カテゴリーボックス 公演情報 カテゴリーボックス」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-16件 / 16件中
  • 満足度★★★

    浅い
    自分は退屈でした。
    演出的な部分でのセンスが合わなかった。
    サラッとしていて、面白味に欠けるかな。

  • 満足度★★★★★

    普通とはなんぞや
    独特な世界観と奥深い物語で考えさせられる内容。斬新な演出とそれを表現出来る個性豊かな役者達、クオリティーの高い作品でした。

    ネタバレBOX

    インナーハウスと言う新しい隔離病棟を作った医者医者達の話。そこには様々な家族が住んでいる。しかし話が進むにつれて、その家族が、実は本当の家族ではない擬似家族と言うことがわかる。家族に捨てられた人たちが家族に憧れて作った家族の輪。どこかが壊れてしまった人間がその先に求める答えを描くのかと思えたが、実はなにをもって壊れているのか?そもそも、壊れているとはなんぞや、見ている自分は壊れてないのか?そんなことを投げかけられたように思えた。
  • 満足度★★★

    範疇外の患者もいます!
    そんな簡単にしきれないでしょ!
    心の中の”クロ(男)”と”シロ(女)”を擬人化したのは良かったが、
    一番伝えたいのが何か解りずらかった。

    ネタバレBOX

    閉鎖病棟内は、”劇場家族”といわれる精神疾患者たちが数人で生活している。一方では、インナーハウスで大塚という家族が兄と妹で暮らしている。
    医師や看護師はその中に紛れ込み患者の様子を見ている。
    大塚家のミワ(妹)は解離性障害と性同一性障害の両方をもっているように思える。それを告白できずにいる彼女の心の中の”クロ”の部分と”シロ”の部分が何とか折り合いをつけて彼女が問題をおこさぬように守っている状態。
    しかしその妹を刺激する劇場家族の一人ヨっちゃんが現れる。ミワの心を刺激し、一線を越えてしまい、担当医師を刺してしまう。
    その為その医師も精神的な障害をもつ。
    医師たちは彼らを救う為にどうしたらいいのか苦悩の日々が続く。
  • 満足度★★★★★

    見応えありました
    演劇を通じて考えることは楽しい。映像とのコラボにおいても、映像効果以上に、考えるきっかけとしての映像は、演劇に拡がりが出ることを知りました。示唆に富む台詞や身体の動きは素晴らしい。観劇時間が短く感じました。見応えありました。

  • 満足度★★★

    よかった
    よく考えられたお話。意味深い会話を楽しめた。

  • 満足度★★★★

    沢山感ずるものが・・・。
    チケットプレゼント ありがとうございます☆
    家族から見捨てられてしまった精神疾患の方たちが集まり 
    そこで 仮の家族となる 隔離病棟に家族制度を付けた『インナーハウス』  
    『インナーハウスって 本当にあるのかな?』と まず思いました。


    その題材が良かったこと、ドキッとひきつけられたし なかなか仕上がり度も高い。
    けどちょっと わかりにくかったのと (詳しくはネタばれにて)
    飽きっぽい私を 二時間飽きさせなかったのは確かにスゴイ。
    けど 個人的には やっぱり長いと思います (笑)


    それこそ 性の方向に行きそうなものの
    (まあ他人同士が家族になるわけですから)いかないのが特徴的。
    話が広がりすぎちゃうのかな。


    あと当日パンフは 登場人物が多いので 
    役者さんの写真なしでは わかりにくかったです。
    後から思ったのは 医者役が無駄に多すぎるということ。
    役者さんの個性が埋もれたし 話も余計にわかりにくくなった。
    (役者さんの力量の問題ではありません)。

    ネタバレBOX

    インナーハウスでは 常に『月曜日』なんです。


    かれらにとって 時間は止まってるものらしく。
    『日曜にピクニック行くよー』→『山にする?海にする??』→『楽しいね!』→『先生今日は何曜日ですか?』→『今日は・・・・・・月曜日です』。
    を 繰り返すインナーハウスの人々。
    要するにピクニックの日は訪れないのです。


    曜日が変わらない事に 誰も気づく事をせず。 
    そして 同じ個所で間違えて 同じ個所で同じ突っ込みし それを何度も繰り返す人々。
    その事に 誰も気づく事をせず・・・。


    その家族の中に 精神疾患者として (当然健常な)医者が数名まぎれている。
    そこまでする必要性、というか 人件費をかけすぎて非現実的なのと 
    話を盛り上げるためだったのだろうけど 
    そのことに意味が そこまでないような気がしました。


    始まりが 『まさき兄ちゃんをインナーハウスに入れるか?』家族会議が開かれているけど 
    そもそも既にインナーハウスに入ってる人々で会議、ということでして 
    みんなインナーハウスに入ってるわけで 
    私が解らないだけかもですが  ほかもわかりにくかったです。
    2回3回観て 更に楽しめるのかもしれません。


    それからお父さん役  体が大きい割に 誰よりも声が通って無かったという(^^;
    そのギャップがとても気になったけど もしかしたら体調が悪かったのかもしれませんね。


    ミワは多重人格者 シロとクロと合計3人の人格がある。
    けど本物のミワの人格が クロだったとは・・・意外な展開で良かった。


    そして 熱血医師のうっしーが最後刺されちゃうなんて。
    で、うっしーも 精神疾患者としてインナーハウスの人となるという。
    その意外な展開も 斬新でした。
    院長の名前が出なかったのは そういうことだったのか。


    『医師があそこまで言うかな』ってくらいの ドクハラ発言の医師よっちゃん。
    あの人は本当に医師だったのか? 微妙に怪しい設定。


    アフロの方 演技良かったです。
    家族との面会シーン 最後突き放されちゃうところ とても悲しかったけど 
    あれが現実なのだろうなと思います。


    私が一番気になったのは、精神疾患の方たちが 症状がどう考えても軽い方たちばかり、ということです。
    隔離病棟どころか 精神科に入院さえ出来ないくらいの程度の人たち、でないかと。
    重い鉄のドアの音以外は 閉鎖病棟感ゼロだと思います。


    それから 劇団9-Statesさんとは関係ないけれど。
    具合が悪くなられたお客さん:気になるくらいの音量でちょいちょい隣の人と話しだすお客さん:携帯バイブとはいえ ブーブー数回鳴らしてるお客さん・・・。
    ほかの公演では 起こらないような事が 多々起こったように感じました。 


    意外な展開やオチに驚かされたし テーマは良かったし 
    良いところはあったので・・・ 再演を見てみたい気がします。
    公演では色々考えさせられました ありがとうございます。
  • 満足度★★★★

    物語が立ち上がり…(Bエリア)
    閉鎖病棟の人間(家族)関係が進まず、堂々巡りをしながら出口が見えない不気味な雰囲気が立ち上がってくる。苛立ち、孤独、悲しみ…色々な感情が入り混じった閉じられた世界感がよく現れていた。
    やはり、Bエリア の方が観劇するには適していたと思う。Aエリアに比べ幅広空間(床パネル2枚分、約60~80㌢)は大きく影響していると思う。

    ネタバレBOX

    芝居において、人間の目は左右の動きには即応できるが、遠近に対しては反応が鈍くなった(自分だけかもしれないが)。その意味では Bエリア の方が観やすかった。まず、役者の動きも舞台奥から現れて Bエリア に並ぶようにして演技する。一方、Aエリア からは、奥行きのある演技を観ることができるが、その動線が一直線上にあるようで変化に乏しい。また舞台セットのソファーがBエリア に面して置いてあることから、Aエリア からは父親(ほとんど腰掛けている)は他の役者の人影で見えないことが多い(特にAエリア下手側:大型モニターが見やすい側)。 
    演技の動きにも少し工夫が必要であると思った。

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    差別と区別…(Aエリア)
    閉鎖病棟における心的または脳内…彷徨というには、硬質であまりに説明口調だったという印象を持った。この芝居内容であれば、何でもありの世界を描けるから、あまりカテゴリーライズせず、もっと自由に表現してもよかった。

    ネタバレBOX

    インナーハウスという閉鎖病棟における心療実験的な話は、仮想家族による日常会話の積み重ねである。ところが、その話...例えば皆でピクニックに行く話し合いは遅々として進展しない。いつも曜日は”月曜日”で次の”日曜日”が来ない。
    この家族における人間関係(個々人)の距離感が、まさに「仮装」であって自分の本心を曝け出さない。疑心暗鬼で虚々実々の台詞が、ちょっとしたサスペンス風で観応えがある。ただ、多重人格における心理的な描き方は、少し言葉(台詞)遊びのようであり、説明口調になっていたのが残念に思えた。

    言葉の概念として、普通、常識、真実...は分かったような気がするが、それを表現しようとすると、案外難しいもの。本公演では、普通を数の論理、常識は枠内・外の区別、真実は...閉鎖病棟だから何が真実かは分からない。話の逆転した思考が面白いが、少しカテゴリーに拘り過ぎたかもしれない。

    次回公演も期待しております。
  • 満足度★★★★★

    お見事。
    視点が目まぐるしく移り変わり先の読めない展開に付いていくのが難しく感じのだが、それでも物語に引き込まれてしまう。構成とセリフが独特でそれをさも日常会話のように演じる役者の技量も含め完成度の高い作品。客席がAエリアとBエリアに分かれており、Aからの観劇だったが、Bから見たらどう見えるのかもう一度見て見たい。

  • 満足度★★★★★

    区別と差別
    普通とはなにをさすのか?当たり前と思っていたことを当たり前と思うのは怖いことなのかもしれない、そう思いました。二人の医者の角質とそれを取り巻く家族の関係を上手く描いた作品でした。難しくもあり理解できているかどうかはわかりませんがとても考えさせられました。

  • 満足度★★★

    精神系の話は結構ムツカシイかなぁ・・・
    でも、判り易くはしていてくれたなぁと思えた約2時間。

    それでもチョットかなぁ・・とは感じたデスね
    そこそこ多く思えた登場人物のせいかしら?
    時系列での話が順に進まないのも結構苦手だなぁと
    自分の癖(というか好みかな)も関与したですな

    ネタバレBOX

    オチでインナーハウスとして囲った舞台上周囲に白衣を着て並んだ医師の正体を明かすのですが、結構人数いるなぁと思ったですよ。

    設定はユニークではあったが、精神疾患の為に病院周囲に家を建てるとか。関与する医師人数が多すぎると思えたし。ちょっと芝居上の嘘とはいえ現実に即してないなぁと話にのめり込めなかったです。

    精神疾患は治るものではなく、一生付き合うものであり。人に危害を加えたりといった反社会性の行動が無ければ退院させるのが一般的のはずだよなぁとわかっている分。話が今ひとつに思えたです。=傷害事件関与者ばかりとか、症状は反社会的ではあるが。傷害まではいかなくとも、血族が裕福で患者を閉じ込める為に資金を出せるパトロンさんがいたとか説明して欲しかったなぁ。と、バックボーンの煮ツメが甘いかなぁと思えたです。

    舞台セットは左右AとBの席に分かれて、モニターにいろいろと説明文や質問文などが流れる手法は楽しめたですよ♪

  • 満足度★★★★

    引き込まれました
    ちょっとハイブローなサイコの世界だけど、なんとなく爽やかな印象。納得いかないところもあるけれど、2時間の上演時間の間ずっと引き込まれました。これまでに観た9-Statesの中では最も感銘を受けた作品。

  • 満足度★★★★★

    その選択は合っているか
    客席に座る時からこの芝居が始まっているのかもと終ってから気が付いた。
    芝居の内容を自分なりに解釈したのだが、それがどんどん壊されていく。どれが正しいのか本当なのかわからなくなる。そしてラスト・・・
    真実を知ることが必ずしも幸せとは限らない。
    見終わってから「あーーーーー、今日の劇は良かったなぁ」と思える芝居でした。

  • 満足度★★★★★

    普通とは数である。
    自分で考える普通とは他人が思っている普通とは違う。偏った目で見てる自分を再確認しました。救いようのない話(バットエンド)でとてももどかしい気持ちになった。終演後なにから考えればいいのかわからないくらいの脱帽感が残る見事なお芝居。

  • 満足度★★★★★

    脚本と演出がお見事。
    観念的で言葉遊びのように思えるセリフと最後にくるシンプルなオチが感無量でした。兄弟の別れのシーンは、映像でもう一度みたいと思えるくらい良かった。

  • 満足度★★★★★

    面白かった。
    難しい内容のように思えたけど、結果的にはシンプルな内容で、知らないこと、知ってることがあり人、病気について考えました。面白かったです。

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