平和な時代に生まれて-終わりなき道の標たち- 公演情報 平和な時代に生まれて-終わりなき道の標たち-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★

    積極的に求める平和
    政治シュミレーション劇、と言う感じでしょうか。

    ネタバレBOX

    今から約20年後、大学の政治研究系サークルに入ってきた50過ぎの新入生を候補者として担ぎあげ、「軍事介入する・しないことによる無辜の市民の犠牲」というジレンマを考える中から生まれた「積極的平和主義」(現在とは異なる)をマニフェストにしていく。

    台詞の印象で固いのかなとも思いながらも聴きやすく、観易かった。

    前半の選挙に出馬し、当選。他の学生たちも後を追って議員となり、
    「積極的平和主義党」を結党し、マニフェストを広めて行こうとする中で、徴兵制の議論に対し、段階的な徴兵制を提案する。

    与党が推す「若い世代に経済的恩恵を与える代わりの徴兵」から、
    若い時に訓練し、壮年時に有事が起きた時は徴兵」という
    世代間の不公平を減らす徴兵制を提案したのだ。

    ここでの与党大物議員と「積極的平和主義党」の面々との
    やりとりは現実に即したようなスリリングな展開だった。

    ただそれまでの間が盛り上がりに欠ける気もあり、
    そして壮年になった主人公たちは徴兵されることとなり、
    地雷処理をしているところで終わるのが皮肉なラストだが、
    その皮肉っぷりがもう少し効いてくる展開だと
    尚、胸に迫ってきたかなと思う。

    ただ現実世界でも通じるようなテーマで興味深かった。
  • 満足度★★★★★

    期待どおりでした
    過去2回も見せていただいておりますが、今回も大変まとまったいいお話でした。 脚本も変わりどうかなと思いましたが、テンポよく時間があっという間に過ぎました
    今までと違い、途中ナレーション的な場面展開がありましたが、そこはそことしてすんなり溶け込んでいたと思います
    次回作も楽しみにしています

  • 満足度★★★★★

    近未来の政治家
    当選してからの展開がスリリング。政治のひきこもごもがうまくまとまった面白ステージでした。

    ネタバレBOX

    自分が言い出して決めたことを本当に率先して実行する政治家が出現して欲しいです。でも、最後の3人のボヤキには笑えた。
  • 満足度★★★★

    直球の政治劇
    日本が他国の戦争に対して、どう向き合っていくべきか、どうにも難しい問題である事が、冒頭のシーンでよく分かりました。 
    なので、その妙案である「積極的平和主義」によって国民は団結できるのか、争いは減るのか、その過程にもっとスポットを当てて欲しかったと思いました。
    その代わり主人公である大学生達の政治活動の過程がテンポ良く解りやすかったです。 
    感情移入できる人物がいれば、もっと良かったのですが。

  • 満足度★★★★

    来月や過ぎたあたりにリアルな選挙控えて・・
    割とタイムリーかなぁと思える話でありました

    自分的にはサクサク進むストーリー展開は好みであった1時間50分

    ネタバレBOX

    徴兵制は嫌だからとの代案通すために国政に出た大学政治サークル・・

    まぁ最初の一人は当選しても
    次々とサークルメンバーが次回選挙で当選する
    御都合主義的展開は否めないが
    まぁ娯楽と割り切り
    話の持って行き方をみると結構楽しませてくれたなぁと
    超個人的感想=合わない人はトコトン合わんだろうと思えたデス

    2桁の年数は見据えても
    3桁の年数を読まなかったサークルメンバーの近視眼的行動の結果が
    まぁ当たり前だなぁと思わせたブラックジョーク的で受けたデス(^^;)

    でも徴兵制の平等理論が甘く説得力と薄く
    解り難さ=説明の柔らかさが無く残念だったかしらね~

    でも楽しめたから星はサービスです♪
  • 満足度★★★★

    なんだにゃ~~~~~~~~~~~っ
    (追記後送)

    ネタバレBOX

      いい年をして引用ばかりしている馬鹿、その上で重箱の隅をつつくことで得意になるのもこれらイマジネーションの根本を認識する術を根本的に欠いた馬鹿共の得意とする所であり、この馬鹿に追随する更なる馬鹿共が、嘘を蔓延らせる温床なのである。彼らは、燃え盛る炎に喜んで飛び込む虫の如く、本能はあっても知性を残酷なまでに欠如させたヒトの形をした愚物である。現在、この植民地に蔓延るのはこのような愚物であり、エセである。
    今作は、このような呆れ果てた世の中に、活を入れるべく立ち上がってきた作品とすることができよう。Noblesse obligeという表現が今作に一度だけ登場する。植民地に欠けている最も大切で普遍的な概念である。主人公たちが結成する政党の初代党首を務めた佐久間 修造の言葉の中に在った訳だが、佐久間は象山をベースにしているのは明らかだろう。(佐久間 象山と聞いて分からないヒトは勉強が足りない、もっと勉強もすべし。ところで、勉強って遊ぶことだよにゃんちって)
  • 満足度★★★

    程よく纏まってはいたが・・・
    社会派演劇と成るべく題材を扱った本作であるが、“事”の表裏、本音建前等々、作者の云いたい事が観客(私)には伝わってこない感があった。

    また、ストーリーに捻りがなく演劇的面白さが足りないとも思った。

    作家デビュー作としては程よく纏まってはいたが、心揺さぶるまでは至らず全体的にインパクトが弱い印象を受けた。

    当日パンフに「想像可能な範囲でシミュレーションし・・・」と作者の言葉があるが、“想像可能な範囲”を超えてもいいのかな・・・と。

  • 満足度★★★★

    深く重いテーマであるが、分かり易い
    物語の内容がすぐ分かる、そんなチラシはインパクトがある。もちろんテーマは「選挙」と「平和」の問題である。近い将来に起きるかもしれない、そんな身近なことでありながら、なぜか飄々と描かれる作風...その少し距離を置いた演出は巧みである。時間軸を長くすることで、政治判断の是非は歴史が証明(審判)するような...。
    (上演時間1時間45分)

    ネタバレBOX

    舞台セット...冒頭は大学のサークル部室内。白板には「軍事介入することから生じる無幸の市民の犠牲」「軍事介入しないことから生じる無幸の市民の犠牲」が書かれ、その功罪のようなことについて議論する。大学生らしい有・無為という2極という分かり易さ。マニフェストまで見える。
    大学生として、平和問題に対する関心。そこに50歳代の新入部員が加わり、実際自分たちの政策を実政治に通用するか。そんな若者思考が序盤の話。

    選挙、公職選挙法等の改正(選挙権年齢、18歳へ引き下げ)施行を機に、若者層の支持獲得へ。従来型の選挙活動(地盤・看板・鞄)を嘲るようにネット利用による政策浸透が効を奏する。今の選挙制度、システムに対する批判。特に投票率と議員世襲の問題は露骨に観せる。もちろん国政を始め身近な最小行政地の選挙まで自分の生活・暮らし向きに関わるのだから当然であるが。

    そして国政での政策実現に邁進する。そこには大学生の面影はなく、政治家としてのダークさも垣間見える。現実社会との折り合いが必要なことも透けてくる。そして掲げた「積極的平和主義」...20代で「軍事訓練義務」、中高年が派遣地状況によって徴収される「戦地兵役義務」という、世代ごとに責任と義務を負う。時限徴兵制・兵役義務が、国民に平等になれば逆説的に争いも減る、というもの。この世代間負担(義務)の考え方、今の年金制度に似ていると思うが...。

    この公演、深く重いテーマであるが、プロパガンダに陥ることなく、柔軟な笑いに包まれた上質な仕上がり。テーマは一目瞭然であり観客も自分で考えるということは承知の上での訴えであろう。今、描いておきたいという気持が十分伝わる。

    次回公演を楽しみにしております。

  • 満足度★★★★

    デビュー
    テーマそのものは劇中にあるように数年数10年先にならないと正解がわからないような話なので誰彼構わずお薦め出来るかと言うと悩む芝居です。
    ただデビュー作として見ると小難しい話をわかりやすく伝えて頂けたと思います。

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