Noism劇的舞踊 vol.3
Noism劇的舞踊 vol.3
実演鑑賞
KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)
他劇場あり:
2016/07/01 (金) ~ 2016/07/03 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://labayadere.noism.jp
期間 | 2016/07/01 (金) ~ 2016/07/03 (日) |
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劇場 | KAAT神奈川芸術劇場・ホール |
出演 | Noism1、Noism2、奥野晃士、貴島豪、たきいみき |
演出 | 金森穣 |
振付 | Noism1 |
料金(1枚あたり) |
5,500円 ~ 5,500円 【発売日】2016/04/17 <全席指定> 5500円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 7.1(金)19:00 7.2(土)17:00 7.3(日)15:00 |
説明 | 演劇×舞踊で描き出す”幻の国” そこに生きたはずの人々の声は、今誰に届くのか 記憶と歴史、語り継がれる慰霊の物語 オペラやバレエなどで知られる物語を、舞踊家の確かな身体と重層的な構造でNoismオリジナルの物語として描く「劇的舞踊」シリーズ。第1作目の『ホフマン物語』、2作目の『カルメン』に続き、第3弾として創作するのは、古典バレエの名作『ラ・バヤデール』を原作とした作品である。古代インドを舞台に、舞姫ニキヤと戦士ソロルの悲恋を描いた物語を、劇作家・演出家の平田オリザが大胆に翻案し、Noismにオリジナルの脚本を書きおろした。 物語の舞台となるのは草原の国「マランシュ」。1人の老人の曖昧な記憶を辿るように描かれる“幻の国”は、政治、宗教、民族などにおける人々の対立を経て崩壊の一途を辿る。とある国の崩壊の物語を通して、記憶と歴史の中に存在したはずの人々の声は誰に届くのか―、今を生きる私たちに問いかける。 空間・衣裳・木工美術は、Noismとの共作も多い建築家の田根剛、ISSEY MIYAKEデザイナー・宮前義之、家具作家・近藤正樹がそれぞれ担当。音楽はL.ミンクスの楽曲をベースに、Noism作品には初参加となる音楽家の笠松泰洋が新たな音を加える。 物語のメインキャラクター、踊り子ミランを演じるのは、Noism副芸術監督の井関佐和子。ミランを愛する戦士バートルは中川賢、物語の鍵を握る“謎の女”ポーヤンは石原悠子がそれぞれを演じ、この3名を中心にメインカンパニーNoism1と研修生カンパニーNoism2の総勢20名が出演。また、今回はSPAC-静岡県舞台芸術センターより、『カルメン』にも出演した奥野晃士に加え、貴島豪、たきいみきの俳優3名をゲストに迎える。 各分野のプロフェッショナル達と共にジャンルを越えて挑む、劇的舞踊シリーズ第3弾、開幕! あらすじ 物語は一人の老人“ムラカミ”の回想から始まる。 曖昧な記憶を辿るように、かつてここにあった幻の国マランシュが蘇る。 ムラカミはかつて、ヤンパオ帝国の特務機関としてマランシュに駐留していた。 風吹く荒野に忽然と姿を現したこの国に、理想を求め、多くの人や民族が集まってきた。皇帝を中心としたマランシュ族、陸軍の騎兵隊を務めるメンガイ族、踊り子のカリオン族、地方の軍閥である馬賊、そしてヤンパオからの居留民たち。それら五つの民族の人々が、偽りの協和のもと、マランシュに共存していた。 メンガイ族の騎兵隊長バートルは、カリオン族の踊り子ミランと秘かに愛し合っている。しかしマランシュの皇帝プージェは、五族協和の象徴として愛娘フイシェンとバートルを結婚させようとする。バートルはミランへの愛と民族への想いの間で苦悶する。そしてメンガイ族の独立を信じ、フイシェンとの婚約を承諾してしまう。 一方、隣国オロルから亡命してきた大僧正ガルシンも、踊り子ミランに想いを寄せている。しかしその想いはミランによって拒まれ、その背後にバートルとの逢瀬があることを知る。ガルシンが皇帝プージェにその事実を密告すると、それを知ったムラカミが特務機関として暗躍していく。 政治、宗教、民族の対立…あらゆる人々の思惑が憎しみとなって渦巻くなか、バートルとフイシェンの婚約式が始まろうとしていた── |
その他注意事項 | |
スタッフ | 脚本:平田オリザ 音楽:L.ミンクス《ラ・バヤデール》、笠松泰洋 空間:田根剛(DORELL.GHOTMEH.TANE / ARCHITECTS) 衣裳:宮前義之(ISSEY MIYAKE) 木工美術:近藤正樹 製作:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 協力:SPAC-静岡県舞台芸術センター 提携:KAAT神奈川芸術劇場(神奈川公演) 助成:一般財団法人地域創造(新潟・兵庫・愛知公演) 主催: 新潟公演:公益財団法人新潟市芸術文化振興財団 神奈川公演:公益財団法人新潟市芸術文化振興財団 兵庫公演:兵庫県、兵庫県立芸術文化センター 愛知公演:愛知県芸術劇場 静岡公演:SPAC-静岡県舞台芸術センター |
そこに生きたはずの人々の声は、今誰に届くのか
記憶と歴史、語り継がれる慰霊の物語
オペラやバレエなどで知られる物語を、舞踊家の確かな身体と重層的な構造でNoismオリジナルの物語として描く「劇的舞踊」シリーズ。第1作目の『ホフマン物語』、2作目の『カル...
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