満足度★★★
花ちゃんと尚ちゃんと
まさに、鴻上さんのライブ中心でした…(苦笑)
それはさておき、今回の新人さん4人の一人芝居ですが、
演技と度胸は4人とも見事でした。
ストーリーは残念ながら、あまり興味なかった。
追試の木村さんは、昨年度よりかなりレベルアップしてました。
動きも一番あったし。まぁ2回目ですからね。
満足度★★★★
一人芝居5本!+ライブ!
今年は一人芝居5本と、花ちゃんと尚ちゃんとによるライブという構成。
上演時間は、途中10分の休憩を入れて2時間15分ほど。
『マネキン』
理不尽な客や店員たちに振り回される販売員。良く耐えた(笑)
社会人には身につまされるものがあるかもしれない。
カプチーノのお祖母ちゃんの再登場が面白かったです。
過去2作では割とキツめの印象の役でしたが、今回の演技を観てかなり印象が変わりました。
『翔』
一人妄想する恋愛バカの翔くんが可愛い(笑)
フラれた2人が揃って飛び下りようとする場面が面白かったです。
最後のオチの意図がちょっと分かりませんでした。
『入浴Times』
面白おかしく描かれてはいますが、3Kを地で行く介護業界の大変さが伝わって来ます。
洋服を使ったトミ子さんの描写が面白かったです。
青春の門でも思いましたけど、声が凄く良いです。
『一番長い日』
オタク用語、ネットスラングなどがちょいちょい出てきて、若い人向けかな?なんて思ってましたけど、
いろんな年代の人にウケていました。
キレッキレのダンスと挨拶が良かったです。
『ファザー&コンプレックス』
一人芝居にありがちなオウム返しなセリフが少なかったり、
説明台詞がほとんど無いのに絵が見える演出がされていたのが良かったと思います。
表情、視線の演技が素晴らしかった。
特に父親を見上げる場面が好き。
父親の怖さが伝わるし、そこから和やかな雰囲気が一転するところも良かった。
5作とも何気ない日常の中のちょっとした事件的なお話で、
似たテイストの作品が揃ったなぁという印象。
好きにやらせる、というのがコンセプトらしいのでそれはやむなしだけど。
多分コメディってその時の客層にも影響されちゃうので、逆にハードル高いと思うんですよね(^_^:)
来年は泣かせるような話やブラックな話なんかも観てみたい。