渦中の花 公演情報 渦中の花」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★

    烏丸さんらしい狂気を描いた作品
    狂気を過剰に見せていくのがこの団体としての方向性なのか
    非理性的で賢くない人たちがどんどん壊れておかしくなっていく様を見ててなんか笑ってしまった
    作中の登場人物が賢くない行動をして、わざわざ破滅する方向に身を投げていくさまをみるというのはなんかストレスが溜まるなと感じた
    人の狂気ってそんなわかりやすくおどろおどろしいところにだけ有るものでもない気がする

  • 満足度★★★★

    美しい、ひたすら美しい芝居でした。
    烏丸棗という人は、本人は嫌がるかも知れないけど
    はるか昔、岸田理生の作品を観て心ごと持って行かれた、あの感覚を
    思い出しました。
    これからも自分のために観て行きたいと思います。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/04/28 (土) 18:00

    事前に目にした感想に「暗い」「重い」「救われない」などが頻出している中、乞局、elePHANTMoon、角角ストロガのフなどと近いというものがあり「あっちの系統か」と思って臨んだのはラッキー。
    確かにそれは言える一方、あちらは鋭角的でこちらは面取りが施されている、あるいは片や鋭利な刃物、片や鈍器のような違いもあるな、などと考えながら観ることの愉しさよ♪
    また、実在の事件をモチーフにしているところやダークな味わいは鵺的やJACROWに通ずるものがあるが、やはりどこか違うし。
    また、やはり目にした感想の中にあった登場人物が全員憎く感じたというのも認めつつ、逆にそれぞれ理解できる……というよりそういう立場になったら「それを言っちゃあ/やっちゃあオシマイだよ」なものも含めてああいう言動をしてしまいそうとも思う。
    そんな風に思わせるのがまた上手いんだな。

    技巧的にはある2人の人物の互いへの言葉遣いで関係を観客に推測させてから第三者にその関係を問わせる「説明台詞排除」やギャラリーの使い方が印象的。いや、面白かった。

    ネタバレBOX

    なお、「顔にいくつもの角が出た鬼」という形容が台詞で出た時はピンと来なかったが、ラストシーンで「チラシビジュアルはそういう意味だったのか」と合点がいった。ちなみに聞いたところによるとチラシは台本完本前にできていたそうな。

    【勝手にキャッチコピー】「小劇場界屈指の悪女爆誕」
  • 満足度★★★★

    ミステリー風で面白かったです。

  • 満足度★★★★★

    重たさがずどんと来る。

  • 満足度★★★★★

    何をとっても素晴らしかったです。

    ネタバレBOX

    鬼の形相で止められても電話に出てしまうし、他人には簡単に独立生活を促してしまう。
    他人から他人への悪意に対しては平静を保てるのに、自分や自分と同等なものに対する悪意には反応してしまう。

    ツツジは心を喰うのでしょうか。

    すべて自分から遠い所に在ればきっと穏やかですね。



    1人の巫女が罪を洗いざらい白状するシーンに対しては、また違った見せ方にて拝見したかったと、少々思ってしまいます。



    今後とも応援いたします。
  • 満足度★★★★★

    陰々滅々、素晴らしかったです。

    ネタバレBOX

    祖母の介護に疲れて50代の母親が失踪し、何もしない父親に代わり息子の妻が介護を引き継がざるを得なくなったことがきっかけで、子供のできない息子夫婦と妊娠中の娘夫婦の間で対立が生じ、単に家族が崩壊するという表現では物足りないぐらいの出来事が起き、完璧に崩壊していく様を描いた話。

    不満、怒りが高まり、息子の妻は義理の妹の足を引っ掛けて転ばせ、流産させてしまいました。これでも十分家族崩壊決定ですが、そもそも母親が失踪した場所である神社の娘が、何年も前から神社に参る長男を見ていて、数年前から来始めたその妻に嫉妬して家庭崩壊を願っていたことが分かり長男に殺されるという、負の連鎖がこれでもかとばかりに続き、陰々滅々たる気分にさせられました。

    こんな雰囲気、余韻の下では当然と言えば当然ですが、終演後に役者が登場する舞台挨拶もなく静かに終わり良かったです。
  • 満足度★★★★

     母が失踪し家族が壊れていく物語を、烏丸棗が描く。実話ベースだそうだが、その実話は知らない。介護すべき祖母を抱えて、母が失踪するという状況の中では、いかにも起こりそうな出来事が次々に展開され、家族それぞれの立場は理解でき、それぞれに共感できる場面が続く。その辺の書き方と、役者陣の演技の質は高いが、終わって救いがないのはツライ。
     芝居とは関係ないが、このサイトでは「1時間30分」と書かれているが、実際には「1時間50分」というのは、予定を立てる上でややキツイ。Corichのシステムの限界か。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/04/25 (水)

    24日初日の舞台を拝見(110分)。

    ネタバレBOX

    家族の構成を変えた以外は、実際の事件(赤城神社主婦失踪事件)を丁寧にトレースしつつも、母親の失踪をきっかけに、それまで、表向き、平穏だった家族関係が急速に崩壊していく様を、家族を知る神社の巫女(☜笑顔の陰に残忍な心がぁ!)・母親のバイト先の若い男(☜ストーカー気質の危ないヒト?!)との関わりも交えて描かれています。

    作・演の、烏丸棗(からすま・なつめ)さん。
    昨年10月、三鷹市・星のホールで拝見した『Maria』という作品で作風は承知していましたが、今回も期待に違わず?! ヒトの心の奥底にある触れてはならないもの・歪んだものを、痛々しい程に見せつけてくれました。おかげで、終演後、雨は止んでいたにもかかわらず、実に暗澹たる面持ちで会場を後にすることになりました(☜注.褒め言葉デス!)。
    ハッピーエンドとは程遠いストーリーですが、とても見応えのある作品でした。

    最後に配役を記しておきます。
    津川志乃(失業中の夫に代わりパートに出ながら、崇の母の介護も!)…丸本陽子さん
    津川崇(志乃の夫。経営していた会社が倒産し、失業中)…山本佳希さん(☜「家庭では何もしない・出来ない昭和の男」を好演!)
    津川遼介(津川家の息子。志乃失踪後に湧き出た様々な問題に苦悩する主人公)…野村亮太さん
    津川瑞希(凌介の妻。仕事をしながら、志乃失踪後、義父の母親の介護にあたり疲弊)…宮山知衣(みややま・ちえ)さん
    法嶋梨子(津川家の娘。妊娠中で何の手助けも出来ず、瑞希に負い目を抱く)…柏尾志保さん
    法嶋大樹(梨子の夫。次第に遼介夫婦との間に溝が…)…丸山雄也さん
    内海耀(志乃のバイト先の若い同僚。年上の志乃を母親→恋人と思い込む?)…辻井彰太さん
    黒宮聡美(神社の巫女。実は昔から遼介達一家を知っている)…今井由希さん(☜ある意味、この作品で一番オイシイ役柄を好演!)
    須藤淳一(刑事。遼介の大学時代の先輩)…松本一歩(まつもと・かずほ)さん

このページのQRコードです。

拡大