満足度★★★
鑑賞日2019/03/13 (水)
むちゃくちゃ振れ幅が広かった。前見たR.U.R.は意外性とパフォーマンスに驚いたけど、今回はそういう要素を残しつつも、リアルに自らを曝け出した感じが強くて、夜の回は名古屋演劇人オールスターみたいな客席だったけど、臓腑を抉られる感じだったんじゃなかろうか。
構成も前説から密度濃く、導入の落差も凄まじく、どこを見ていれば良いのか分からなくなる情報量やとことん掘り下げる役者弄りやぐだぐだのバラエティっぽさ… トラブルを上手に転がす巧みさ… キレキレの異空間パフォーマンス感… 劇団のダイジェストフラッシュバック… そしてしんみりと…タイトルが意味深に響くなぁ。
嗚呼それにしても作品の印象が全く収束しない(笑)
満足度★★★★★
観てきたというか同じ時間を共有してきた感じ。実体験として演劇をやっている仲間がいつの間にか居なくなったり、色々理由をつけて辞めていったりしたけど、こういう形でお互いを受け入れられるのは素敵だ。これからも演劇を続けようと強く思った。