食卓の華 公演情報 食卓の華」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    頑張ってほしい
    亭主に逃げられ、女手ひとつで3人の息子たちを育て上げる女の話。
    3人の息子たちそれぞれの視点から母親の生きざまが語られる。
    が、直接的には語られていない。
    そこが好感が持てたところだった。
    息子たち3人の生活が相当にディフォルメされて描かれているが、それがすべて彼女の日々の生活にフィードバックされていく。
    ”生きる”ことがものすごく端的に語られている。

    これからの作品にも期待したい。

  • 満足度★★★★

    なかなか
    ラスト〜父親と息子達が食卓で食べるシーン、泣けました。
    長男の立派な態度、ひょうきんな次男、冷めた弟。笑ったし、ハラハラしたし、ホロっときたし、優しい気持ちになりました。観て良かったです。チラシもイメージ通りですね。

  • 満足度★★★★★

    びっくり!
    観客が女性ばかりなことにビックリ!
    笑いも涙も、華やかでした。そして、もちろん感動も・・・
    555%満足させてもらえました。

  • 満足度★★★

    不器用な三兄弟
    個性が強調された兄弟とそれを温かく見守る母親。その母親が少しずつ変化していく...流れる日常に少しずつ沈殿するモノ...。

    「河内家」(チラシに写る兄弟の後の表札から推察)における日常であるが、その描く テンポ 間が自分には心地よくない。公演全体を通して冗漫な感じである。
    リフレーンが同じテンポで何の意味があったのだろうか。
    1時間以上経過した中・後半になって、人物が生き(動い)てきたようだ。

    ネタバレBOX

    家族は母親と3兄弟である。父親は家を出て浮気相手と一緒になったようだ。母親はパート勤務をし、子供たちを育ててきた。長男は中学卒業後、ネジ工場で働いている。真面目で父親代わりを自認している。二男は、お笑い芸人を目指すニート。本公演の主人公で、今日生きるのに四苦八苦。三男は大学進学を目指す受験生で、プライドが高い。という性格付と現況の説明。
    さて舞台は、ダイニングキッチンの一場面。中央にテーブルと椅子。上手の舞台奥に食器棚、客席側に液晶TV。下手には台上の電話。舞台奥壁の上手側かた片開窓、キッチン、冷蔵庫が作りまたは置かれている。そして、これらのセットはすべて使用・利用する拘りはよかった。

    中盤を過ぎた頃...母親が長男を夫と間違えて喚き縋るシーンから動き出したようだ。それまでは兄弟の性格や状況説明(喧嘩、詰問など)に終始したシーンのリフレーンという印象である。この描き方が冗漫で飽きてしまった。
    また、TVをつけるシーンがあるが、その時間が長く感じられ、芝居よりその映像に目がいく(これも作りのようであるが)。

    母親は若年性認知症か精神的な疾患のようであり、入院検査をすることになる。その前夜であろうか、家族で食卓を囲むシーン。わだかまりが出来た家族の心が氷解するようであるが...。
    なお夫の心を繋ぎとめるために三男を産んだ...夫婦の行為?

    タイトル「食卓の華」は夫のプレゼントしてくれたバラ一輪(既ドライ-フラワー)が常時食卓にあるのが、裏切られても待つ母の哀れを誘う。もっともこの花瓶に水を差すのも潜在的な狂気のように思う。

    少し異常、狂気のようなシーンも観えるが、父親は居ないが、それ以外は何の変哲もない家族の話。

    次回公演を楽しみにしております。

    追記あり
  • 満足度★★★★★

    大満足
    劇団初見。これはガツンとくる家族ドラマ。自分にとってはとてもリアルで、えらく感情移入してしまいました。どんな状況でも、とりあえず自己肯定しないと生きていけないですね。

このページのQRコードです。

拡大