獣の仕業 第九回公演
※上演時間: 約80分~85分
実演鑑賞
pit北/区域(東京都)
2014/11/01 (土) ~ 2014/11/03 (月) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://kemono.xxxxxxxx.jp/
期間 | 2014/11/01 (土) ~ 2014/11/03 (月) |
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劇場 | pit北/区域 |
出演 | 小林龍二、藤長由佳、きえる、雑賀玲衣、凜子 |
脚本 | W・シェイクスピア |
演出 | 立夏(構成・演出) |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 2,000円 【発売日】2014/10/01 前売・当日共に2,000円(全席自由) リピーター割引:1,000円(半券持参・要予約) ☆ご予約の上本公演の半券を受け付けにご提示ください。2回目以降1,000円でご観劇いただけます。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 11月1日(土)14:00/19:00 2日(日)14:00/19:00 3日(月)13:00/18:00 ※開場は各30分前。 |
説明 | ヴェニスの何処かにある夜の森、シャイロックはひとり眠っている。 彼はやがて目覚め、貴方がたの前で語り出すだろう。 『これは物語です。これは創作です。でも貴方達は私を知っているかも知れない…。』 シャイロックの語る物語、 『残忍非道なるユダヤ人が、ヴェニスの商人アントニオの胸の肉1ポンドを切取らんとする事と、 その友人バッサニオが三種の箱の選択によってポーシャ姫を手に入れんとする事を大筋と成す』 バッサニオはポーシャに求婚する為の支度金の調達の為、アントニオと共にある金貸しの元を訪れた。 ユダヤ人の、シャイロック。 彼は言う。期限までに返済できなかった場合には、アントニオ、お前の胸の肉を1ポンド切り取る、と。 夜の森、暗い森、ちらりと瑠璃石の残像が過ぎる。 色とりどりの宝石を抱えて、愛する男と駆け落ちをしたシャイロックの娘、ジェシカの影だ。 ジェシカは歌う、月の夜に、 「月が明るく照らしている・こんな夜だろう、 ロレンゾと言う若い人が・可愛いの・好いたのと、 口から出まかせの誓いをして・あの子を騙した・こんな夜だろう…」 『私はシャイロック、ユダヤの金貸しシャイロック─ ─教えてください。私は誰です』 ------- 「『ヴェニスの商人』は喜劇か?」 原作は「喜劇」に分類されています。 しかし現代、本作を “悪役シャイロックが傲慢の果てに勧善懲悪される物語” …そう読める者が何人いるでしょうか、イマの私達にとって・これは喜劇ではありません。 そして違和感を感じた読者の視線はシャイロックに注がれます。 獣の仕業は今迄古典戯曲に対しカット以外は殆どせず ほぼ原作通りのテキストで上演してきましたが、今回は原作を分解し再構築します。 そしてシャイロックを中心に「ひとりの男の挑戦と敗北の記憶」として描きたいと思っています。 ただ、素朴に。それが私にとって正確であるように。 オセロのような壮大さも、空騒ぎのような華やかさもそこにはありません。 ひとりの娘を持つ父親を、揺さぶられる小さな男を、 pit北/区域と言う洞窟の中に小さな明かりを灯すように柔らかく浮かび上がらせ、 その奥の 炎のような心や 冷たい 悲しみを 皆様に見つめて貰えるように。(獣の仕業/立夏) |
その他注意事項 | ※ ご注意 ※ ・上演時間は約80~85分を予定しております。 ・開演10分前を過ぎますと、キャンセル待ちのお客様にご入場頂きますので、お席を確保できない場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
スタッフ | 照明: 寺田香織 音響: 阿部健司(MUGEN☆PROJECT) |
彼はやがて目覚め、貴方がたの前で語り出すだろう。
『これは物語です。これは創作です。でも貴方達は私を知っているかも知れない…。』
シャイロックの語る物語、
『残忍非道なるユダヤ人が、ヴェニスの商人アントニオの胸の肉1ポ...
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