必要とされている、と思う病気 公演情報 必要とされている、と思う病気」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-19件 / 19件中
  • 満足度★★★★

    いろんな要素がちりばめられて
    正常な意識なのに長期に渡って隔離病棟に閉じ込められたとしたら・・・。時間を持て余す状況もあり些細なことが気になり、自身の存在意義も考え始める。自分は本当に必要とされていたのか?、それはそのまま看護師への問いにもなる。自分がいなくても新たなスタイルで世界は回り始める。それを知った時の失望と、しかしそれでも自分を必要とする人もいるという現実。リアリティ溢れる舞台セットの中で、いろんな要素がちりばめられて興味深い作品だった。

  • 満足度★★★★

    隔離病棟はディズニーランド!
    結核病棟の日常、そして治療と検査、そして治療にお金がかからないことなど目新しい話でとても興味深く観られました。
    舞台セットも大がかりで、病棟とナースステーションのツースチュエーションは見事でした。
    役者陣も個性的で良かったですが、若いナースの恵啓(めぐみ けい)のつかみどころない役を上手く演じていた白勢さんが印象に残りました。
    ただ、劇名と芝居内容の関係はやや薄い感じがしました。

  • 満足度★★★★★

    さりげなさが秀逸
    久々の箱庭さんの観劇でしたが、相変らずの良く出来た作品で感服しました。
    さりげなく自然な演技。そう簡単ではないと思うのですが、役者の皆さんちゃんと出来ていて素直に凄いと思います。おそらく台本の字面だけでは面白いとは思えない台詞で笑いが起きる。演出の腕なのか役者の技量なのか・・・おそらく両方なのでしょう。

  • 満足度★★★★

    いろんなものを放り込まれ   
    漠然とというか、先入観をもたずに観たため、ひとつのテーマで別の作品がつくれそうなことがいっぱい出てきて、観終わった後になにがテーマだったのかな?と、思ったのですが、何日かして改めてタイトルをみて、「必要とされている」のワードを見てなんとなくしっくりきました。少し変わった感じの印象を持った作品でした。

  • 満足度★★★★★

    ご無事でなにより。
    いやー面白かったですねー。

    上手側の席で観たんですが、下手側だとまた観えるものも違って面白かったんでしょうね。

    時にコミカルに時にシリアスに、声高にテーマを叫んだりすることなくシーンが重なっていって、
    それでも観終わった後にテーマについて考えたくなる。
    役者さんたちもとてもよかったです。

    必要とされていたいと思ってはいるだろうけど、どうなんだろうなあ自分。

  • 満足度★★★

    隔離病棟の日常
    隔離病棟の日常、悲喜こもごもがリアルに描かれていました。

    まず、劇場に入った瞬間、セットの作り込みに驚く。
    そんなセットの中で患者、医師、看護師、見舞客たちが織りなす日常が同時進行的に演じられていて、
    物語が立体的に感じられました。

    登場人物たちは皆、個性的ではあるものの、
    「いるいる」「あるある」な言動が多くてとても身近に感じられます。
    特に看護師たちの患者に対する接し方、言い回しがツボにはまりました。

    日常生活を見る分には大変面白かったのですが、
    パンフにも書いてあった「必要とされているか」「承認欲求」というテーマについては
    ちょっと弱かったかなと思います。
    (ファンの女性の最後の一言は痛烈でかなり効きましたが)

    あと、物語とは関係無いのですが・・・
    私は痰とかそういうのが苦手なんです。。。
    リアリティを求めるためだとは思うのですが、どうしても不快な気分になってしまいました(超個人的です。ごめんなさい)

    ネタバレBOX






    [memo]
    お笑いトリオの一人、更科は結核の疑いがあるので隔離病棟に入院。
    彼女と思われた女性は唯一のファン。
    そろそろ退院という頃になって、残り2人がコンビとしてやっていくことになったとの連絡が来る。
    ファンの女性に「あなたを必要としているのは私だけだ」と詰め寄られる。
  • 満足度★★★★

    結核病棟の話は
    なかなか興味深いんだけど、ドラマとしては少々ありきたりな部分も。

  • 満足度★★★★★

    秀逸な病院群像劇
    会場入りすると、見事な病棟とナースステーションのセット。これだけでも大いに期待が高まります。話の方も、リアリティがあって、笑わせられて、しかも考えさせられて、実に素晴らしい社会啓蒙的エンターテインメント。大満足です。

  • 満足度★★★★

    現実的
    箱庭円舞曲、初めて観させて頂きました。リアルな空間で知らない世界が観れて楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    必要とされている、と思う病とは何か。
    やっぱり箱庭円舞曲は好きだし、凄い。

    ネタバレBOX

    主宰で作/演出の古川さんが
    実際に結核に罹患した経験が元とのこと。

    結核という病に対するだけでなく、
    病院での入院生活、
    病院で働くこと、
    社会から外れまた戻ること、
    必要とする/されること等々
    色んなものを内包しながら、
    自然と見応えのある作品となっていた。

    まず中年患者の永源(清水大将)の態度から
    患者が必ずしも弱者ではないという
    一般的なイメージの覆してくれるのが良い。
    他の場合でも当てはまるが、
    医療というサービスを受ける側が
    「客である」という姿勢を傘にしたとき、
    提供側を破綻に向かわせることもあり、
    非常に難しい問題だと思った。
    そんな永源もラストで
    散々嫌がっていた病院から退院する際、
    表の世界へ行くのを「地獄への帰還」と表現する。
    病院や医師を散々批判されるが、
    それでもある程度守られている皮肉がじわっと伝わる。

    彼も含め入院によって
    社会の流れから外れたという視点では
    戻りたい者、戻りたくない者の事情も
    じんわりと浮かび上がってくる。

    高校教師の岡(家田三成)は、
    結核を生徒に罹患させたことによるトラブルが炎上し、
    休職扱いとなっている。
    戻る場所ももはや無いも同然で、
    それによって彼を病院から出たがらない。
    彼の飄々とした様子とは真逆の悲哀が
    やるせなく、とても芯に響く。

    矢久保(大塚宣幸)は保険をギリギリまで
    受け取って楽をしようと病院側を困らせる。
    そんな彼も一度表の世界へ戻って再度病院に帰ってきた時に
    自分の存在の必要性についての現実を思い知らされる。

    看護師側でも
    ベテラン師長の八重津(ザンヨウコ)、
    中堅で派遣扱いの村川(前田有貴)、
    新人正看護師、恵(白勢未生)も
    それぞれの立ち位置や仕事や患者への向き合い方で
    齟齬や行き違い、トラブルが生まれる。
    新人の立場も分かるし、それを教育するベテランの悩みも分かる。
    ラストで死なせてしまった患者に対して、
    新人の恵が辞めるなどと言い出さなくて良かったと思った。
    辛いことから簡単に逃げ出すことは容易だが、
    それでも向き合っていこうとする微かな希望が
    若い方へ繋がるように感じられた救いだったような気がした。

    何故か結核に罹患してしまった更科(石松太一)が、
    作家の古川さんにも観客の視点にも近い立ち位置だろう。
    彼は他の患者より真面目に入院生活をして、
    すんなり治りそうだが、お笑い芸人として
    トリオの二人から見限られて戻る場所を失くし、
    唯一残ったのが彼女のフリをしていた熱心なファンの二ッ森(松本寛子)。
    藁にもすがる思いで彼女に必要とされることを取るのか。
    それとも別の茨の道を進むのか。
    これは投げかけられた問いのように思えた。

    互いが相容れないことによって生まれる、または生まれないものが
    伝えるものをしっかり伝えながら、想像力を掻き立てられ良かった。
    役者全員が見事に人物を活き活きと生かしていたのもそうだろうし、
    戯曲や演出の巧さもあるのだろう。

    大塚宣幸さんは破壊力抜群で
    下手なお笑い芸人よりもはるかに面白いし、笑わせてもらった。
    しかも芝居を破綻させずに上手くその魅力を出されていたな、と。

    白勢未生さんは純粋無垢な若者を演じられて、
    色々な事象に振り回されながらも
    何とか懸命に立ち回る様が良かった。
  • 満足度★★★

    淡々と
    まるで、家でテレビのドラマを見ているような、どこでもありそうな身近な世間話を聞いているような、そんなお話。

  • 満足度★★★★

    勉強になりましあ
    結核の事(特に医療費がただになる) 知らなかった。いままでも駅前劇場

    には何度も来ていましたが、今回ほど舞台が広く感じたことは無かったです 。とても楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    具体的で
    分かり易くて面白かったです。

    ネタバレBOX

    結核病棟の日常を描いた話。

    結核病棟の話と言えば岡本貴也プロデュース公演『キスしてほしい。』(2008年)を、また、患者さんが亡くなったときの気持ちの切り替え問題については水素74%『こわれゆく部屋』(2015年)を思い出しました。

    ボケとツッコミと潤滑油と聞いただけで、ボケとツッコミが徹底的にぶつかり合ったら素晴らしいコンビになるのは間違いないと思い、最終的にそうなりました。

    仲間からは必要とされず、彼女かと思ったらストーカーだったという女性からのみ必要とされるなんて、ちょっと考えさせてくれと思いますが、良く考えてみるのもいいのではないかと思いました。

    ザンヨウコさんは最近の王子小劇場での司会のときもいい味出していましたが、やる気があるのかないのか、しれっとした看護師役は素敵でした。患者にもマナーがあると言ったときはゾクッとしました。その後、患者様に何するんだと医者からの反撃があり、今度は女に手を出してはいけないだろうと患者から医者への逆襲という三すくみは圧巻でした。素晴らしいシーンでしたが、ビンタがなければ最高の見せ場になっていたと思います。
  • 満足度★★★★

    知っているようで知らなかった結核
    なんとなく結核のことはどんな病気かは知っていたが、今回この舞台観てそれってほんの氷山の一角にすぎなかったんだなと。
    結核の話の舞台って言っても難しいはなしではなく、結核の病気自体のこと。実際入院したらどんな感じなのかっていうのもフムフムと好奇心を掻き立てられる。
    実際古川さんが経験したことだからこそ嘘っぽくなくリアルな感じになっているのではないかと思った。

    結核を通しての人間関係も箱庭さんならではのうまい本の作り込みでした。
    いやー内容分かっているけどもう一回観たくなる作品です。
    まだ観てない方はぜひ!
    明日職場で結核のこと話したくなる舞台ですw

  • 満足度★★★★★

    私がみたのは、病気というより…
    隔離病棟という閉鎖的シチュエーションだけど、登場人物たちの会話の中から見えたのは、生きている人間の日常。人生。人。人と人。
    病気にかかるって、ある意味、災難みたいなものだけど、こういう自分の努力じゃどうにもならないものも人生に必要なのかもしれない。
    演じる俳優さんそれぞれにリアリティを感じ、共感できる。素敵。
    必要とされていないんじゃないかとか、分かり合えてないんじゃないかって歯がゆさとか、あせりとか、いらだちとか、色々あるけど、人は人と関わりあって生きていくんだなあって、色々あってそれでいいのだなあって、そんな気持ちになれた作品でした。
    わたしもあんなお母さんになろう!!

  • 満足度★★★★

    同感なところもある
    案外、自分がいないと仕事をはじめ、色々なことが出来ない、進まないと思っている人が多いかもしれない。自分がいないと困るだろうという自尊心。それは必要であると同時に面倒で持て余す感情でもある。
    本公演ではそんな人の心底をくすぐるような面と不安感を募らせる面の長短が観える内容であった。
    この舞台は病院内であるが、そのセットが見事である。上手が入院病室内(4人相部屋のベット)、下手がナースステーション(今は別名か?)でその雰囲気がよく出ていた。その配置は単純な二分割セットではなく、下手・上手を遠近造作することで立体規模が感じられた。ドラマの制作現場を覗いているようである。

    ネタバレBOX

    コント芸人が結核の疑いで入院し、そこの入院患者、見舞い客、家族、および病院関係者(医師、看護師)との交流を描いた話。入院患者の戸惑いと思惑…長期入院による職場復帰への不安、保険受給・無料入院の恩恵など、その出来事は面白い。そして病院側の診療体勢と人間関係(医師と看護師、看護師同士)…責任が増すベテラン看護師と新人看護師の意識のギャップ、職員看護師と派遣看護師の立場壁がコミカルに描かれる。
    入院したコント芸人が漫才でいう「ボケ」「ツッコミ」のいずれでもなく緩衝的な立場に安心している様子。結末はシニカルで可笑しいと同時に悲哀も感じさせる秀逸な演出であった。
    今後の公演にも期待しております。
  • 満足度★★★★

    淡々として
    まずセットに驚かされる!決して広くはない舞台をあそこまで作りこんだ、ただただ感嘆するのみ!ストーリーは妙なリアル感を持ってどこか淡々としている。始めから“これでどういう終わりにするのか?”がとても気になった。病院という閉鎖された空間の中、ドラマのような派手な派閥戦争はないが、患者と看護する側の生身を感じる裏表が良く出ていたと思う。“必要とされる”いくつものそれが溢れていたが、こちらの感情に入り込むには、あまりに淡々としすぎて、少し遠く感じた。

  • 満足度★★★★

    心当りがある内容
     誰かに必要とされたい

    これは生きていく上で誰にでもある欲求(?)。そんなの無いという人は粋がって斜に構えているだけか、心が欠如してしまった人だろう。

    必要とされたいから多少なりとも頑張ってという意識を鼓舞しつつ生活している訳だから。

    病院内という設定、<死に至ることは稀>という病気、これが自然とエゴを描きやすくしている。
    淡々と進む時間の中で、しかし共感できる、そして発見できる事は多い。
    人物設定も秀逸。
    大部分の観客が、誰かに感情移入できる筈。

    唯一気になったのは、淡々過ぎるかなという進行速度(演劇的な速度であり、時間のことではありません)
    母親がいい意味でかき回してくれるが、演技部各々に更なる工夫が必要か?
    よりリアルな人物像に昇華させるためにも流す台詞と、拘る台詞の内なる区別を期待したい。

  • 満足度★★★★

    期待以上の作品
    劇場に入ってまずビックリしたのが作り込まれた“セット”。

    そのままTVドラマを撮影できそうなぐらいのクオリティで、
    期待に胸膨らむ。

    さて、肝心の芝居だが、役者さんたちのレベルも高く、ストーリーも面白い。
    まさしく、TVドラマの収録を観覧しているようでとても楽しめた。

    惜しむらくは、台詞が聞き取りにくいシーンが多少あったことだろか・・・。

    不謹慎だが、あんな美人の看護師さんなら入院してみたい(笑)

    ネタバレBOX

    看護師さんが採血だかをするときに、
    針を刺し損ねて血がドバーっと出るシーンはマジびっくりした~(汗;)

このページのQRコードです。

拡大