怒りの旅団-アングリー・ブリゲード- 公演情報 怒りの旅団-アングリー・ブリゲード-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
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  • 前半と後半で違う役を演じる際に、どんな役なのかを説明するのではなく、登場人物として存在、反応するのがとてもいいと思います。小劇場で舞台美術の大きな変化を見せてくれて贅沢でした。
    上演時間は約2時間40分、休憩なし。てっきり休憩があるものと思っていましたが、ぶっ続けですした。

  • 満足度★★★★

    魅力のある若手俳優たちが、骨太な戯曲に挑んだ意欲作。
    2役も、その意味付けがはっきりしていて、こちらに訴えかける。
    が、やはり長い。
    それぞれの人物が見事に書き込まれて、そこに作品の力を感じたが、それでももうちょっと短くできる箇所があったと思う。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/03/18 (土)

    面白かったです。役者たちのレベルがとても高く、舞台美術も素晴らしいものでした。
    上演時間は確かに長いですが、無駄に長いわけではなく、確かに必要な2時間40分でした。
    長くても、これ程までに中弛みも無く、全くテンションが落ちない作品を他に知りません。
    休憩さえあれば、3時間でも良かったぐらいです。

    岡田あがささんは柿喰う客の公演で何度も見たことがありましたが、今回は特に良かったです。
    終盤の長台詞の場面では、自然と涙が流れました。
    心に残る台詞が多く、戯曲の販売が無いのがとても残念です。

    ネタバレBOX

    チラシの台詞が交わされる場面では鳥肌が立ちました。
  • 満足度★★★★

    若手俳優陣にとって一人二役と上演時間2時間40分は素晴らしい経験だったと思います。

    ネタバレBOX

    活動家グループから分派した若者四人による爆破テログループ「怒りの旅団」と、彼らを追い詰めるロンドン警視庁の若手捜査官四人の話。

    四人対四人ということで、一人二役という興味深い設定ではありましたが、対称性が示される程でもなく特段面白味は感じませんでした。

    封建的な家族構成や、階層的社会に反発した首謀者でしたが、個を強調するあまり、ポットでお茶を淹れることにすら反発するお子ちゃま振りには、狭い組織内で社会性を無視して暴走した日本の過激派にも通じるものを感じました。

    テログループ内に社会とのつながりを求める者がいて、警察に手紙を出したり、電話を掛けたりしたことから居場所が見つかり逮捕されるという過程と結末は、あっけなくつまらないものでした。
  • 満足度★★★★

    客演の若手主体の舞台で、いつもとは違う雰囲気を味わった。舞台装置の大胆な作り替えは見事。2時間40分、パワフルな芝居を1日2公演には脱帽。

    ネタバレBOX

    奥村さん、関谷さんの早変わりはメインじゃなかったんですね。芝居半ばでの刑事バージョンの乱交は場面の切り替えという要素はあるのだろうが、意味がよくわからなかった。
  • 満足度★★★★★

     怒りの旅団とは1968年頃から71年迄イギリスで活動したアナーキストグループの名であり、今作はこの実話をベースに書き上げられた戯曲である。原題は、The Angry Brigade。今作で極めて面白い特徴は、犯人グループも、犯人を逮捕しようとするロンドン警視庁の特捜チームもほぼ同年輩の若者同士だということである。犯行グループは、資本主義に毒され、毒されていることすら分からなくなってしまった人々の現在までのパラダイムをシフトしようとしている。その為には、破壊も辞さない。(追記2017.3.23:0:51)現代の若者たちの為に当時の時代背景を書いておいた。

    ネタバレBOX

     ところで、1968年から始まった世界的な若者の反乱の背景にあったもの・こととは何であったか? トンキン湾事件を口実にドミノ理論に則ったアメリカが資本主義国の「正義」を振りかざし何ら道義的理由なしにベトナムでジェノサイドを展開していたことが大きい。先日ベトナムを訪れた天皇・皇后が面会したドク氏は米軍による枯葉剤の影響でシャム双生児(ベトちゃん、ドクちゃん)として誕生、日本で治療を受けたという経緯がある。
     また、ベトナムの人々を300万人以上虐殺した米側の兵も当然のことながら5万数千の死者を出し、米兵死体の縫合、整形などは日本国内でもたくさん行われていた。文明の発達と武器輸出など軍産複合体の都合による多額の儲けによって潤うアメリカ人の暮らしの中に、死が音もなく忍び込んでアーリントン墓地の墓標がどんどん増えて来、メディアがその事実を喧伝し始めるとアメリカ国内でも反戦のうねりが盛り上がった。
    1968年にはフランスの5月革命があり、ドイツ赤軍、今作に登場する怒りの旅団がイギリスで、日本でも各セクト、ノンセクトラディカル、べ兵連などのムーブメントが世界を揺るがした。中国では文革の時代でもあり、毛沢東語録は日本国内でも入手することができた。文革では紅衛兵や四人組が有名であるが紅小兵の存在も忘れてはなるまい。
    日本では大学の自治を根拠に大学で学生が講師を招いて自主講座を開いたり、フランスではジャック・デリダらが哲学を推進するグループを結成、各国からの留学生、フランス国内の様々な階層の人々にも門戸を開いて新たな思想の息吹を伝えていった。
     無論コミュニズムとアナーキズムのイデオロギー論争、左翼対右翼の論争も至る所で為された。
    左翼・右翼などの政治行動には走らなかった者達の多くはヒッピーとして時代に仇花を咲かせ、サイケデリックと呼ばれたサブカルを作り出し、演劇界でもアングラ演劇が流行り、ダンスには土方巽という天才が出て暗黒舞踏を創始した。こんな時代であった。
  • 満足度★★★★

    これは滅法面白いぞ。体を揺すりたくなるような躍動感のあるサスペンス。しかしベテランの役者さんお二人は一体何役やっているのかな。着替え大変だろうな。結構長時間でしたが、飽きずに楽しめました。

  • いつもオリジナル作品を演るこのカンパニーが、いま何故この翻訳作品だったのか、考えながら観た。前半はワンツーワークスらしい演出も垣間見えたが、後半はあまりここらしくない!?ストレートプレイだった。チャレンジするのは悪くないけど、カラーがはっきりしているカンパニーだけに、諸々難しいかも…と思った。

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