60'sエレジー 公演情報 60'sエレジー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-20件 / 29件中
  • 満足度★★★★

    劇団チョコレート的には、歴史の検証。その対象が高度経済成長期の日本というわけである。戦犯裁判や皇室やセクトといった特殊な状況を描きながら、その状況にあっての「日常」をしっかり描出できる劇団にすれば、昭和の下町の廃れ行く蚊帳工場が舞台であっても何ら遜色ない。人情あふるるある意味典型的なお話が、むしろ水を得たとばかり、俳優の躍動を引き出していた。
    蚊帳作りの具体的な手法や用語が出てこない事に中盤気づくが、どんなオチに繋ぐのかという関心がよぎる程度、ドラマ的な濃さをそぐ事なくラストまで畳み掛けられた。
    見る者が懐古的にならないと言うと嘘になるが、人情噺を構成する素材でなく描く対象として「時代性」、歴史に対している。例えば近所の紙芝居屋は昼間っから将棋を打ちに工場へ来る。打つ手を考える様は時間を刻みながら働く現代の勤め人にはない、計測しない事で得られる先の長い時間というものがある。
    もっとも芝居を牽引していたのはリアリズムのみにあらず、江戸落語の人情長屋の世界を若干トレース気味。工場を仕切る長男(西尾)の好演は大工の棟梁、その妻は夫に引けをとらない人情の厚いおかみさん。女性は一人だから成立したキャラでもあろうか。空襲でやられた足を引きずっている設定が憎い。三代目になる社長の兄を手伝っている弟(岡本)がまた好演。これら昭和人情伝の登場人物は、芝居の冒頭の現代に亡くなった老人が遺書を通して語る劇中劇の人物である。主人公ももちろん、本編である回想シーンに最も若い人物として登場するが、集団就職組で上京した金の卵であるから血の繋がりもない。他人でしかない彼に対し、夫婦が高校通学の援助を買って出るあたりから、長い「最も良き日々」が始まる。彼の述懐(声)に導かれての長い回想だが、ポイントは夫婦には子どもが居ない事を、誰の台詞を通しても、素振りでさえも、触れない事である。10年後に別れる事になるまでの、その夫婦と主人公との一見特別にみえる関係が、その時代に流れていたものの証明として主人公は述懐し、時代の風景としてこの物語が描かれているのもポイントだ。こんな天晴れな人がいた、という話ではなく、時代とそこに漂っていたなにものかを描き出そうとした。批評性のある昭和人情伝。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/05/21 (日) 14:00

    価格3,500円

    とても泣きました。良かったです。

    ネタバレBOX

    最後に一番良かった頃の修三の大学合格のシーンはそりゃ泣くよね〜と思った。

    周りの人達が時代?のせいかどんどんドライになっていったのを見た後で、昔のみんな温かかったのを出してくるなんて。

    途中わずか数年でみんながどんどんドライになっていったのは本当にこんな時代だったのかな?と不思議に思った。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/05/19 (金)

    以前から観てみたかった劇団チョコレートケーキさん。追加公演決定により今回初めて観ることが出来ました。1960年代の古き良き昭和の光景が蘇る作品。とはいえ自分自身にとっては生まれるはるか前の時代描写の作品なので、懐かしいというよりはこんな時代があったのだなぁと勉強になった作品でした。戦後の高度経済成長によって便利な生活になった反面で、人間関係の絆であったり義理であったり長く継承されてきた先代のアイデアであったり職人であったり‥失われたモノも多いということを改めて感じされてくれた作品でした。役者さんの熱演も光り、期待通りの素晴らしい内容。見応えがありました。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/05/20 (土) 19:00

    60'というより、時代でなないもので、感じました。思いをもつ人がいる、でも、その思いを受け入れてもらえない、それでも、ずっと思いをもっている。思ってはもらっていないのだけれど。大事な人。大切な人。

  • 満足度★★★★★

    「既視感」と言われるだろうというのは企画段階から絶対にわかっていたはずなのに、公演を行った点は大いに評価できる。
    高度経済成長時代にもたらされたものや失われたもの、映画にはないものがこの舞台で描かれていて、胸を熱くして帰路につきました。

  • 満足度★★★★★

    60年代の哀感を象徴するものとして、蚊帳職人を選んだことに敬服!劇中の台詞にもあったけれど、作者自身も蚊帳で寝たことなどないのでは?社研とか、60台の私にはノスタルジーを刺激されるものが満載でした。そういった外枠だけでなく、人を思いやる心が細部まで丁寧に表現されていて、素晴らしい舞台でした。2020東京オリンピック前の状況をアジテーション的に批判するのではなく、心にじわっと問いかけられた感じでした。
    老婆心(文字通り)ながら、劇チョコのチケットはこんなに安くていいのだろうかと、観劇の度に思います。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/05/12 (金)

    日々こうして普通に楽しく暮らしているけど、こうあるのはこの頃のこともあってなんだよね、と考える。とってもあるあるな昭和な風景なのだけど、ピリッとその時代の「生」を絡めて、古きよきもの、新しきもの、過ぎてゆく日々…を想像させる作品でした。

  • 満足度

    面白く無かったし、泣けもしなかった。
    プロレタリア文学が好きな人には、いいだろうけど、肌に合わなかった。
    昭和のイメージを「豊かになった!」と言う人は、つまらないと思う。「格差の拡大と疎遠」と答える人は、共感できると思う。
    なにわともあれ、ストーリー進行も遅く、観ていて疲れた。
    役者さんは、悪くなかったんだけどな。

    ネタバレBOX

    何で自殺したかは、不明のまま。
  • 満足度★★★★

    140分。

    ネタバレBOX

    現代のとあるアパートにて、一人の老人が孤独死(自殺)した。刑事らは、遺書のようなノートを読み上げ、孤独な老人・修三(足立英)の1960~1970年が再現されていく。

    先々代からの蚊帳工場を営む清(西尾友樹)のもとに、会津の水飲み百姓で中卒の修三が集団就職してくる。子供のできない清と妻・悦子(佐藤みゆき)は、物覚えもよく勉強好きな修三をわが子のように想い、高校進学の援助をする。一方で、東京オリンピックを契機に人々の生活は激変し、蚊帳の販売は落ちていき、取引先の営業・和夫(浅井伸治)からはリストラを薦められ、弟・勉(岡本篤)は家を出る。修三は高校進学後も勉強を続け、大学を目指すが、経営は悪くなる一方で、先々代からのベテラン職人・武雄(林竜三)も転職してもらうこととなる。大学に進んだ修三は、学生闘争に明け暮れ、警察に逮捕されてしまう。ついに店を畳むことを決意した清夫妻は、悦子の兄の会社に一緒に行かないかと修三を誘うが、修三は心の中で寂しさを感じ、袂を分かつ…。

    修三が自殺したアパートは、元清の町工場で、清らに会いに行ける(清らも会いにいけた?)のに、会わなかったことが終盤判明する。宇都宮の会社に誘ったときに、悦子から自分らを頼ってと言われたのに、それを受け入れられなかった修三の心は、なにを思っていたのか。貧困という劣等感から抜け出せずに、人に甘えることができなかったんじゃないかなと。結果、孤独でもないのに、孤独な人生を選んでしまったんじゃないかなと。ここらへん、現代的な心の問題に通じているのかななんて思う。

    一転、蚊帳工場を守ることで、先々代からの工場を守り、勉の進学を支えた清と悦子は、どんな人生を送ったろうか。清は死んでいたかもしれないけど、存命と思われる悦子は、わが子の自殺をどう受け止めたろうか。親の心子知らずなセリフもあったが、(芝居の観客と違って当事者は)わかんないものだと、悲しくなった。
  • 満足度★★★★★

    ずっと気になってた劇団さん。
    今回栗原くんが出演されるということで、初・劇団チョコレートケーキさんでした。
    まさかこんなに泣くとは思わず(笑)。
    ものすごく良い舞台でした。
    ありがとうございました。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/05/14 (日) 14:00

    いつも劇団チョコレートケーキさんの舞台楽しみに見させてもらっています。今回は久しぶり?の新作ということでワクワクしながら観てきました。まさか、3回も泣くとは思ってなくて、ティッシュ持って来ればよかった〜〜とちょっと後悔。観てよかったです!私のように生まれる前のことはよく知らないな〜って人にも、60年代を生きた方にもオススメしたい作品です。2時間20分ですが、入り込んでいたので、そんなに経ってたんだ〜という感じです。

  • 満足度★★★★★

    劇団チョコレートケーキ『60’sエレジー』
    於:サンモールスタジオ
    時代は変わるんだと実感した。自分よりも上の世代の話だが、共感できることがあった。昔は色々世話をしてくれる人がいたもんだって聞いたことを思い出した。息を呑む迫真の演技で見応えあり。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/05/11 (木)

    昨年の晩秋、『治天ノ君』を上演したシアタートラムとは違い、今宵の新宿サンモールスタジオぐらいの、程良い広さのアクティングエリアでこそ、チョコレートケーキさんが醸し出す、舞台を包み込む濃密な空気感が活きるなぁ、と実感させられた2時間15分。
    それにしても…またもや、オジさん、涙腺崩壊させられるとは!…チョコレートケーキさんには困ったもんだぁ(笑)

    ネタバレBOX

    1960年代の雰囲気、あの頃を(途中からとはいえ)知る身からみても、ほぼ違和感なく表現されていたと感心しきり。ただ、「おはなし」だというのに野暮を承知で言えば、当時の人々の情とか商道徳、美化し過ぎかなぁ。高度成長期の前も最中も今も、小林社長や藤井寝具店の松尾さんみたいな商売しとったら、下手すると夜逃げ倒産やクビでっせ(爆)。

    まっ、それはさておき、客観的には「独居老人の回想」でしかないストーリーを、ここまで感慨深いものに昇華させた手並み、流石です。
    そして、『60’sエレジー』という作品は、この二つのセリフのためにあった、とワタシが思った
    「ひとりで生まれて・ひとりで生きている訳じゃない」
    「(主人公の修三は)決してひとりではなかった」
    身に沁みました。帰路、我が身を振り返り、ハート・ズキズキ・ズッキーニ!な気分に陥りました(笑)

    甘さよりもほろ苦さがいつまでも余韻として残った、オトナの芝居でした。

    【追記】
    今、他の方の感想、目を通してみましたが、西尾さん扮する町工場の社長の髭づら、ワタシも違和感覚えました。今でこそ気にならないですけど、当時は…ネッ。
  • 満足度★★★★

    予想通り、高い評価。
    今の経済至上主義の世の中に一石を投じた作品である。
    まさに、今から思えば… あの時代が日本の分かれ道だったのだろう。
    しかし当時は選択の余地なく突き進むしかなかったことだろう。

    高評価なので敢えて言えば、主人公ががなり過ぎた感があった。
    随分経った今は変わっているかもしれないが。
    それと当時の職人は、無精ひげは生やしていなかったと記憶している。
    みな、短髪で身綺麗にしていた。
    重箱の隅で申し訳ない。

  • 満足度★★★★★

    若い人がこの時代を描くと、自分たちのように実際に生きてきた人間には、どことなく違和感を感じるものだが、この作品はそれがまったくない。
    まるで当時のどこかの家を覗き見しているかのようなリアルさに驚いた。
    特別大きな事件が起きるわけではないが、最後まで夢中で観てしまった。
    この劇団の人気の理由を納得。

  • 満足度★★★★★

    快作。今年前半の演劇では白眉だろう。ほめる人は多いだろうから少し視点を変えて。
    1)方言指導(ダイアローグコーチ?)がよく俳優と共に頑張った。最近の小劇場の作者は台詞の言い方にはあまり頓着しないが、それは舞台のリアリティの基本である。佐藤が現れ最初のセリフを言った瞬間、舞台にリアリティが生まれた。家族兄弟の会話、従業員との会話は、いささか同時代を生き東京を知っている私はもう少し頑張れと言いたいが、ここまでやった青年座の女優さん?(文芸部?)に金賞だ。
    2)演出が狭い舞台をよくさばいた。出入りなどこれしかない平面なのに立体的に見える。日澤演出は今度は銀河をやるようだが、大きな劇場でも、また少し大衆的なテイストの作品でも挑戦してほしい。ミュージカルをやるなら、ダンスに新しい工夫を切望する。美術も悪くはないが、小道具などはもう少し考えてほしい。
    3)一見、三丁目の夕日のように見えるが、ぜーんぜーん違う。私は同時代に働き出したが、オリンピックそのものには世間はそれほど萌えなかった。なにかうすら寒い感じがあって、そこもこの芝居は人情もからめてうまくとらえていたと思う。
    4)俳優もよく頑張っていて好演だが、華がない。一度、この芝居を三越劇場あたりで、西尾佐藤の他は松竹仕込でやってみるといい、というのは冗談のようだが、この芝居は、私の世代が久保田万太郎の「大寺学校」を見るような風俗劇の古典になる素地があるが、そういうところをくぐれれば、ということだ。。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/05/06 (土) 14:00

    価格3,200円

    最初のもろもろの設定や時代背景から凡そ話の流れは読めるし、けっきょく、それ以上でもそれ以下でもないというか。。
    役者さんや演出も良く、最後まで引き込まれて観はするものの、
    さすがに、こういうステレオタイプの話で感動したり泣いたりは無理です。

    ネタバレBOX

    劇チョコってはじめてだったけど新劇だったんですかね。
    これも三丁目の夕日症候群だ。。
  • 満足度★★★★★

    1960年代のエレジーだったのですね。本当に素晴らしかったです。

    ネタバレBOX

    1960年代の町工場。高度経済成長に乗っかり、現在不況に苦しむ中小企業の話かとつい勘違いしていました。蚊帳を製造する町工場。時代の流れに乗れず、没落していく産業に従事していた人々の話でした。

    昭和40年頃が私の蚊帳体験の最後のような気がします。東京で言えばアパートに網戸ということでしたが、電子ベープも出回り始めましたね。

    地主の立場からすると、蚊帳工場、アパート、そして今度はマンションという流れになります。親の心子知らず、かつての金の卵の少年が安藤さんのアパートに住んでいたことで、工場のおかみさんはずっと見守っていたいたというラストシーンは感動物でした。空襲の影響も描くところなど、作品作りの素晴らしさが光りました。

    土地を地主に返すに当たり、借地権割合のことが全く話題になっていなかったことは見落としだったのではないかと思いました。
  • 満足度★★★★★

    生きた昭和の歴史を見た。
    演劇という概念を超え、当時の生活者のエネルギーと将来への不安を目の当たりにし、何故だかまだ序盤だというのに目頭が熱くなってきました。
    口が悪いながらも思いやりに満ち、裕福でなくとも精神的豊かさを持った人々の心情に触れたからだろうか、それともその先を生きる者として、この家族の行く末をおぼろげながら予見してしまうからだろうか、どうしようもなく心が小刻みに震えてきてしまいます。

    「もっと時代を読んでこうした方がいいのに」とか何度も主人に対してお節介にも助言したくなる部分が多々ありました。が、しかし観終わった後、要領がいいとか悪いとか関係無く、その激動の時代を信念を持って生き抜いてきた人々の生き様に対して尊敬の念を抱くしかありません。
    そして、ただただ無防備に感動の渦に巻き込まれるしかありませんでした。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/05/07 (日)

    高度経済成長期の高揚感と、その波に乗れない人々の悲哀が“日々のことば”で語られる。
    上手く転身できない、あるいはしようとしない人々の、焦燥感と苛立ちが痛いほど切ない。
    集団就職の少年役、足立英さんの初々しさと瑞々しさに感嘆。
    脚本がいいなあ。台詞がいいなあ。
    歴史物の格調高いのも好きだが、普通の会話でこんなにボロ泣きしたのは久しぶりだ。


    ネタバレBOX

    舞台は昭和35年、東京オリンピックを前に、東京下町の小さな蚊帳工場が
    一人の集団就職の少年を迎える。
    下手にはガラガラッと外から入れば広がる三和土、奥には作業場がある。
    上手は神棚が祭られた居間である。
    会津から来た少年修三(足立英)は、ベテランの職人(林竜三)に仕事を仕込まれ
    社長夫妻(西尾友樹、佐藤みゆき)の愛情に包まれて成長する。
    だが高度成長期の日本はその生活様式までもが変化、蚊帳の需要は次第に減っていく…。

    昭和30年代の推進力ともなった、時代の高揚感が伝わってくる。
    劇中の台詞にもあったが、戦中戦後の物の無い時代の反動にも見える物欲と拝金主義。
    それを享受する人がいる一方で、変化する社会について行けない人も多かったはずだ。
    商品開発などという器用さを持たない職人気質と、
    商売替えを考えるより、人としての義理を優先する社長の心情は、
    時代へのささやかな抵抗にも見える。

    その不器用で一途な社長の思いがほとばしるような西尾友樹さんの演技だった。
    冒頭テンションの高さにちょっとびっくりしたが、それが彼の“照れ”の裏返しと判ると
    妻役の佐藤みゆきさんとの相性も良く、バランスの良さは物語の要となる。
    古いタイプと言われるのだろうが、いい夫婦だなと思う。
    正しい選択ではないのかもしれない。
    だが常にベストの選択をしたのだ、この夫婦は。

    岡本篤さん演じる社長の弟の、軽妙だが繊細なキャラが素晴らしい。
    頑固な兄の選択を受け容れて、自分が口減らしのために転職する。
    ふと、岡本さんが社長、西尾さんが弟、という配役もあったかもしれないと思ったりしたが、
    この弟の鷹揚さは、やはり岡本さんだろう。

    ベテラン蚊帳職人役の林竜三さんが秀逸。
    その佇まい、風呂敷包みを持って帰る仕草、潔さなどすべてが年季と実直さを表している。

    兄弟の幼馴染で隣に住む実役の日比谷線さん、軽いだけの紙芝居屋かと思いきや
    「引き際を誤るなよ」と忠告し、自身も不動産屋に就職する男がとても良かった。
    時代を冷静に見て家族のために身を処するが、どこか一抹の寂しさをたたえている。

    先代のときから蚊帳を仕入れてくれた寝具店の営業マンを演じた浅井伸治さん、
    相変わらず隙の無いなりきりぶりが見事だった。
    会社の方針との板挟みに悩みながらも、蚊帳工場に冷静なアドバイスをする、
    その反面、面倒見が良く、修三の次の就職先を世話したりする人情派。
    嫌な話をしに来た時の、緊張感が伝わって来るような姿勢や歩き方が素晴らしい。

    集団就職で状況してきた少年から、夫婦の元で夜間高校、大学と進学する修三の
    刻々と変化する様を演じた足立英さん、
    瑞々しい少年期から、理想に燃えて学生運動に身を投じる青年期まで演じきった。
    彼が72歳(確か…)でこういう最期を遂げるのかと思うと、誠に寂しい。
    修三が一番輝いていたのは、蚊帳工場で過ごした10年間だったのだろう。

    新しい職場へ移る修三に妻が、困ったときにはいつでもおいでとかけた言葉
    「必ずあんたの味方になるから」という台詞にボロ泣きした。
    ラスト、修三が大学に合格した日のシーン、
    西尾さんの「合格です」という小さな台詞に、笑いながらボロ泣きした。
    何度ボロ泣きしただろう、どれも市井の人々の日常のことばに。

    「何かを成し遂げた」人も素晴らしいが
    「何も成し遂げずに終わった」人も素晴らしい。
    チョコレートケーキは、そのどちらにも光を当てることが出来る。
    再びの「東京オリンピック」を前に、私たちはまた何かを喪うのだろうか。
    そんなことを考えさせてくれる作品、ありがとうございました。






この公演に関するtwitter

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  1. 遅れましたが… 劇団チョコレートケーキ 第28回公演『60'エレジー』終演致しました! 追加公演含む全25ステージ。連日、満席。 チョコの舞台に立つのが1つの目標でしたので、本当に幸せでした。 これからも精進していきます。 出… https://t.co/8P5L9YqPd3

    27分前

  2. @55hideyuki009 役者の熱量大放出の舞台でしたー😊 人数が多い舞台なのでお芝居のムラはちょっとありますが、脚本は劇団チョコレートケーキの古川さんなのでしっかりしたストーリーですし、私は出てませんが…おすすめです✨

    約4時間前

  3. @tegamiza 「60'sエレジー」金の卵役を演じた、足立と申します。よろしくお願いします。

    約12時間前

  4. @kuripanzee @SuguruAdachi 浦田さんからのお誘いで『60'sエレジー』拝見しました者です。お疲れさまでした。これからもがんばってください

    約13時間前

  5. 劇団チョコレートケーキ 第28回公演『60'エレジー』 無事に終演致しました。 追加公演含む全25ステージ。 共演者、スタッフの皆さま、関係者の皆々様、そして、本当に沢山のお客様、ありがとうございました。 とってもゴッツイ経験でした。 忘れられません。ありがとうございました。

    約15時間前

  6. 今年観劇30作品目はコチラ→劇団チョコレートケーキ「60'sエレジー」 2回目観劇。金の卵の世代よりちょっと下の世代の母と。最後の修三の合格発表を待ちわびている清がなんとも温かかったです。2回目だと涙が出ちゃうシーンが増え困りました https://t.co/k1ptpQABEP

    約16時間前

  7. 劇団チョコレートケーキ「60'エレジー」を初日に見た。とても好みにドストライクで、素晴らしくて何回も何回も反芻しては息を漏らす日々を過ごした。やっぱりもう一回見に行きたかったなぁ。今年31本目。 #劇団チョコレートケーキ #60sエレジー

    約17時間前

  8. 先日初めて観た劇団チョコレートケーキ。素敵なお話だったなぁ。。 劇団員の岡本篤さんと。 来月10日の夏葉亭という落語会、 岡本さんと同じ回にでますよー 観に来てくれたら嬉しいですー https://t.co/ydA1ERO6NB

    Dagw4zxxsaappzl

    約19時間前

  9. 劇団チョコレートケーキ、古川健さんの戯曲に思う。 マコンドープロデュース『祖国は我らのために』。

    1日前

  10. 日澤さんのお誕生日だよ(((o(*゚▽゚*)o))) 劇団チョコレートケーキの主宰にしてリトルヴォイスの演出家さんだよ(((o(*゚▽゚*)o))) おめでとうございます🎉🎉、

    1日前

  11. 先月アクセス数 TOP 劇団 3位 劇団チョコレートケーキ @geki_choco https://t.co/hXITFuKqbR https://t.co/SraOWq19sO #演劇 #舞台 #劇評

    1日前

  12. 今日はマコンドープロデュース「祖国は我らのために」観てきました。 劇団チョコレートケーキの古川さんの脚本を、倉本さんの演出で。 役者さんの目が燃えていて、とてもかっこよかった。 私にとってマコンドーは家です。外で何をしてても、家は最高です。 私も頑張らないと。

    1日前

  13. シライケイタ(温泉ドラゴン):新作書き下ろし・出演『SCRAP』 2017/7/1~7/17 演出:日澤雄介(劇団チョコレートケーキ) 予約は→https://t.co/qscBan05Ob 出演:月船さらら・清水直子(俳優座)ほんみょんふぁ・西條義将・栗原茂・伊原濃 ほか

    1日前

  14. 【芝居】「60'sエレジー」チョコレートケーキ https://t.co/hgz2G3wh7O

    1日前

  15. 内田滋blog:https://t.co/4Je4XpU9Rw 「劇団チョコレートケーキと映画「メッセージ」」May 22, 2017 at 10:49PM ▼  劇団チョコレートケーキを初めて観ました。友達の佐藤みゆ…

    1日前

  16. 【内田滋/武田一鉄】劇団チョコレートケーキと映画「メッセージ」 https://t.co/pY2a3l5hrj 劇団チョコレートケーキを初めて観ました。友達の佐藤みゆきが出てまして。名前に似つかわしくない骨太な作風で素敵でした。うん、面白かったなぁ。また素敵な劇団を知りまし…

    1日前

  17. @TachibanaSari そういえば初リプかも? 先週末は、【PLAYROOM】と【60'sエレジー】を観てきました♪ やっぱりチョコレートケーキは観終わってから心に刺さる。

    1日前

  18. 土曜日は、劇団チョコレートケーキ「60`sエレジー」をみて古き良きモノクロ映画を見たような気持ちになったあと蜷川シアター「身毒丸」で白石加代子氏にぶちのめされる、池ノ上&下北沢で深酒。

    2日前

  19. 今週更新された劇団 6 劇団チョコレートケーキ @geki_choco https://t.co/hXITFuKqbR 最新作「60'sエレジー」他15作品の劇評をお読みいただけます #演劇 #舞台 #劇評

    2日前

  20. 劇団チョコレートケーキ 『60'sエレジー』 毎回ほぼ満席の 企画当初からあがってた「もしかしたら追加公演」実現で全25ステージ 終了いたしました。 ありがとうございました!

    2日前

  21. 演出家の日澤雄介さん。 劇団チョコレートケーキを主宰、2014年には第24回読売演劇大賞 優秀演出家賞を受賞していらっしゃいます。... https://t.co/6sGoaZ1czQ

    2日前

  22. 先週の金曜日、劇団チョコレートケーキの新作舞台「60’sエレジー」を観てきました。1964年の東京オリンピック前後を舞台に、蚊帳職人たちの姿を描いた作品。経済成長と共に、人々の考えや、感情に変化が訪れるものの、そんな中でも変わらないもの(ここでは人情)が巧く表現されていました。

    2日前

  23. 劇団チョコレートケーキ 60sエレジー 言葉が出なかった 俳優さんたちみんな「めちゃくちゃ上手い」。。連続TV小説を画面越しじゃなくてLIVEで見てるようでした。家族への無償の愛、今目の前の事への無償の愛、無駄ではなくてそれ自身が歴史を作っていくんだな。

    3日前

  24. 『60'sエレジー』観劇。60年代の蚊帳工場というだけで、凡その展開は分かっていたし、実際にその通りに話が進むので、ストーリーに心揺さぶられるということは無し。 ただその反面…というかその効果か、役者さんの芝居の力量がモノを言う作品で、そのお芝居が素晴らしく涙させてもらいました。

    3日前

  25. 先月アクセス数 TOP 公演 2位 「60'sエレジー」 https://t.co/ZumilxNADV https://t.co/SraOWq19sO #演劇 #舞台 #劇評

    3日前

  26. 絶賛前売中「SCRAP」 2017/7/1~7/17 作:シライケイタ(温泉ドラゴン) 演出:日澤雄介(劇団チョコレートケーキ) 予約は、https://t.co/qscBan05Ob 出演:月船さらら、清水直子(俳優座)ほんみょんふぁ(洪明花) 西條義将(モダンスイマーズ)ほか

    3日前

  27. 劇団チョコレートケーキ『60′エレジー』観劇しました。私の親は小林夫妻に近い世代ですが、思えば家族のため人のために生きてきた人のような気がします。時間を惜しまず手を惜しまず、かな。時代の流れと共に生活も変わり、価値観も変わり思わぬ方向へ行かざるをえないのは今も同じだと思います①

    3日前

  28. 劇団チョコレートケーキ 『60'sエレジー』 追加公演含めて全25ステージ 終了いたしました!! ご来場、ご声援ありがとうございました! https://t.co/NK7tkCehGq

    Daw65lyvyaendvf

    3日前

  29. 管理人Mは昨日劇団チョコレートケーキさんの「60'sエレジー」を観劇しました。60年代の高度経済成長期のお話で、急激に変わりゆく時代を生きる人々の姿に涙が止まりませんでした😢社会的事象をモチーフに緻密な作品を作っている劇団さんで、… https://t.co/urcT9pNuHW

    3日前

  30. 観てまいりました。劇団チョコレートケーキ『60’sエレジー』優しすぎて不器用で・・・真っ直ぐすぎて切ないけど・・とてもまぶしかったです。穏やかな高橋長英さんの語りにもぐっときました。

    3日前

  31. 劇団チョコレートケーキ、十二人の怒れる男たち、青べか物語、コンドルズ、上野動物園。色々観に行った週だった。

    3日前

  32. 劇団チョコレートケーキの60'sエレジーを観ました。とても心が温かく、優しい気持ちになれました。時代はどんどん便利になっていくけれど、それと同じくらい、人として大切なものを日々失っているのではないかと怖い気持ちにもなりました。 https://t.co/vbbEEYd6wu

    Dawchbauwaa9hic

    3日前

  33. 劇団チョコレートケーキ『60'sエレジー』千秋楽観劇。物語を追いながら、頭の片隅で、昨年亡くなった父のことを想った。あの時代、青年だった父はどんな想いで生きてたんだろう。そして2016年、どんな想いで最期を迎えたんだろう。きっと皆、各々の立場で、必死だったんだ。あの頃の日本。

    3日前

  34. 舞台「Little Voice(リトル・ヴォイス)」ライブ・ビューイング:5/27 15:00 演出:日澤雄介(劇団チョコレートケーキ) 作:ジム・カートライト 出演:大原櫻子/安蘭けい/山本涼介/池谷のぶえ/鳥山昌克/高橋和也 https://t.co/2BpUj2hXyX

    3日前

  35. 劇団チョコレートケーキ観劇。胸いっぱい。感無量。好きです。泣きすぎた。また書きます。 #劇団チョコレートケーキ

    3日前

  36. 劇団チョコレートケーキさん、また行き損ねてしまった…

    3日前

  37. 劇団チョコレートケーキ『60'sエレジー』観劇。 最高でした。なんというか小劇場の演劇の理想と思う。あの規模の劇場でロングランであのクオリティって。そこを目指したいところであります。最高でしたほんと。ありがとうございました。 https://t.co/5UgCHlbYVv

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    3日前

  38. 劇団チョコレートケーキ観て普通に泣いちゃったよ。けっこうな勢いで泣いたよ。親子系の話とかされるとダメなんだよ。

    3日前

  39. 劇団チョコレートケーキ「60'sエレジー」観劇。 昭和の人と人の繋がりを丁寧に描いたホームドラマで良かった。 良かったんだけど、個人的には中だるみを少し感じて、そこまで深くは刺さらなかったかな~ 役者さん達は皆さん凄く良かった!

    3日前

  40. 昨日は足立さんが出演の60'sエレジーを観劇してきました。 あの役者さん達の中で演じきる足立さん素晴らしかった。 久しぶりに会ったけど元気そうで良かった(^^) 舞台観劇し終わった後にワッフル食… https://t.co/JsDeaTdxVi

    3日前

  41. 60'sエレジーが忘れられない。あと10数年後、あれくらい心動かせる本が私にも書けるだろうか。分かってるのは続けないと無理だってことだ。あーほんと素晴らしかったからみんな観に行ってよーもー、ばかー

    3日前

  42. 新宿御苑前・サンモールスタジオなう。これから劇団チョコレートケーキ「60's エレジー」を観ます。 https://t.co/ZRM7e9OySt

    Daurubauiaaheqh

    3日前

  43. 劇団チョコレートケーキさん『60'sエレジー』千穐楽をこれから。 前半戦、中盤戦、そして千穐楽。 こんな上質な舞台を3回も観られるなんて幸せだ!

    3日前

  44. それにしても「60'sエレジー」と「祖国は我らのために」、作者は同じなのに芝居としては全然似たところがない。やはり芝居は現場で作るものだなあと実感。どちらも愛しい我が子です。現場の皆様に感謝。

    3日前

  45. 佐藤みゆきさんは『真白の恋』での真白の朴訥としたイメージが強く焼きついていたので、その面影を微塵も感じさせない『60'sエレジー』での快活な演技はとても鮮やかなものとして自分の目に映った。まさに「昭和のおっかさん」そのものの姿だった。

    3日前

  46. さて、いよいよ劇団チョコレートケーキ「60'sエレジー」千秋楽です。 3週間も同じ劇場に通ってると、終わる感じが全くしない!だからこそ、いつも通りに!!変わらずに!って栗原くんが言ってます。 https://t.co/c70UQ8JZ1h

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    3日前

  47. 昨日は、劇団チョコレートケーキさんの「60'sエレジー」を観劇。2時間15分があっという間。お客さんを引き込むってこういう事なのかなぁ...凄い集中した。こういう舞台をもっともっと見たい!オススメして下さった舞さんにも感謝!! #劇団チョコレートケーキ

    3日前

  48. 劇団チョコレートケーキ『60'sエレジー』 1960年代ー高度経済成長期ー東京五輪 日本が大きく変わる時代に蚊帳を扱う町工場に集う人々のお話。 めまぐるしい変化の中で彼らは何を望んだのか、何を失ったのか。 最後の見せ方に何かぷつ… https://t.co/NO9ZkOYnaf

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  49. @am_pyon 演出の日澤さん(劇団チョコレートケーキ)が気になって←

    3日前

  50. 『60'sエレジー』 @サンモールスタジオ 5月21日(日) 13時20分 受付開始 13時30分 開場 14時00分 開演 上演時間 約2時間15分 当日券はキャンセル待ちとなります(13時20分より) https://t.co/OQkXJ58HaD #60sエレジー

    3日前

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