。

    ちなみにアフタートークで知りましたが中屋敷さん、昨年結婚したのか〜。おめでとうございます。
  • 満足度★★★★

    物語が生かす役者たち
    観ていて、がっつりと楽しいし、
    劇団の志も伝わってきて。

    十分凄いうえに
    さらにはもっと満ちる余白も感じて、
    おすすめ。

    ネタバレBOX

    ある種のグルーブ感が舞台に醸成されて、
    ドンドンと惹きこまれます。

    役者たちの演技に
    とにかく時間を忘れて観てしまう楽しさがあって。
    なにか役者が物語を紡ぐというより
    物語が役者を生かすために紡がれているようにすら感じる。

    そこまでに至るからこそ、
    この舞台の大外の枠組みが
    ラストの秀逸からがっつりと伝わってきて。

    単なるにぎやかし集団ではない
    この劇団の志や本質が
    しっかりと伝わってきたことでした。

  • 満足度★★★

    お正月バラエティだから仕方ないのかな
    個々の能力は最高!でしたが、どんな内容か期待に胸を膨らませて行った私としては少し期待外れでした。

    ネタバレBOX

    元々幽霊物は嫌いですが、憑依して幽霊が真相を話すという展開にがっかりしました。

    真相は探るものであって、本人がしゃべっちゃあ工夫がなさすぎます。
  • 満足度★★★★

    (〃ω〃)
    団員のみ、無駄がなく、ミニマムにして最強の布陣!

  • 満足度★★★★★

    2011年 観劇始めに相応しい
    念願の柿喰う客を初観劇してきました。しかもこれが2011年の観劇始めでした。
    村上さんだけは客演していた舞台を観ていましたが、とにかく楽しみでした。座席番号から中央列のセンター寄りかなと思っていましたが、客席をなくして大きく出た舞台だったので、私の席は2列目のセンターといういいポジションでした。
    名前は以前から知っていましたが、どんな作風かまったく分からない状態だったので最初はあの台詞まわしと動きに驚きましたが、すぐにその世界にハマってしまいました。村上さんはもちろん、他の役者さんたちも皆さん素晴らしかったです。
    内容はけっこうダークなのに、とにかく楽しい舞台でした。
    柿喰う客いいですね。すっかり好きになったので、終演後は福袋を買いました。今後も活動も楽しみです。
    今年の観劇始めにこの劇団を選んでよかったです。素敵な時間を過ごすことができました。

  • 満足度★★★★★

    見逃してはいけない公演!
    才能あるメンバーが集まって、真剣にしかも楽しみながら作りあげているのがわかる公演。初日の楽しいステージを観ながらこの公演なら毎日でも観たいと思った。

  • 期待させてくれる・・・
    書込みが遅くなりましたが、
    WIPを拝見させていただきました。

    いろんな表現に目を奪われ、
    一気に観てしまいました。

    ネタバレBOX

    よしんば素舞台というか稽古場でのお芝居であっても
    個々のシーンには
    力感やグルーブ感もあって
    時間を忘れて、観入ってしまいました。

    うまくいえないのですが
    物語や設定の「骨」にあたる部分に
    「柿喰う客」の表現力との絡みのよさを感じた。
    なんというか、
    紡がれた物語自体よりも
    その物語を踏み台にして醸し出されるであろうものに
    たくさんの余白、あるいは可能性があるように思えて・・・。

    公演まで時間が充分にある段階ですし
    物語の繋がりは担保されていても
    シーンの重なりから生まれる空気や密度のつながりは
    きっとこれからなのだと思います。

    そうは言っても、WIPの時点でも
    ぞくっとくるような「柿芝居」の語り口には
    満ちるにとどまらず
    溢れ出すような感覚もあって。
    さらには、役者達の地力を改めて見せつけられたこともあって
    本番に対する期待ががっつりと膨らんだことでした。


  • ワークインプログレス参戦
    稽古着の役者さんが、床に白いテープで印をつけただけの舞台で熱演。音響は少しありましたが照明は稽古場の明かりのみ。役者さんの演技はもちろん、脚本もこれから大きく変わりそうですね。

    終演後のトークでは観客からのするどい質問や感想もあり、人気劇団と常連の観客との厚みのある関係が培われているのだなと思いました。私は柿喰う客の公演で毎度思うことと、今回の通し稽古について感じたことをアンケートに書かせていただきました。

    ワークインプログレスを観ると、本番が観たくなりますね。ガラっと変わっていることを期待します。特に脚本(笑)。

  • ワークインプログレス観てきました
    いわゆる通し稽古を観るのは初めてで、貴重な体験させてもらいました。床にテープを貼っただけの舞台で、役者さん達はラフな稽古着のまま、それにちょっと音響が加わる程度なのに、芝居として十分鑑賞に堪えうるものでした。絵でいえば、色を塗る前の下書きみたいな状態かもしれませんが、完成品を想像できて楽しかったです。本番が大いに期待できます。

  • 満足度★★★★

    よかった~
     遅くなりましたが、ワークインプログレス行ってきました。
    すごく良かった~


    2010年お疲れさまでした
     あらあら、遠藤またアウトか~い
      ってもう年越してるよ!!
       今年も宜しくお願いしま~す
     “はぁ、2011年始まっちゃったよ、かったり~”

    つって、毎年とさほど変わらん年明けを迎えるであろう方
    もしくは迎えた方には
    是非オススメです☆
     ワークインプログレスよりさらに完成度の高い作品になってると思いますし。
    因みに私は観に行きますよ~


         皆さんもどうですかな(?v?)

  • 満足度★★★★

    貴重な体験をさせていただきました。
    ありがとうございました。当選者数が少なかったのでびっくりしました。普段演劇を鑑賞する以外はまったく演劇界とは無縁の世界に住んでいるので、稽古風景を見られるだけで大変興味深かったです。あまりに素人すぎて劇の本筋よりも普段見られない舞台外の風景に目を奪われてしまいました。例えば自分の演技が終わった後の俳優さんがどういう表情になるとか、出番がない時は隅で小さくなってるんだ~とか、台詞を忘れたときは手を挙げるんだとか、声でかっ!、とか、くだらないところについ目が行ってしまいました。

    ネタバレBOX

    舞台をよりよくするためのコメントが思いつきません。役に立たない見学者ですみません~。あ、でも、あのテンションの高い演技も、いつかはずしたいな~と思う時が来るんですよね?
  • ふーむ、ワークインプログレスって
    開演時間に女優さんがガチで(?)ウ○コに行ってしまい遅れたりするものなんだ。開演時間ならぬ開ウン時間……なんか縁起良さそう。いや、「演技」が良くなるおまじないなのかも!? それはともかく、稽古の時点の芝居なんて、初めて観ることばかりで楽しかったです。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。なにより、この時点でこんなに完成していることに驚いたなあ。ちなみに、本当にウ○コだったかどうかもわかりません。劇団の方たちが確信ありげにそう言っていただけです。行った女優さんが誰かはネタバレ……

    ネタバレBOX

    ……で言うのもやめておきます、さすがに。
  • 満足度★★★

    ワークインプログレス鑑賞
    スタジオにて、衣装・美術・照明なしの状態での通し稽古でした。ハイテンションな演技に必然性が感じられて楽しめました。
    これからどのような変化があるのか、本番が楽しみです。

    演技をしていない素の状態の劇団員の人たちの様子が見られたのも良かったです。

  • ワークインプログレス
    おぼっちゃま君みたいなナリ。

    ネタバレBOX

    寿家一族のお話。代々続く富豪なお家柄の寿家はハッピー、ラッキーな事ばかりで不幸なことがない一族だった。祖母、両親、長女の鶴子、そして、まさにおぼっちゃま君状態でだめりんこな長男・亀太郎の家族構成。

    しかしそんな由緒正しい家柄の幸せボケしたDNAはストレスには滅法弱いのであった。過剰なストレスを受けるとショック死してしまう男達が多々居たことから、一族の女達は男達に過剰なストレスを与えないように、また、不幸に対しての免疫が弱いため、不幸な出来事から避けるように生きてきたのであった。

    しかし鶴子がショック死した場面から物語は一気にその謎を解く為に加速するのだが、とにかくアニメ的で面白い。内容は、そんなことがまかり通ってたまるかいっ!みたいな体で、いちいち大げさなのだ。でもって、いちいちキャストらの仕草が面白くてやっぱりアニメ的だ。

    この後、本番まで3週間あるから内容も変わるらしいが軸は変わるはずもなく、きっと、お坊ちゃま君みたいな描写だと思う。どうせなら息子の名前はちゃまちゃまで良かったような気がする。そんなどーでもいいような愉快なお話。

このページのQRコードです。

拡大