オレアナ 公演情報 オレアナ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    結果が気になる!
    本当の意味での結果は解からないので、観終わったあとはモヤモヤしてました。
    誤解されそうな時は必ず第三者がいないと怖いですね!
    連想した電車のラッシュ時の女性専用車両の意味を再認識しました。
    役者は熱演で良かったですが、戯曲自体が日本人にとって馴染むかかどうかは微妙ですね!
    マメットは映画の脚本のほうが面白い!

    ネタバレBOX

    (脚本上)外人はよくしゃべる、日本人ならあんなにしゃべらないです。
    自己主張もほどほどに!途中で双方の言葉が本当か嘘か解からなくなりました。
  • 満足度★★★★

    【A:はらみか、大坪雅俊】観劇
    20年前に観たら全てが信じられなかったかもしれません。

    ネタバレBOX

    順調に行っていた壮大な人生設計が自らが関わったちょっとしたことによって突然音を立てて崩れることをオレアナと言うと解釈しましたが、改造に伴い降って湧いたような大臣辞任劇の多発よって長期政権を目論んでいた安倍政権に暗雲が立ち込めるような、年金を当てにしていたのに年金が減らされた元日本航空社員のような、もっとも彼らはそれでも多額の年金を手にしているので問題はないのでしょうが、教授として大学に終身いられる決定が下る直前に女子大生とのトラブルに巻き込まれ全てを失う教授の話。

    1991年アメリカ初演。日本でも10年ぐらい前から本格的にセクハラ問題が取り上げられるようになり、冤罪も含めて今となっては分かった上で観ていますから言えることですが、教授の部屋で女子大生と一対一でいることの恐ろしさ、肩に手を置くなどの行為が招く恐ろしさ、日本では生徒に対して恋愛感情抜きで好きとはあまり口にしないとは思いますが、誤解され易い言葉を使用した場合の恐ろしさなどを理解せずに対応したことが大間違いでした。

    二人芝居だから仕方ないのですが、特に問題が公になってから何度も女子大生を教授室に呼んだのは敗因でした。

    何かの資格を取るためには必須の教科で、勉強に追いつけないことへの悩みを相談するために教授室を訪れたのは本当だったのか、そもそもが女子大生が加入している大学改革運動みたいなサークルの策謀だったのか判然としませんが、男性の方に感情移入した立場としてははめられた感が強かったです。そして、その立場からすると、学生を理解できず、きちんと指導できなかった先生が悪かったのだと主張する女子大生の涙目には違和感を覚え、もっとざまあみろといった冷ややかな目が相応しかったのではないかと思いました。

    不動産を探すのは終身教授が決まってからでも良かったんですね。調子こいて先走り過ぎて余裕がなかったですね。

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