満足度★★★★
主題は人間と小人??
内容としては小人たちが住む森に、人間の落とした本がきっかけでドタバタし、人間と友達になれると思う小人と、人間は敵であると思う小人との葛藤劇。演技力のバラツキが気になる所。。。全体としては楽しめました。人間と友達になれると思う小人は、最後は死んでしまうので、個人的には死んで欲しくなかったです。次回、期待しています。
満足度★★★★
ほんの少し…。
総じて大人数の役者でキャラ立ちできない役回りが多いと大味な展開になりがちだが、それなりに美味く料理して個々の役者の見せ場を作ってきたユニットであると認知していた。しかし今回は経験豊かな役者さんと浅い方とのギャップが大きく、舞台上のみんなの力を引き出せずに終わったように思う…。
物語自体は容易な設定で、シーンとシーケンスも理解しやすく面白かった。女性だけで行う面白さと危うさのバランス感覚が良いところだと感じていたが、ちょっぴり残念。でした。
満足度★★★
熱演は伝わったが・・・
今日の午後、下落合のTACCS1179劇場で上演されたOFF VIVID COLOR『ちいさなお姉さん』の千秋楽に出かけてきた。これは、知人の若林美保が出演していた関係からである。
VIVID COLORというのは現役&元AV女優で形成された劇団。観に行くのは今回が2回めになるだろうか。
ストーリーは、森に住む小人の女性たちの話。森に落ちていた絵本から、小人たちの住んでいる森に人間が立ち入ったことを知り、2つの小人村の女性たちがパニックに陥りながらも、人間とのささやかな交流有り衝突有りのドタバタ&しんみりを描いた舞台。2つの小人の村の女性のまとめ役を、若林美保(フィルギー)と杉山夕(ノッカー)が熱演。そのほか、目立った女優としては、男装した國崎馨、ジャージ&ブルマスタイルになった越智春奈、ノッカーのまとめる村の目立ちたがり屋フロスティを演じた山元彩、フィルギーの村のまとめ役?トリアードを演じたsayakaあたりか。
ただ、難点が2つほど。総じて各シーンの内容の掘り下げ方が中途半端なことが第一点。これは、脚本に起因する。脚本家の資質なのか、出演者の演技力を考慮に入れて書いた結果そうなったのか。いずれにせよ、結果として表面的なドタバタ感が強く残ってしまったのは残念。
難点の2つめは、役者としての力量にバラツキがあったこと。個性にあった役柄でなんとかカヴァーしてはいたが。それでも、極力演技力のあるメンバーを揃えて臨んでいたことは感じられた。
また、千秋楽は結城リナの出演シーンもあったが、もっと盛り上がると思ったのだがねぇ。出演シーンの構成というか演出にもう一工夫してあげればもっと盛り上がったのに。
と書いていて、ふと思った。この舞台の中心テーマは何だったのかな?タイトルからは意味不明だし・・・
ラスト近く、若林美保の人間たちへの絶叫的な呼びかけが妙に心に引っかかる舞台であった。