ふじのくに⇄せかい演劇祭2016
ふじのくに⇄せかい演劇祭2016
ふじのくに⇄せかい演劇祭2016
実演鑑賞
舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」(静岡県)
2016/05/06 (金) ~ 2016/05/08 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://festival-shizuoka.jp/program/alice/
期間 | 2016/05/06 (金) ~ 2016/05/08 (日) |
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劇場 | 舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」 |
出演 | サウサン・ブーハーレド |
脚本 | サウサン・ブーハーレド |
演出 | サウサン・ブーハーレド |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 4,100円 【発売日】2016/02/27 一般 4,100円[大人1公演] SPACの会会員割引 3,400円[一般 大人1公演] ペア割引 2名様で1枚につき3,600円 グループ割引 3名様以上で1枚につき3,200円 ゆうゆう割引 1名様3,400円(満60歳以上の方) ※公演当日、年齢のわかる身分証をご提示ください。 学割 大学生・専門学校生2,000円 / 高校生以下1,000円 ※公演当日、学生証をご提示ください。 障がい者割引 障害者手帳をお持ちの方2,800円 ※付き添いの方(1名様)は無料となります。 ※各種割引を組み合わせてのご利用はできません。 ※割引をご利用の際は、必ずご予約時にお知らせください。 ※全演目パスポート、障がい者割引、10名様以上でのご予約については、電話・窓口のみでのお取り扱いになります。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 5/6(金)18:00 5/7(土)12:30 5/8(日)16:30 |
説明 | 眠れない夜の不安、果てしなく増幅する妄想、濃密な演劇空間――。 つぎつぎと彼女を襲う、三本目の足、グロテスクな皮膚、怪物、やせ衰えた猫…。眠れない夜に抱くとめどない不安は、自らの想像力によってさまざまな「不気味なもの」へと拡張していく――!妄想に抗いながら安息を求めてもがく心の奥からの叫びを、一人芝居の濃密な演劇空間の中に描き出す作品。それは内戦のために常に死と隣り合わせの恐怖にさらされ、未来への確信をもてない立場にいる中東・レバノンという土地と、その息苦しい状況下で創作活動をする表現者たちを象徴している。本作は、自らもその一人である作者が直面する葛藤の具現化なのかもしれない。 ベッドひとつの舞台装置に驚きの仕掛け。「中東の演劇の現在」を示す注目作。 演出を手掛けるサウサン・ブーハーレドは、「ふじのくに⇄せかい演劇祭2015」で『ベイルートでゴドーを待ちながら』を上演したレバノンの演劇人イサム・ブーハーレドの妹である。俳優・劇作家でもあるサウサンが、2013年にカイロとベイルートで初演した本作は、舞台にぽつんと置かれたベッド一台だけの簡素な舞台装置が、さまざまな仕掛けとプロジェクターによる映像の効果を借りて変容してゆく。眠りを妨げる憂いの象徴としての禍々しい恐怖と、癒やしの象徴としての母なるものとの間を、さまよいながら膨らみ続ける主人公の夢想を描き出す。 あらすじ ベッドでキュウリパックをした後、アイマスクをして眠ろうとする一人の女性。なかなか寝付けずにいると、自分のものではない三本目の足に触れたような気がして驚くが、実際には何も見えない。重く圧し掛かる悩ましさを打ち消そうと、子どものころの写真を見ながら母のふとんの温かさを思い出すが、溢れ出る妄想は、化け物、胎児、猫、とかたちを変えて、とどまることを知らない。やがてベッドの下からは、とんでもないものが現れて――。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 作・演出・出演:サウサン・ブーハーレド 舞台美術・アニメーション映像制作:フセイン・バイドゥーン 構成:モウリース・ルーカ 照明:サルマド・ルイ 音楽:『話の話』(ユーリ・ノルシュテイン監督、1979年)のためにミハイル・メェイローヴィッチ(ロシア)がつけた曲 製作:サウサン・ブーハーレド、フセイン・バイドゥーン 協力: アラブ芸術文化財団(AFAC) 後援:レバノン大使館 |
つぎつぎと彼女を襲う、三本目の足、グロテスクな皮膚、怪物、やせ衰えた猫…。眠れない夜に抱くとめどない不安は、自らの想像力によってさまざまな「不気味なもの」へと拡張していく――!妄想に抗いながら安息を求めてもがく心の奥からの叫...
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