スケッチ・オブ・ザ・ピザ・ナイト ~香ばしい、春の一夜~ 公演情報 スケッチ・オブ・ザ・ピザ・ナイト ~香ばしい、春の一夜~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.6
1-17件 / 17件中
  • みました。
    おつかれさまでした。

  • 満足度★★★

    どちらの立場で見るべきか
    私の年代だと、「トレンディー・ドラマ」といえば“W浅野”とか「東京ラブストーリー」とか、「金はある!愛は軽い!」というものだったので、クライマックスで小田和正やチャゲアスがかかって爆笑!という展開を勝手に予測して見に行ってしまった。だけどそれは若い皆さんが作っているだけあって、「ハチミツとクローバー」だったのだった。もちろんベタなドラマ風の仕草や台詞に笑いが起きないわけではないが(そしてそれを楽しみにしている方も多いようだが)、昔「りぼん」や「なかよし」で読んだ少女漫画の世界にどっぷりと浸かって見てみれば、俄然受け入れ態勢は万全となり、爽やかにせつなくなったりする。そしてそう言われてみればイケメンが多いじゃないか!とうれしくなったりする。劇団の狙いはいったいどっちなんだ?一度の観劇ではまだ読めない。

  • 満足度★★

    誰でも手が届きそうな恋愛=トレンディー・ドラマ?
    4つのセット上で繰り広げられる「トレンディー・ドラマ」風の、すれ違ったりぶつかったりの恋模様。個々のドラマは、贅肉が落ちたせりふの聞きやすさもあって、観やすく作られていたと思います。逆に言うと、どのドラマにも新鮮味がない。かっこいい男優さん、かわいい女優さんが、等身大の恋愛模様を繰り広げるっていうのが、演劇として観ると、さして刺激的に見えないんですね。それから、「ここ、クライマックスですよ!」って時にBGMをかぶせるのは、「トレンディードラマ」だってこともあるけど、やっぱり今見るとギャグにしか見えないです(笑いこらえるのが大変でした、すみません)。シリーズものということなので、次回作に期待。

  • 満足度★★★

    クリスマス特別TV番組のような作品
    ドラマのようなストーリー展開で、共感しやすい内容だったと思います。各々の場面で展開される話や人々が、どこから交差してくるのかという期待を持ちつつ観ていたので、ちょっと的が外れた感があったのですが、次回の公演が気になる団体でした。

  • 満足度★★

    濃厚な味を期待するも、薄味で食い足りず。
    主軸を定めない群像劇にした分、
    並列に描かれる個々の恋愛エピソードが弱く感じ、
    全体的に地味な仕上がりになったのが残念。

  • 満足度★★★

    トレンディードラマは劇場で。
    トレンディードラマシリーズと銘打ち、照れと恥ずかしさをさわやかに乗りこなす劇団競泳水着。一つ一つのシーンに用意された、決め台詞的なひと言へ持っていく流れの徹底的なベタさ加減はわかっているからこそ、くすぐられるものがあります。ただ、この構成で空間を確保しようとすると王子では厳しい気も。そのせいもあり、客席の動線は改善しないときついところかと。
    終演後にピザを食べたいなと思わせたら勝ちな気がしますが(?)、ピザを食べたいというよりは、夜風の中歩いて帰りたくなるようなさわやかさでした。

    ネタバレBOX

    演技に見える若さは、方向性がしっかりと示されてることもあり、作品の中でまだプラスになっていますが、終演直後多くの観客が残る客席で、知り合いに駆け寄るその種の若さは学外の劇場ではマイナスだと思います。今はまだ微笑ましさもありますが、新しい観客を生み出す可能性の大きい劇団であるだけにもったいなさを感じてしまいました。

    名前が書いてあるペットボトルに「らしさ」と、こだわりを感じたり。
  • 満足度★★★

    むずがゆい可笑しさがクセになる
     王子小劇場を横長に使って5つの演技スペースを設けた、春の一夜のお話でした。20代前半の若者なら誰もが経験するであろう恋や将来の悩みを描いた、イマドキの青春の1ページ。シリーズ名にあるとおり、若くて初々しいタレントさんが出演するトレンディー・ドラマ的な世界を実現していました。

     “胸きゅんなトキメキ”と“なりきりおバカ”の境目をしたたかに狙っているんだと思います。私はまんまとハマった派(笑)。「あ~、こういうコ、いるいる!」と思いっきりうなづいて、勝手に連帯感。本当はドラマで見たことがあるだけで、会ったことはないのにね(笑)。

     若い役者さんがセリフの後でクスっと照れ笑いをしたり、思わせぶりにうつむいたりする演技が可笑しくてたまりませんでした。この、むずがゆいような、くすぐったいような可笑しさはクセになりそう(笑)。

     ただ、演技にしても演出にしても、完成度はもっと高めて欲しいところ。例えば役者さんの演技をもっとわざとらしいものにして、作品の意図をよりわかりやすくしても良かったのではないかとも思いました。そのへんの調整は難しいですよね。

    ネタバレBOX

     舞台はピザ屋の店員の休憩室、ピザ屋が入っているマンションの上階の部屋、ミュージシャンとしてデビューした男の部屋、社会人1年生で同棲を始めたカップルの部屋、そして劇場の2階ロフトが桜の見える公園という設定になっています。5つの場所全てにピザが届く(ピザを食べる)ことで、つながっているんですね。

     これまたタイトルにしっかり書かれてはいるのですが、最後までスケッチ(素描)であり続けて終わってしまったのは物足りなかったです。4つの物語が相互に絡んでいって欲しかったな~。時間の経過がわかりづらく、一晩の内に起こった話だと実感できなかったのも残念。

     ピザ屋でアルバイトする理系の大学院生コウ(古川侑)のしぐさが面白くて、真剣なセリフの度に笑いが込み上げてしまいました。
  • 役者さんが
    みんなかわいい。
    次も観にいきます。

  • こういうのだったか。
    構成で見せるってそういう事でしたか。あっちもこっちも話が進むのでその度に観る側の意識も切り替わるものの、ずっと集中していられました。「トレンディードラマシリーズ」。なるほどね。色々なテレビドラマを思い出しました。人物相関図が面倒だけどつい見ちゃうんですよね。芝居を見慣れていない人にも受け入れやすいのではないでしょうか。重過ぎないし。他の方々から脚本への指摘などがありましたが、個人的に台詞選びはそう悪くないかと。テレビ的だな、とは思いましたが。少なくとも舞台脚本でやらかしがちな「その場に居る人々だけで物語を進めるにあたって都合のいい台詞選び」ではなかったし。

    ネタバレBOX

    女性陣がみんな可愛い!男性陣も爽やかで見栄えしましたけどね。個人的には鈴木さんがお気に入りです。これまで何処の団体でやってた方なのかでしょうか。早稲田の団体近隣なのかな?惜しかったのは、綿瀬みな。妹分扱いされていたものの、演じる大川さんからはむしろ強さを感じてしまって。声にも力があるほうなのでナレーションもサラっとよりはビシっとした印象を受けました。本来の演出意図としては如何なものだったのか気になります。
    どの組の行く末も気掛かりでしたが、最もラストに惹かれたのは夫婦。ピザの温め直しが彼らの愛をそうするのと掛かってるのがニクい。
  • 満足度★★★

    初トレンディ
    どんなお芝居なのかわくわくして見に行きました。

    甘い部分はあったが、脚本をうまく消化しきれていない俳優が多かったように思えます。
    この物語の人間のこみ上げるべきものが今回は見えなかったように感じました。
    なんだろう、何が言いたかったんだろう?

    若い俳優が多いように見えたので次回に期待します。

    今回が「静」だとすると次は「動」のトレンディドラマだとか。
    どんなストーリーになるのか今から楽しみです。

  • 200804051900
    200804051900@王子小劇場/PPTあり

  • 満足度

    ステレオタイプのTVドラマと比べても、
    人物描写が薄っぺらく見えてしまった。ストーリーも4つの縦軸を絡ませる横軸がほとんどなく、分散してるし求心力もなく。87分。

    ネタバレBOX

    微妙な接点で無理に並列に話を進めるのではなく、どこかひとつに焦点を当てるなり、タイトル先行というのならせめてピザ屋のあれこれをど真ん中に置くべき。それは位置だけじゃなくて。結果、物語として時間だけ進んで関係性が何も進んでいないというのも大きなマイナス要素。
  • 満足度★★

    コリッチ舞台芸術祭参加作品ということで
    観劇してきました。

    後半の展開は素敵。けれど全体的にとても散漫。
    故に疲れてしまいました。

    しかし何か惹きつけられる劇団。次に期待したいです。

  • 満足度★★

    4月2日ソワレ 90分
    3度目の競泳水着。

    群像劇ということでストーリーも空間も散漫な印象を受けました。

    個人的に違和感(微妙なニュアンス程度ですが)のあるセリフが多く、集中して観ていられませんでした。

    ラストシーンは素敵。

    佐藤佐吉祭参加の次回公演に期待します。

  • 満足度★★★

    確かにトレンディー路線
    変わった劇団名だが作風は会話や人物の間の距離感をしっかり描き、演技も自然で静かな演劇。

    ネタバレBOX

    ただ、トレンデーとうたっているだけあって、軽やかに過ぎる恋と将来への不安というストーリーからはテーマ性やメッセージ性はあまり感じられず。
    見た後に特に残らない軽さ。それが受け入れられれば見れると思います。全体的に雰囲気に身をゆだねて見るような演劇になってました。
    最後の夫婦の会話やピザ屋の店長とバイトの女の子のやりとりのあたりは良かったです。
  • 満足度★★★★

    たまには。
    大学の友人が客演していたので観ました。
    たまにこういった緩やかな時間が流れる芝居を観ると心が安らぎます。

    自分が「やりたい!」っていうような暗い系統の演劇とは異なった、優しくて、ちゃん人と人とが内側から関係してる芝居だったので、本当に久々に観ている間も観終わった後も気持ちよかった。

    照明がめちゃめちゃ素敵でした。

  • 満足度★★★

    もっと出来るはず
    ムズムズするような感覚を味わう。そこは気持ちいい。
    ただ、もっと構成で見せてくれる作家なのに、今回は少し物足りなかった。

このページのQRコードです。

拡大