満足度★★★★
“藤吉チルドレン”、着実に育つ?
濃いめに戯画化された登場人物たちがその濃さゆえの笑いを交えながらドラマを織り成し、時として独特な振り付けで歌い踊るという藤吉作品ド真ん中。
初演時の配役を思い出しながら観ていたが、何人かの出演者が台詞回しにしてもデフォルメ気味の演技にしても(今回は出演していない)藤吉主宰が背後霊として憑いているかのようによく似ていて「あれ?どの役だったっけ」状態(笑)
なので着実に“藤吉チルドレン”が育っているなぁと思いつつ、変なクセがついたらどうすンだよ?な危惧も…(爆)(ほぼ冗談)
ま、もちろん普通の演技もできるのでしょう。
初演時にも思ったが本作の真の主人公は舞台上に登場しない足立君なのではないか?
関係者の証言のみで対象人物を浮き上がらせるドキュメンタリーの如く、彼をめぐる人物たちの騒動で彼を想像させ、さらに彼の成長まで描くとは知能犯。
満足度★★★
フレッシュ
愛に純粋な女性、それ故の行動に可愛らしさと恐怖と切なさを感じた。また、女性だけのはずなのに男性がいるかのような雰囲気もきちんとあって凄いなぁと
満足度★★★
湿度高目
とても魅力的な作りではあるものの、ここまで湿っぽいとげんなりしてしまう。藤吉みわさんが描く情の深い女性をメインに据えた路線も「二番目-」くらいが一番バランスが取れていると思うのだが。
満足度★★★★★
無題1712(16-002)
12:00の回(晴、暖かい)
10:50会場着(受付までは外階段に並ぶのですが結構並びました)、11:30受付(1ドリンク)、開場。入って奥にステージ、椅子席(8列位)。下手にカウンター、上手にテーブルと椅子のシンプルなセット。
12:00前説(藤吉さん、95分)、12:06開演~13:48終演。「グッバイ、マザー(2012/12@ゴールデン街)」から6公演目、此処は初めて。本作の初演(2014/8@風姿花伝)は未観。
説明や藤吉さんのお話にもあった「初舞台や舞台経験の少ない方、またこれからキャリアを積みたい方々」とは思えないほどフレッシュ、大熱演でした。
実はダンス公演を先に観ていた中村さん。日本女子体育大学のダンス公演「copy(2015/2@アートスクエア)」が初めてで、その後、「谷間にカンパイ!(2015/4@風姿花伝)」、「ゾンビオペラ『死の舞踏』(2015/11@にしすがも)」。本作にも出ているということで観に来ました。
調べてみますと、土田さんは第一回公演やぬいぐるみハンター。原田さんは(たぶん)「THE真っ赤な真っ赤な物語(2011/3)」、「音木商店街物語(2015/9@風姿花伝)」、山本さんは「ZIPPY(2012/2@アシベ)」でしょうか。
ちなみに、藤吉さんは「静かの海(2011/6@BASE)」が初めてで、「あゆみTOUR(2011/12@森下)」、「許して欲しいの(2014/2@ラビネスト)」。
土田さんは長セリフもなんのその、感情の揺れも見事に表現していまた。
次回本公演は吉祥寺シアターということなので期待を膨らませながら帰りの乗換駅でメロンパンを買うのでした。
満足度★★★★
ラストに感動
コメディあり、ダンスあり、最後は感動な素敵なお芝居でした
正直まだ演技としては未熟なところも少しあったけど、それを上回る熱意にラストのシーンで涙
これからが楽しみな演者さんばかりでした