満足度★★★★
鑑賞日2017/01/07 (土)
心の奥で忘れかけていたおもちゃ箱をそっと開けてみた。溢れ出る暖かな光に、心が満たされる思いがした。懐かしい風景に、自分を生んで育ててくれた人に、改めて感謝を伝えたくなった。そんな舞台です。
小沢道成さんは今回の彼も生ける舞台芸術そのもののようでした。その美しさと輝きと舞台への思いに、自らを省みずにいられず、思わず足を踏みしめます。
満足度★★★★
鑑賞日2017/01/09 (月)
座席1階3列
この時期にこのテーマをぶつけてきたのは上手いなと思いました。
帰省した人しそびれた人。どちらにも胸に迫るものがあるのではないでしょうか。
すごく良かったです。
母親と息子の関係ってどこか特殊なものがあって。
疎ましく思ったりする時期があるんですよね。
電話のくだりはほんとリアルで。まるで自分の母親と会話しているような錯覚を覚えるほどでした。
男性と女性でこの作品から受ける印象が違ったりするのかもしれません。
小沢さんが作り上げる作品には毎回驚きがあってワクワクします。
表現や演出に関する想像力豊かな発想の数々は素晴らしいの一言。
満足度★★★★
鑑賞日2017/01/08 (日)
前作『鶴かもしれない』での演出技法を使いながらの一寸切ないストーリー。前作ほどのインパクトはないものの、彼の「巧さ」が印象的。