ヘンリー四世 第一部 ‐混沌‐・第二部 ‐戴冠‐ 公演情報 ヘンリー四世 第一部 ‐混沌‐・第二部 ‐戴冠‐」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-12件 / 12件中
  • 満足度★★★★

    一部、二部共に拝見しました。

    とても良かったです。\(^_^)/

  • 満足度★★★★

    第二部 -戴冠-
    引き続き第二部。ヘンリー四世とハル王子のやり取りときたら、歴代の重みを感じさせます。ラストシーンに高みに上るハル王子の孤独さときたら。一部の終わりでも思ったけど、振る舞いが求められるときに、なんの躊躇もなくそれを入れられるのは血筋。フォールスタッフに分からないのは仕方ないかな……。

    しかし、セットで観るとS席が1280円もお得。もともとのチケット代もさすが新国立でたいへん良心的ですが、どうせ観るならまとめてですよね。終日堪能しました。

  • 満足度★★★★★

    第一部 -混沌-
    通しで観てきました。劇場内の世界観がまず素晴らしい、半円形を役者たちもよくよく理解しているお芝居。こちらに近付きすぎず、かといって遠すぎもしないちょうどいい距離感。

    「リチャード三世」で観た岡本健一さんは、今回は反乱軍。燃え滾っていてたいへん恰好よかったです。激しかった。フォールスタッフ佐藤さんの小気味よさやヘンリー四世中島さんの哀愁など、言葉では説明されない個性の空気。ジョン王子も凛々しくて素敵でした。放蕩息子であるハル王子が、決戦の場において途端に振る舞いが変わるのは、王家の血筋とでも言うのかな。生まれ持ったものを感じさせられました。たっぷりの時間をストレスなく過ごせたことで、いいお芝居を観た、という満足感に浸れました。

  • 満足度★★★★

    第二部は、脇役陣が出色
    一部より、二部の方が、舞台進行がスムーズで、中だるみがありませんでした。

    浦井さんが、いつになく、役を掴み切れていない気がする反面、二部は、特に、脇役陣の健闘が、舞台を弾ませました。

    亀田さんと佐川さんは、昔から、よく見間違える程、似ていらしゃるのですが、このお二人が、兄弟役なのが、個人的に、受けました。

    一部とは、雰囲気の異なる役を楽しげに演じている役者さんが多くて、観ているこちらまで、その楽しさが、伝播する感覚を味わいました。

    冒頭の「噂」の台詞には、現代の闇を感じ、ちょっと戦慄が走りました。

    ネタバレBOX

    後半、ちょっとアドリブが過ぎるきらいはあるものの、出演者が楽しそうなので、まあ、良しとしよう!と思ってしまいました。

    小長谷さんの何役もの早替りの、身軽な演技力には、感服しました。

    綾田さんの体を張った演技にも、敬意を表します。

    演劇研修所卒の、イケメン、清水さんの今後も楽しみ!!
  • 満足度★★★★★

    通しで見ました
    シェイクスピア作、二部構成の超大作なので
    ものすごく荘厳でちょっと堅い作品を想像して行ってみたら
    衣装はまさかの革ジャン・ヘッドホン、使われる曲はマイケルにQUEEN!笑
    比喩が壮大なのは恐らくシェイクスピアの原作もなのでしょうが、
    翻訳ではさらにそれを日本語のリズムでも心地よく表現していたのが印象的でした。
    浦井健司さんの軽快な演技とフォールスタッフ演じる佐藤B作さんの熱演に中劇場はスタンディングオベーション。
    本当にすごくよかった!

  • 満足度★★★★

    第二部
    二部は出番が少なかったですが、やはりタイトルロールのヘンリー4世を演じた中嶋しゅうさんがすごい!
    そして、やっぱりB作さんのフォルスタッフが愉快だった。
    大掛かりでいて、とても舞台との距離が近い、楽しめる演劇でした。

  • 満足度★★★★

    第一部
    客席から地続きに作られた舞台と客席をも使った演出で、まるで豪華な芝居小屋にいるような感じで、すごく楽しかったです。
    すがすがしいまでの美しい浦井くんのハル王子と汚れまくったB作さんのフォルスタッフの組み合わせが、とても面白い。

  • 満足度★★★

    第一部観劇
    開幕前に、父と同期の劇評家の方が、相変わらず、お元気で、立ち話に花が咲きました。

    もう80代の方なのに、昼夜通しで、ご観劇とのこと。

    私は、とても体がもたないと、取り合えず、今回は、一部のみの観劇。

    期待が大きかったのですが、以前拝見した、蜷川演出の、松坂桃李さんがハル王子を演じた舞台の印象が、あまりにも鮮烈だったせいか、少し、期待外れの感もありました。

    何だか、音楽が流れる度に、これ新感線だっけ?の思いが…。

    佐藤さんのフォールスタッフ、愛嬌がありました。ダグラス伯役の鍛治さん、圧巻でした。
    以前、息子が共演させて頂いたことがある、小長谷さんのご活躍も嬉しく思いました。

    ネタバレBOX

    何となくの印象ですが、キャストの皆さん、大半の方が、自分の色を払拭していない雰囲気でした。

    特に、浦井さん、wowowのコメディ番組と同じ色でした。

    鵜山さんの演出が、そういう意向なら致し方ないのですが、やはり、私は、こういう作品では、演じ手の素を忘れさせる演技を期待してしまいます。

    ストーリーは、知っているので、観やすかったのですが、ハル王子とフォールスタッフの関係性が、蜷川演出舞台の方が濃密だったので、2部での変化が出にくいのではと気になりました。

    とにかく、後日、2部を観たら、また改めて、そのことは考察してみたいと思います。
  • 満足度★★★

    第二部
    陰鬱な感じを受けることなく、芝居は展開していく。でも、きっと王位継承は権謀術策の世界なのだろうなと思ってしまった。ラサール石井がうまくはまっていたように思う。

  • 満足度★★★★

    第一部から観るが吉。
    衣装、照明のデザイン、色分けでスムーズに理解できた。貴族と平民、高貴と下賤、老いと若き、父と息子、新旧など対比山盛り。配役も対照的(特に鍛治直人さん)。大勢の「噂」はネット社会のよう。音楽は鳴る度にドギマギ(笑)。
    2009年の『ヘンリー六世』三部作一挙上演、2012年の『リチャード三世』から継続出演の方が大勢(スタッフも継続)。ベテラン俳優の方々が今も現役であることに感謝。若い俳優が息長く活躍できる演劇界であって欲しい。観客には何ができるのかな…。
    私的には立川三貴さんと小長谷勝彦さんが素晴らしかった。立川三貴さんはこまつ座『紙屋町さくらホテル』でも感動した。小長谷勝彦さんは元文化座の俳優で、今は静岡県舞台芸術センターSPAC公演でよく拝見。鍛錬し続けてくださる全俳優に再び感謝。

    ネタバレBOX

    ファルスタッフ(佐藤B作)がなぜあんなにモテるのかわからなかったな~。おじいちゃん役の戯れタイムが厚かった。
  • 満足度★★★★★

    予想を越える人気作品でした
    久しぶりに身体を乗り出して、入り込んでしまった(笑)
    新国立ヘンリー六世からお馴染みのスタッフ、キャストによる作品なので、期待はしていましたが、セリフの間を埋めて余りある俳優さんたちの演技力に魅了されました。ハル王子浦井さん、腕をあげましたね~。でも、まだまだ作っていけそうな余白を感じました。フォールスタッフ、もうなんて憎めないヤツなんだろう!!(いるいる、こんな人。あるよね、こんな自分…)て、思わせてしまうキャラクターに拍手でした。せり出した大きな舞台、そして客席までをフルに使っての臨場感。
    年末に元気をもらった作品です。

  • 第一部
    衣装と音楽に現代風のアレンジがあって楽しい。今日はファルスタッフ(佐藤B作)が可愛らしかった。「続く!」っていう終わり方で、こりゃ第2部も観ないとわからないなと。ハル王子(浦井健治)の変貌が楽しみ。出演者多数で豪華。女優は3人だけなんですね~。
    第二部はまた後日。

    ネタバレBOX

    ハル王子がヘッドフォンしているのが可愛い。

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